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[外交・防衛] 在沖海兵隊「1万8000人」は自民党政権のデッチ上げ http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/314.html
普天間新たな疑惑〜米軍幹部がポロリ 政府が普天間代替施設建設の根拠としてきた「在沖縄海兵隊の定数を1万8000人」という数字が、基地利権絡みのデッチ上げだったのだ。 今月4日に民主党の沖縄等米軍基地問題議員懇談会会長の川内博史衆院議員が沖縄海兵隊基地を現地視察。訪問先のキャンプ瑞慶覧で、在日米軍トップのロブリング中将に質問した。 1万8000人とは、現行の辺野古移設計画(V字案)でグアムに移る8000人に、政府が移転後に残るとしてきた1万人を足したもの。V字案をまとめた当時の守屋武昌防衛事務次官と、額賀福志郎防衛庁長官が出してきた数字だ。 沖縄県基地対策課の調べでは、在沖海兵隊員は1万2400人(08年9月末時点)。2月に北沢防衛相も「イラク、アフガンに行っているので実数は4000〜5000人」と語るなど、数字の根拠は曖昧だった。 ロブリング中将は「部下に答えさせる」と退席。代わった在沖米海兵隊外交政策部のエルドリッジ次長は「(1万8000人は)日本政府が言った数字だ。私たちの責任ではない」と言い放ったという。守屋と額賀が持ち出してきた数字を否定したのだ。 普天間の代替施設は必要なかった 本当にブザケタ話だ。当の米軍は、06年7月の「グアム統合軍事開発計画」や08年8月の「グアム軍事統合マスタープラン」で、普天間基地の機能および全部隊のグアム移転を発表済みだった。米軍にとって普天間の代替施設は必要なかったのだ。なのに、自民党政権は巨大利権を生み出すため、根拠となる数字をデッチ上げてまで、V字案をまとめたのだ。 政権交代がなければ、こうした利権絡みのインチキは永久に闇の中だったろう。普天間問題をことさら、日米間の重大事のように煽り立て、民主党政権イジメに走る大マスコミも、いい加減に目を覚ますべきだ。 (日刊ゲンダイ 2010/04/12 掲載) 参考URL
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