投稿者 純一 日時 2010 年 4 月 12 日 22:12:44: MazZZFZM0AbbM
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/12450525.html
新ベンチャー革命2010年4月11日 No.107
1.“自分のカネで自分が買われる”病根を摘出したのは民主党小泉(俊)議員
現在の日本が“自分のカネで自分が買われる”病という奇病に侵されていることに国民がようやく気付き始めました。その立役者が民主党小泉俊明議員です。
彼が国会の場で小泉・竹中郵政民営化の犯罪的欺瞞性を告発したのです。この告発により、“自分のカネで自分が買われる”病が国民に見えてきました。
たとえば、小泉・竹中全盛時代の2006年3月、あの読売ナベツネが米国パートナーと仕組んだ目くらまし“王ジャパンの日本プロ野球チーム”が米国を破って、世界一となったと国民が浮かれていたとき、実は、小泉・竹中郵政利権一派がこっそり、日本の国有資産(112兆円相当)を売り払ってハゲタカよろしくむさぼり食っていたのです。
筆者は、この事実を見逃さず、ちゃんとメルマガに書きとめていました(注1)。このようにナベツネ率いる悪徳マスコミは、国家犯罪を告発するどころか、国家犯罪者を庇う機能を果たしています。
さて2010年2月、衆院予算委員会において、民主党小泉(俊)衆院議員による小泉・竹中郵政改革の実態告発があり、ネット世界では大変な反響を呼びました。
本ブログ(注2)でもこの話題を取り上げました。この告発はたまたまNHKの国会中継で全国に中継されたものの、案の定、NHKのみならず、大手マスコミはまったくフォローなし、です。
小泉(俊)議員が、小泉・竹中郵政改革は国家犯罪に等しいと断じているのに、検察・マスコミからまったく無視されるとはいったいどういうことでしょうか。
もし、彼の国会での告発が事実無根であれば、犯罪者呼ばわりされている小泉・竹中両氏は、小泉(俊)議員を名誉棄損で訴えるべきでしょう。ところが不思議なことに、両氏はおろか、郵政民営化を推進した自民党からも、まったく抗議の声は挙がっていません。まさに“触らぬ神に祟りなし”といったところでしょうか。国民からの怒りの声もゼロです。唯一、ネット社会の住人のみが、本件を取り上げて騒いでいるに過ぎません。
これほどの、歴史に残る重大な国家犯罪が行われたというのに、まったく騒がれない日本というこの国は不健康そのもの、やはり病気としか言いようがありません。こんな病的異常の国家が、今後とも地球上でまともにやっていけるはずがありません。
2.“自分のカネで自分が買収される”という摩訶不思議な日本というこの国
上記、小泉(俊)議員の告発に刺激されて目覚めたネット愛好者の発見、それは“自分のカネで自分が買われている”というとんでもない病的な倒錯現象を発見したことでしょう。若い人を含め、かなりのネット愛好者がこの倒錯現象に気付き、唖然としています。
本ブログ(注2)でも触れましたが、この病的倒錯現象は郵政民営化選挙が行われた2005年に、すでに『新帝国循環』と命名されていました。その名付け親は、故・吉川元忠元神奈川大教授(注3)です。
2005年、小泉政権下、国論を二分した郵政民営化政策の強引な押し付けの過程で露呈した日米政治経済関係の病的異常性を上記、小泉(俊)議員に先駆けて告発していたのが、実は吉川(きっかわ)先生でした。
3.ヒーロー小泉(俊)議員より先駆者であった吉川先生の不審な突然死の謎
吉川先生は、2006年1月初版の『国富消尽』(注4)という本の執筆途上か、あるいは執筆直後かの時期、2005年10月26日に突然、逝去されています。筆者は疑惑をもって、いろいろ調べましたが、死因不明です。死ぬ直前まで、本を書くほど元気だった人が、急死するのは非常に不可解です。
この本(遺作)に『新帝国循環』という“日米政治経済関係の秘密”が暴露されています。当時、小泉・竹中コンビを闇でハンドルしていた米国覇権主義者のジャパンハンドラーからみて、吉川先生は、冤罪で嵌められた植草一秀氏と並んで、極めて不都合な日本人のひとりだったのは確かです。
ところで蛇足ですが、筆者は山口県周南市の生まれです。同じ山口県出身者一覧に吉川先生の名前がリストアップされています(注5)。『きっかわもとただ』というそのお名前から想像するに、錦帯橋を作った岩国藩の吉川(きっかわ)家(長州藩毛利家一族)の由緒ある家系のご出身ではないでしょうか。
家系を非常に重視する米国戦争屋ボス・デビッドRFからみて、吉川先生のような人物(幕末の志士を生んだ毛利家の子孫)に騒がれるのは非常にまずいわけです。そして、都合よく吉川先生は亡くなられたのです。
4.“自分のカネで自分が買われる”病というのは有史以来初の倒錯的珍現象
さて、地球上で、おカネなるものが発明されたのは紀元前だと思いますが、“自分のカネで自分が買われる”という今日の日本の病的事態は、人類の歴史始まって以来の珍現象だと思います。おカネというのは、モノやコトの売買に伴う、代替交換物です。ですから、おカネの本来機能を考慮すれば、自分のおカネで自分の持ち物が買われるというのは“アリエナイ!”現象です。
ところが小泉政権時代にその“アリエナイ!”現象が起きたのです。拙著(注6)の記述を引用すれば、
“小泉政権が数十兆円規模の円売り・ドル買いを行ったため、為替市場に流通した大量の円を国際金融資本が買い取り、今度はその円で、日本企業株が買われ、日本の企業や不動産が買われたため、2006年ごろから2007年にかけて日本の景気が回復したかのように見えた。”
わかりやすい例えで換言すれば“自分の持家の所有権を金融機関に預けた自分の貯金で買い取られる”に等しい倒錯的珍現象が小泉政権下で起きたということです。
自分の家を失い、自分の預貯金も勝手に使われ、気が付いたら無一文になっていたということです。絶望的な気持ちになります。その結果が、今日の“日本の貧乏化”現象(注7)ということです。2009年9月の政権交代は、国民の肉体に、その病的異常の影響(貧乏化)が及んだ結果、起きたのです。
5.“自分のカネで自分が買われる”という奇病は自民党政権時代に罹ったもの
“自分のカネで自分が買われる”という病気そのものは、小泉政権以前の自民党政権時代から、長年かけて罹患していたのですが、米国ジャパンハンドラーに支配された日本の大手マスコミによる国民への麻薬注射で、国民の頭脳も肉体も麻痺させられていたということです。それは今なお続いています。ところが、ネット情報の発達で、麻薬中毒から脱しようとする国民が今、急増中なのです。
6.なぜ、“自分のカネで自分が買われる”病が日本で発生したのか
それでは、有史以来初の奇病、“自分のカネで自分が買われる”病がなぜ、戦後日本で発生したのでしょうか。その病因は、極めて単純明快です。その理論的説明が吉川先生の『新帝国循環』説ですが、人間の病気に例えれば、一種の『糖尿病』です。
日本国民がせっせと働いて貯めたカネ(円)が知らぬ間に米ドルに化けて、米国に一方的に垂れ流しされるという病気です。だから、われわれ日本国民がいくら一生懸命働いても、豊かになれないのです。この資金循環プロセスの中に国際金融資本が入っていて、日本買いが起きたに過ぎません。
7.どうすれば“自分のカネで自分が買われる”病から救われるのか
それでは、どうすれば日本は病(やまい)から救われるのでしょうか、答えは簡単です。米国に垂れ流しされたわれわれの国富を、有史以来、今日まで地球上で守られてきた“おカネの基本ルール”に従って、米国が日本に返済してくれればよいのです。
しかしながら、一方的垂れ流しで米国に溜まった日本国民の対米債権(=日本国民の資産=700兆円)を米国はまったく返さないのです。ここに日本の罹った“自分のカネで自分が買われる”病の根本原因があります。
米国に事実上、買収されたに等しい悪徳ペンタゴン(マスコミ含む)日本人は、そのことを知っていても、国民に知らせないばかりか、あろうことか、アメリカ様の味方を務めているのです(だから悪徳ペンタゴンと呼ばれる)。上記、小泉(俊)議員の重大告発が検察・マスコミ(悪徳ペンタゴン)から無視される理由もここに存在します。
悪徳ペンタゴンの連中は、日本がいくら貧乏化しても、自分たちはアメリカ様にゴマ摺っていれば救われると錯覚しているのです。要するに、日本の罹った糖尿病の根本治療を邪魔する日本人(悪徳ペンタゴン)が、日本国内に巣食って、国民の敵と化しているということです。
彼らを退治するには、われわれ国民がマスコミでは決してなく、ネットから学んで、賢くなるしかありません。今、ネット愛好者が急増しているのは事実ですが、日本全体からみれば、まだまだ少数派なのです。
政権交代によって、小沢・鳩山民主党はアメリカ様と丁々発止、闘おうとしています。国民は全力でこれを応援するしかありません。それを邪魔するなんて、到底許されません。
日本国民が一丸にならずして、民主党政権は、あのしたたかなアメリカ様とハードネゴできるはずがありません。このネット社会において、依然、悪徳マスコミに踊らされている多くのお人好し国民よ、早く目を覚ませ!
注1:ベンチャー革命No.188『日本政治の親米化促進:偽メール事件の意味』2006年3月23日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr188.htm
注2:本ブログNo.93『小泉・竹中政権への疑惑浮上:自民も日本もぶっ壊す!』2010年3月17日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/10778003.html
注3:吉川元忠、ウィキペディア参照
注4:吉川元忠・関岡英之[2006]『国富消尽』PHP研究所
注5:山口県出身の人物一覧、ウィキペディア参照
注6:拙著『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社、2008年、35ページ
注7:ベンチャー革命No.251『日本国民はなぜ、貧乏化しているのか』2008年1月4日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr251.htm
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto
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