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「みんなの党」の予想される末路 30年前の新自由クラブと酷似か (ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/286.html
[はじめに、新世紀人のおことわり]… ですからマスコミ(糟塵)がこの党を応援するのです。 日刊ゲンダイのこの一面記事はゲンダイ的考察日記様が転載してくださいました。 日刊ゲンダイは今や基本論調は「日刊ブルータス」であると私は考えています。 従ってこの記事は、みんの党を批判するに当って、民主党との連立を強力に行っている これは、民主党を好都合に持って行きたいと密かに応援している外国グループの思惑に沿ったものでしょう。 尤も、外国グループは例えばウォルフレン氏などのヨイショ評論などを提供して基本的には鳩山・小沢政権を応援して行きます。 自民党公明党による連立政権の悪政からの脱出に成功した連立政権は連立を解消してはいけません。 社民党と国民新党との連立の解消が悲願として考えられているのでしょう。 民主党が単独首位を守っても、また、守れなかっても、むしろ守れなかった民主党にはみんなの党や属国売国志向の他の新党や自民党や公明党が連立を申し出て、民主党は弱体化し、前の自公政権と同様の外国金融覇権べったりの政権に転落する事態を招くでしょう。 そして日本の富は金融覇権勢力に吸い取られ、世界中への原発推進拡大に電気機器メーカーをはじめとして協力させられる事になるのです。 以下、日刊ゲンダイ(日刊疑惑ブルータス)の記事をゲンダイ的考察日記様から転載いたします。
2010/04/12(月) 07:42:16 [政治(民主党政権)] どうせ国と国民のプラスにはならない新党の乱立騒ぎ 「みんなの党」の予想される末路 衆参合わせて6人の小政党の代表が、得意絶頂だ。「みんなの党」の渡辺喜美代表である。 「このまま党勢の拡大傾向が続けば、参院選の目玉になるのは確実。30人程度の公認候補者を出すつもりのようですから、うまくいけば2ケタ議席獲得も視野に入ってきました」(政界関係者) みんなの党の人気上昇に続けとばかり、平均年齢70歳の「たちあがれ日本」ができた。中曽根元首相の秘書を公認候補として発表した8日の会見で、たちあがれについて聞かれた渡辺は「あ〜、すいません。立ち枯れと聞こえてしまった」と笑いを誘い、「名は体を表すで、立ち上がるためには、もうちょっと若々しいパワーがあったほうがいいのかな。という感じがした」と余裕の受け答え。ライバルにはならん、と自信たっぷりだった。 週刊誌のインタビューでは「政局ではなく政策で政界再編を果たすというのが我々の最終目標」(週刊文春4月15日号)と意気軒高だ。しかし、みんなの党の前途は、本当に明るいのか。過去の新党ブームの歴史を振り返ると、なかなか厳しい現実が見えてくる。 10年で解党に追い込まれた新自由クラブ もっとも分かりやすい例がロッキード事件発覚直後の1976年に「保守政治の刷新」を掲げて衆参6人で旗揚げした「新自由クラブ」である。この年の暮れに行われた衆院選で、全国的なブームが起こり、なんと17人の当選者を出した(さらに追加公認1人)。 ところが、代表の河野洋平と幹事長の西岡武夫の路線対立が激化し、西岡が離党。79年の総選挙ではわずか4議席と惨敗してしまった。この年、大平首相(当時)の首班指名選挙で、新自クは、大平からの要請を受け入れ、1回目の投票から4人そろって大平に投票。大平内閣との連立にかけたが、自民党内の反発などで挫折。その後、田川誠一代表時代の83年、田中角栄有罪判決直後の総選挙で自民は過半数割れ。第2次中曽根内閣で、新自ク(衆院8議席)はついに連立を組む。 しかし、結党10周年を迎えた86年の総選挙で、6議席の大惨敗。8月に解党、大半のメンバーは自民党に復党した。 最後の選挙で候補者の応援演説に臨んだ河野洋平は「立党10年周年」を強調した、ところが、聴衆の反応はさっぱり。当時のことを東京新聞(夕刊)の「この道」というコラムの中で、こう振り返っている。 新党の最期は無残である。今は無党派層の支持を集めて人気化しているみんなの党が、同じ運命をたどることは十分あり得る。 政治評論家の浅川博忠氏はこうみている。 新党の旬は極めて短い。やがて党内抗争やカネ詰まりに直面し、時の政権党に吸収されていく可能性が大である。 新党ラッシュに惑わされてはダメ 「新党ブームとはいっても、小政党の生き残りは与党政権と連立を組むしかない。でも、それは国政にとってはマイナスの作用が働きます。その象徴が国民新党です。郵政問題、予算、普天間問題などで民主党政権を振り回し続けてきた。政党支持率がほとんどない極小政党に、衆院300議席超の民主党が譲歩を強いられ続けたのです。尻尾が頭を振り回す結果で、政権運営に気を使うあまり、肝心のマニフェスト実現のスピードが遅れてしまった。連立相手が代わろうが、これと同じことが今後も起きるのです」(浅川博忠氏=前出) 連立相手の足元を見て、パートナーの小党は無理難題を吹っかける。小党として、常に存在感を示し続けなければならないからだ。こんな状況が日常化すれば、民主党はマニフェスト実現を進めようとしても、遅々として進まない。その結果、国民に愛想を尽かされ、内閣支持率の低下を招く。 一気に政権を担当できるほどの新党なら別だが、最初から連立目的の弱小政党では、第3極になり得ないし、連立のお荷物でしかない。国政の停滞を招くだけの存在になりかねないのである。 政権を育て上げるのが有権者の責任 法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。 新党ブームとかに浮かれていると、ロクなことにならない。30年前の新自由クラブの挫折と、小党が絡んだ連立政権の弊害を、有権者はいま一度シッカリと考えるべきである。 (日刊ゲンダイ 2010/04/10 掲載) -------------------------------------------------------------------------------- みんなの党は、公務員制度改革を掲げていますが、民主党も脱官僚政治・公務員制度の改革をやろうとしています。ならば、一緒やればいいのに、その気はない。それどころか、(今まで出来なかった)自民党と一緒になって「公務員改革法案(代案)」を出してきた。自民党の「別働隊」にすぎないといわれる所以です。 2 81 +−
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