★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84 > 250.html ★阿修羅♪ |
|
戦後日本人を最も苦しめてきた国は? (政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/250.html
http://blog.goo.ne.jp/yamame1235/e/f9ee954931eb1d7423a6ec31eaa90716
多くの人が何の疑念もなく思いこんでいる。 戦後日本の平和と安全はアメリカの軍事力によって保たれてきた。 本当にそうなのだろうか。 1951年サンフランシスコ平和条約締結により、日本は独立を回復した。 首相「米の言いなりにならない」 米誌インタビューで http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100410/plc1004100501003-n1.htm 鳩山由紀夫首相は9日までに米タイム誌のインタビューに応じ、日米関係について「日本にとって最も大事な関係」としながらも、「今までは米国の主張を受け入れ、従属的に外交を行ってきた」と指摘した。その上で「一方的に相手の言いなりになるよりも、お互いに議論を通じ、信頼を高めていく」と強調した。 戦後65年経って、独立国の総理大臣がこんな事をわざわざ言わねばならないほど、日本はアメリカの言いなりになってきた。
(1)核持ち込み=1960年の日米安全保障条約改定時に、核を搭載した艦船が日本に寄港する場合は、事前協議の対象外とする取り決めが交わされたとされる。 (2)朝鮮半島有事の際の在日米軍基地自由使用=休戦状態にある朝鮮戦争に関し、在韓の国連軍が攻撃を受けた場合に備え、米軍が事前協議なしに在日米軍基地から出撃することを認める内容。 (3)沖縄への核再配備=1972年の沖縄返還に際し、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が交わしたとされる取り決めで、有事に当たって沖縄の米軍基地に核兵器の再配備を認める内容。再配備には事前協議が必要としたが、首相と大統領の合意議事録で、日本側は速やかに了承することを確約している。 (4)沖縄返還時の土地原状回復費の肩代わり=沖縄返還に際し、米軍基地跡地の原状回復補償費400万ドルを日本側が肩代わりするとした取り決め。(2010/03/09) これらに加えてまた新たな密約が発覚した。
日米地位協定の前身にあたる日米行政協定で、日本に駐留する米兵らの犯罪について、米側に実質的に裁判権を譲るとした日米間の「秘密合意」が存在したことが10日、外務省の調査で明らかになった。 日米行政協定では、米兵らの公務外の犯罪は日本に裁判権があると規定していたが、研究者らが米国の公文書で秘密合意の存在を発見、指摘してきた。日本側でこの点が判明したのは初めて。
米兵による犯罪被害者となり得る日本人の人権を完全に無視したものであるといえよう。 すべての密約は、表面上の取り決めを越えた利益をアメリカに認めたものである。 日本の平和と安全を保持するためのやむを得ない方策であった、と彼等は言うだろう。 しかし、すべてはアメリカのプレゼンスが抑止力として有効であるという前提があって初めて成り立つ議論である。 ところでサンフランシスコ平和条約締結後、日本を取り巻く情勢は、そのような危機が現実問題として起こりうる状況にあったのか? しかしその間日本は自身の国防予算をゼロにしていたわけではない。
公表している国防費だけで2007年に日本を抜いている。近代化を進める中国軍は、新型戦闘機や宇宙空間の開発に力を入れており、今後も増加傾向は続くとみられる。 中国の公表数字があてにならないものとしても、中国の防衛予算が日本を抜いたのはそう古いことではないだろう。
脅威は現在でこそ増大しているかもしれないが、中国が過去65年間、日本の脅威でありつづけたとは考えられない。 中国が、経済覇権と軍事覇権の両立を意図しているのは多分確かであろう。 いずれにしろ政府が国民を欺いてまで、”米軍に駐留していただく”理由があったとは思えない。 戦後65年。 北朝鮮は百人を越える日本人を拉致したと思われる。 沖縄に住む人たちだけではない。 政府は、存在するのかどうかも分からない脅威を口実に日本国民の不利益を無視し、アメリカの利益を図り続けてきた。 我々は、”アメリカ軍に駐留していただく利益”と”それによって被る国民の不幸”を冷静に比較衡量し、日米安保条約そのものを考え直す時期にきているのではないか?
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK84掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |