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あれは検察による言論弾圧だった! 5年前の鹿砦社・松岡社長の逮捕・拘留 (日々坦々) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/233.html
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-403.html 2010⁄04⁄11(日) 06:19 「鹿砦社(ろくさいしゃ)」という出版社がある。 イメージ的には「暴露系出版社」ということで、あまりいい印象をもっていなかったので、出版物は読んだことが無かった。 本ブログ3/4エントリー、≪「検察タブー」に挑戦してきた「噂の真相」、的雑誌待望論≫http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-337.html でのコメントで、噂の真相に代わるのは鹿砦社の「紙の爆弾」ではないか、との意見が寄せられた。 気になってはいたが、思い出すように4月7日に発売された5月号をアマゾンで買ってみた。 (アマゾンでは送料無料が継続している) いま出ている雑誌の中では一番「噂の真相」に近いのかもしれない。 確かに噂の真相が休刊してから1年後の2005年4月に創刊し、創刊のメッセージには、≪私たち「暴露本出版社」鹿砦社は、かの『噂の真相』の<受け皿雑誌>としてその<スキャンダリズム>の精神を継承し、新しいスキャンダル雑誌を創刊します!<ペンのテロリスト>として、世のタブー、巨悪に立ち向かう雑誌にします!≫と謳(うた)っている。 http://www.rokusaisha.com/0test/topi/topi200504.html しかし、創刊して三ヵ月後の2005年7月、鹿砦社社長の松岡利康氏が、神戸地検特別刑事部に名誉毀損罪で逮捕されてしまう。 その時の様子をウィキペディアでみてみると ≪2005年7月12日、社長の松岡利康が名誉毀損の疑いで逮捕された。発行物および ウェブサイトで、パチンコ会社のアルゼ、プロ野球チーム・阪神タイガースの元職員を中傷したというのが容疑の内容だった。鹿砦社は家宅捜索を受け、業務に必要な書類をことごとく押収されたため、事実上壊滅状態になった。しかし、社員や支援者団体等の尽力で、『紙の爆弾』など一部の刊行物は残った。松岡の保釈は、逮捕からちょうど半年後、時期的に言えばライブドアの堀江貴文社長(当時)が逮捕された数日後に認められたのだが、その際、鹿砦社側は「鈴木宗男より早いタイミングで認められたとはいえ、保釈請求(抗告を除く)が4回目でやっと認められているからには、はっきり言って長すぎる」と、司法当局に対して不快感をあらわにしている。検察は松岡に懲役1年6ヶ月を求刑した。≫ として、戦後では、出版社やその責任者が名誉毀損として刑事訴訟の対象となるのは異例で、他には 1976年の月刊ペン事件、1995年の噂の真相事件しかなく、本件で3例目とのこと。 通常、出版物での名誉毀損の場合は、字になっていて証拠隠滅は無いということで、逮捕までいくことは考えにくい。 今でこそ、こんなことを言ってはいる自分自身も、当時、鹿砦社社長逮捕を知って「ああ、やっぱりなあ」というのが感想だった。 それだけまだ「検察=不正義」は世の中にも浸透していなかった。
この検察・警察の大弾圧で鹿砦社が経営的、財政的に潰滅的な打撃を受け、社員も散り散りになる中、この「紙の爆弾」だけは、編集長の中川氏が頑張って出し続けてきたということだ。だが相次ぐ訴訟を抱えながら体力を奪われ、5年目にしても会社としても大変なことは変わりはない、危機的な状況下にある、といういことだ。とにかく年間購読をしてください、との訴えを5月号巻末「5周年にあたって」で社長の松岡氏が訴えている。 また、初心に立ち返るためとのことで、「紙の爆弾」創刊時に誓った「『強きを挫(くじ)き、弱気を助ける』心優しき<ペンのテロリスト>であり続けたい」と結んでいる。 噂の真相的懐かしさも感じるので、これから読んでいこうと思う。
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