「【３０人コラム】中曽根康弘元首相　政界刷新に「地震」起こせ
2010.4.9 00:50

　５日、与謝野馨元財務相が来訪した。「自民党を離党して新党をつくる」と言うので、「『やむにやまれぬ大和魂』というようなものだ。自民党を割って、政界に異変を生じさせ、日本の政治改革の導火線に火を付けようというその志はよろしい」と激励した。

　今、日本政治を若返らせ、革新させていくには、「地震」を起こさなくてはならない。

　鳩山内閣の支持率は、発足当初の７０％台から今は３０％割れ寸前のところまできている。民心はおおかた、鳩山内閣から去ったとみてよいだろう。米軍普天間飛行場移設問題や子ども手当支給、郵政民営化をめぐる問題などをみるにつけ、鳩山政治はやることがあまりにも拙劣であり、本質的な改革を断行して、民衆に受け入れられることをやれなかった。しかも、自民党時代と変わらないマンネリズムがはびこり、停滞して動きが取れないような状態になっている。民主党の支持率が低下しているのも至極当然のことだといえる。

　そうなると、野党の自民党に期待を寄せたいところだが、自民党は谷垣禎一総裁が温厚な人柄だから、鳩山内閣を激しく攻め立ない。政権打倒、政権奪取という気概が感じられない谷垣自民党に国民はもどかしい思いでいる。

　与謝野氏らが新党で掲げる「打倒民主党」は、谷垣氏らも思いは同じはずだ。しかし与謝野氏は、こんな薄弱な自民党に不満を募らせ、ここで決起しなければ自民党の立党精神を忘れて無為無策の政治家とみられる、それを潔しとしない、自らが「突撃隊」を編成して体当たりをしよう、「地震」を起こして政治の構造改革をやろうという挙に出たのではないか。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100409/stt1004090051000-n1.htm
「　自民党内には、与謝野氏らに限らず、党の現状に不満を持つ議員が相当多いはずだ。平沼赳夫元経済産業相や与謝野氏らの新党結成は、こうした議員への連鎖反応を誘導するだろう。

　しかし、参院選を直前にして総裁を谷垣氏から代えることは、かえって自民党全体の薄弱な内面を露呈させることにもなり、参院選にも有為に働かない。このタイミングでは、谷垣という連隊旗はそのままで、幹事長をはじめとする他の主要幹部を交代することで立て直しができるか。

　谷垣氏は、河野太郎君を幹事長代理に登用した。国民受けをねらって抜擢（ばつてき）したのだろう。河野君が就任直後から党内の世代交代を訴えるところは、自民党も改革の端緒に就いたという印象を与えたように思わせる。しかし、幹事長代理に起用しただけでは、政界の刷新や、自民党の思い切った改革には至らない。

　若手を主要幹部に登用してもすべてがうまくいくわけでもない。選挙には党の運営や組織に長けた経験や能力が必要だ。地方の信頼もないと任務は全うできない。

　国民は新党や既存政党の動きに、新しい国家像や期待を見いだそうとしている。このため、新執行部の体制とともに、参院選のための新政策も至急作るべきだ。新党に負けないためには、マンネリズムの打破とともに、国民の期待に沿って行動を起こすべく、自民党本体の刷新が急務である。

（なかそね　やすひろ）」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100409/stt1004090051000-n2.htm

一応、「彼ら」の主張も読んでみようと思って読んでみたのですが…。結局何が言いたいのか全く分からない、という気もします。気のせいでしょうか？ 　

コメント
01. 2010年4月10日 16:10:46: PQWFxgYClo 大和魂も大変だ。やむにやまれぬが泥舟から這い出したねずみの次の逃げどころなのかしらんけどさ。
02. 2010年4月10日 18:05:30: F7RW5rxiO6 よく人前に顔を出せますね。気付かないふりですか、ＭＵＭＩＫＥＳＩの中曽根さん。貴方に、大和魂なんて言葉を使って欲しくない。厚顔無恥のまま、終わるのですか？自民党をここまで駄目のしたのは、あなた方長老が、いつまでも利権にしがみ付いていたからです。
03. 2010年4月10日 19:25:10: JiuafC5wMQ 疲労劣化老害し中曽根氏あなたは霊界では地獄に落ちるでしょう。中曽根氏に言いたい，人の役に立つことです、人の役に立つことは，誠意をすくすことです。誠意とは偽りのないことです。 （米国公文書）によるとロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」では、田中角栄氏にすべて犯罪を押し付けて、中曽根は逃げ切ったとある。中曽根は非人間、万死に値する。公文書によると、チャーチ委員会で事件が発覚した時点ではアメリカの陰謀ではなく事件が発生し、自民党/中曽根の要請によってアメリカが介入してロッキード事件の真相の道筋を捻じ曲げたというのが真相なら，アメリカは共犯であって陰謀の主犯は自民党じゃないか。自民党清和会の陰謀であろう。アメリカが「田中角栄を排除する事にしたから清和会もその線で動くよーに」と命令して清和会が手先になったと言える。 三下ライターの立花隆は長生きしすぎた，韓国系ジャーナリストの「ロッキード事件はあなたが仕掛けたものか」との問いにキッシンジャー国務長官は「オフコース（もちろんだ）」と答えたらしい中曽根康弘、吉永祐介（元検事総長）、河上和雄、堀田力、立花隆を即刻証人喚問する必要がある。中曽根は当時幹事長、全てを田中角栄に押し付け逃げ延びたと言う噂は当時から言われていた。
04. 2010年4月10日 19:32:28: WkSragiUfY 「ここで決起しなければ自民党の立党精神を忘れて無為無策の政治家とみられる、それを潔しとしない、」 自民党立党精神がなんぼのもんじゃい。長期政権下の自己の所業が、日本の現状をもたらしてるのだから、大和魂が寸部でも残っているなら、潔く責任を取り給え。 それにしても、こんな脈絡もない評論で隙間埋めをやる産経も相変わらずだな。 いっそ、新次郎にでもしゃべらせたほうが、効果あるとおもうよ。
05. 2010年4月10日 22:47:27: HoEdzeBkC2 中曽根、平岡ら、不純な似非国粋主義者らが、松陰先生の和歌を引用するとは、冒涜にもほどがある。
06. 2010年4月10日 22:59:28: Sx4BKLXNCo 新党って言ったって、自民党連中が移籍したものばかりじゃないか。 最近はメディアも自民党政権でないとこの世の終わりのような論調ばかり。 一体、どんな恩があるのだろう。
07. 2010年4月10日 23:47:13: xDSRSBQsrs 「地震」という例えが痛々しい。 錦の御旗がなにもないから、単に地震という物理的刺激の例えでしか語れない。 今起きているのは馬糞の川流れということがよくわかる。 大勲位の文章も馬糞の川流れのように脱力してるのが痛々しい。
08. 2010年4月11日 18:17:24: s8hagw09v2 中曽根のおじいちゃんお部屋に戻りますよ。 あらあらまたウ○コもらしちゃって・・・。まったく世話が焼けるんだから。
09. 2010年4月12日 01:27:06: DoscMwsZqW 中曽根ってのは、ふてぶてしい野郎だ。 自身の過去の悪行を知らん振りして、よく言うよ。 小泉・竹中といい勝負だ。

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