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鳩山内閣5月「孤独死」(AREA)-先日問題になった記事ですが、明らかに見出しに偽りあり http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/182.html
AERA・4/12号・見出しの無神経さに唖然!≪鳩山内閣5月「孤独死」≫ (日々坦々) で問題とされた記事がniftyにありましたので、参考用に転載します。 「鳩山内閣5月「孤独死」 4ページ中 1ページ目 旧民主党結成から14年。志は日に日に薄れていく。当時の中心メンバーは理想と現実の間で揺れる。 結論はずっと前に出ていたのかもしれない。 3月30日、亀井静香郵政改革相(国民新党代表)の「言い値」で決着した郵政改革法案である。 1996年の旧民主党結成に深くかかわった「インサイダー」編集長、高野孟さんは、きっぱり言った。 「これは、改革を標榜してきた民主党の根幹にかかわる問題だ」 実は民主の大半が了承 3月17日、民主党中堅のホープ、原口一博総務相は政治資金パーティーの冒頭、300人の聴衆を前に、こう切り出した。 「今日の主役はなんと言っても、オトコ、亀井静香。ご一緒に郵政改革、これね、ほとんど皆様に発表する秒読みまできました」 亀井氏も上機嫌で応じた。 「必ず総理になりますよ、この方は」 と原口氏を持ち上げ、 「原口大臣と今ね、ガチッと組んでやっています。地域のため、日本全体のために郵政事業をどう進めるか。原口大臣と歴史の審判に耐えうる改革をやる決意に燃えているわけであります」 とぶち上げた。」 「原口さんは郵政マネーが肥大化したらどうなるか、そのリスクをよく理解している人です。この先、経営が立ち行かなくなった日本郵政に多額の税金が投入される恐れは大きい。彼が本心から亀井案に賛成しているとは思えない。ただ、今の状況を察して、彼なりに踏ん張った末、この線(郵便貯金の預け入れ限度額2000万円)で収めたのでしょう」 今の状況とは、国民新党が政権から抜ければ参院で法案が通らなくなる現実、さらに参院選を控えて23万人の組合員を抱える日本郵政グループ労働組合と対立したくないという思惑、それらが絡み合ったものだ。 ただ、原口氏の知恵袋であるシンクタンク代表の山崎養世氏は「根本からビジネスモデルを変えない限り、経営は安定しない」と断言する。 ここで論点を整理したい。郵貯の限度額は今、1人あたり1000万円。日本郵政は限度額の撤廃を一貫して求めてきた。規模の拡大がビジネスに有利に働くと踏んでいるからだ。これに対し、民主党はもともと、限度額を500万円に引き下げる「郵政マネー縮小論」を掲げてきた。郵貯マネーの拡大を放置すれば、地方の銀行、信用金庫、信用組合は郵貯に資金を吸い取られ、日本の民間金融が衰退してしまう、と考えるからだ。 2005年の総選挙で郵政民営化を前面に掲げた小泉純一郎首相(当時)に対し、民主党は「より根本的な改革案は我々のほうだ」と訴えた。縮小論とりまとめの中心人物、五十嵐文彦民主党衆院議員は、今でもこの案がベターだと考えている。 「亀井案が実施されれば、融資能力のある民間金融機関から、融資能力のない日本郵政に資金が流れ、日本中の金回りが悪くなり、不況をまき散らす」 懸念を持つのは五十嵐氏だけではない。」 「一般論として理解を得にくい」(枝野幸男行政刷新相) 「(ゆうちょ銀行の預け入れ)限度額を上げて国債の引き受けに使われるのは愚の骨頂だ」(前原誠司国土交通相) いずれも、小沢一郎氏が率いた自由党と合併する前の、旧民主党の中心メンバーであり、民主党の「改革DNA」を引き継いできたという自負を持つ。改革DNAとは、「官」主導から「民」主導への構造転換。小泉改革と通じる面もある。 前述の松原氏は90年代後半、郵政改革を話し合う超党派の国会議員の勉強会を発足させた。自民党から参加したのは小泉純一郎氏ら数えるほどで、中心メンバーは前原氏ら民主党議員。郵政マネーを肥大させるような亀井案など論外だった。 ところが今や、与党内で支持がさっぱり広がらない。3月29日に政府が開いた郵政改革関係政策会議に出席したおよそ40人の与党議員は亀井氏の暴走を批判するどころか、「閣内不一致の印象を国民に与える」と仙谷氏らの対応を非難した。 松原氏は冷ややかに言った。 「旧民主党は旧自由党と一緒になり、小沢氏のもとで完全に方向転換した。それまで小泉内閣と改革競争をしていたが、小沢氏は小泉氏と同じベクトルでは政権は取れないとして、格差是正、弱者救済に大きく舵を切った。その時点で構造改革と決別したわけです。今、昔の理念を言い募ったところで、党内では、今さら何を、といった雰囲気なのでしょう」 そこまで遡らなくとも、昨年夏の総選挙後に小沢氏が国民新党を連立内閣に引き込み、元大蔵事務次官の斎藤次郎氏を日本郵政のトップに据えた時点で勝負はついていた、ということだ。 これに関連して、財務省出身の民主党議員が興味深い指摘をした。 「素人から見ればバラバラさが目立ったかもしれないけど、菅(直人副総理兼財務相)さんと亀井さんは、事前に話し合ったと思うぐらいうまいやり取りをしていた」」 菅氏は言うまでもなく、旧民主党の中心メンバーである。しかし、次の総理を狙える地位にいる今、その立ち位置は微妙だ。 旧民主党出身のある閣僚は最近、なじみの民主党議員からこんな話を持ちかけられた。 「小沢グループの連中とも飲んでみたらどうか」 入閣以来、公務に忙殺されっぱなし。新人議員と会合を重ね、党執行部を取り仕切る小沢系と比べ、存在感は薄い。それを気にしての進言だろうが、裏に思惑が潜んでいる気もする。 「まあ……」と言葉を濁し、その場をやり過ごした。 日本郵政グループ労組の竹内法心委員長は亀井案について、 「基本的に我々が求めていた仕組みになった。かつて民主党が掲げた縮小論などありえない。そんなことをしたら、郵便局ネットワークが消える。今の方向こそベストだ」と歓迎する。 鳩山首相が自らの裁定で亀井案にゴーサインを出した2日後の4月1日、仙谷国家戦略相はテレビ番組の収録で、2010年度予算を酷評した。 「どなたが見ても『この国が続くのか』と不安心理を醸し出すのは間違いない」 いったんは首相への批判をのみ込んだ仙谷氏が、舌の根も乾かぬうちに再度、内閣批判のボルテージを上げた。まさか、エープリルフールのジョークではあるまい。「改革DNA」の意地を賭けて、腹を固めたのか。 編集部 福井洋平、常井健一、土屋 亮」 要するに「亀井氏の案は改革逆行だ。民主党の『改革派』はこのまま黙っているつもりなのか?」という「改革派応援記事」です。やはり、AERAはあさっての方向を向いているとしか思えません。 参考
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