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【西山太吉元毎日新聞記者】「情報革命起こった」 沖縄密約訴訟、原告ら喜びの声(朝日新聞) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/179.html
http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201004090506.html 「情報革命起こった」 沖縄密約訴訟、原告ら喜びの声(1/2ページ) 判決文を読む原告団のひとりの西山太吉さん=9日午後、東京都千代田区、山本裕之撮影
研究者や作家、元記者らによる原告は判決後、東京地裁近くで記者会見した。 「この上ない完全勝訴。壁に大きな穴を開けることができた。情報公開の不備を変えなければ本当の民主主義にはならない」。原告団の共同代表、桂敬一・立正大講師(74)は語った。 原告の西山太吉さん(78)は「難攻不落だと思った。壁は厚いと思ったが、政治環境が変わった。半年前まで政府は密約を否定し続けていたが、『情報革命』が起こった」と感慨を語った。 毎日新聞記者として返還交渉を取材。軍用地の原状回復費400万ドルの肩代わりを示す密約疑惑を記事で暴露する。入手した極秘電文は国会で追及され、政府を揺るがす問題に。だが西山さんと、文書入手に協力した外務省の女性事務官は逮捕され、国家公務員法違反で有罪となった。 密約が指摘される一方、西山さんの取材手法が問題となり、報道各社の政府追及はやがて鈍っていく。その展開は後年、「メディアの敗北」と言われた。 西山さんらの裁判を通して密約問題の本質があいまいにされていく過程を描いた「密約――外務省機密漏洩(ろうえい)事件」の著者で原告の一人、澤地久枝さん(79)は当時について「政治にも怒ったが、まんまとしてやられた市民の側にも怒りを持った」と振り返る。 日本の費用負担は「思いやり予算」という、世界に例を見ない米軍への財政的貢献となり、今も普天間飛行場など広大な軍事基地を維持している。 原告の一人で元朝日新聞記者の柴田鉄治さん(75)は会見で記者たちに「政府のウソをただすのはメディア。その姿勢は持ち続けてほしい」と呼びかけた。 情報公開訴訟で勝訴しても西山さんの「有罪」は変わらない。「再審請求は?」と聞かれた西山さんは「考えてません。まったく」と答えた。(川端俊一、山本亮介)
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