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投稿者：マッドマン 投稿日：2010年 4月 8日(木)10時15分27秒
〔転載開始〕
バクダッド市民を米軍ヘリが銃撃した秘密映像が登場
米国の暴き系サイトWikileaksにおととい登場して世界中のネット人で話題中の映像。
（長編40分版と短編17分版があります）
http://wiredvision.jp/news/201004/2010040723.html Full version 長編40分版（動画）
http://www.collateralmurder.com/ Short version 短編17分版（動画）
経緯（Wikileaksから）
2007年７月12日 ；ニューヨークタイムズが「米空軍と軍事衝突に巻き込まれ２人のイラク人ジャーナリストが死亡」と発表。軍の責任者Scott Bleichwehl大佐は「われわれ連合軍はイラク軍からの攻撃を先に受けたのでこちらも銃撃を開始した」と発表
2007年７月13日； 英ロイターのサイト版で、2003年のイラク侵攻以来、ジャーナリストとしてNamirが109人目の死亡した記者、Saeedが40人目の死亡した取材スタッフであることを投稿。
2007年７月16日 ；ロイター社は自社の社員が殺害されたことへの調査を米国に要求。チーフエディターのDavid Schlesingeｒは２人の社員が殺害された時点で本当にイラク側からの攻撃があったのかという疑問点から自らも調査を開始。特にロイター社はどうして社員が肩にかけていたカメラが２台とも没収されてしまったのかの説明を求めるとともに、銃弾をした空中のアパッチヘリコプターから撮影されていた映像を要求、操縦席と地上とでやりとりされた会話や報告記録、使用された武器についても情報を入手しようとする。
2007年７月16日；Counterpunchの報告、米空軍によると「米軍とイラク軍が陸地で衝突し、砲火が上がったため、空軍に協力を依頼することになった。その結果、９人の暴動者と２人の一般人が殺害されてしまった。」ところが、イラクの警察や現場にいた証言者は米軍とは全く違う発表をしている。イラク現地のal-Rashad警察署からの発表によると、Noor-Eldeen と Mr Chmagh の２人は米軍による「無差別攻撃」によって他の９人と共に一揆に殺害された。現場にいた証言者Karim Shindakhによると「ヘリコプターから無差別に攻撃が始まり、その場にいた人間が負傷した。トラックが負傷者を助けに来て乗せようとしたら、車ごと空から銃撃された。乗りあせた２人のジャーナリストもその場で銃撃された。」
2008年３月 ロイターは Bearing Witness というサイトを開き、イラクで殺害された
記者たちを追悼した。Taras Protsyuk (2003); Mazen Dana (2003); Dhia Najim (2003); Waleed Khaled (2005); Saeed Chmagh (2007); Namir Noor-Eldeen (2007); そして同年に殺害された不明のロイター記者1人。
2008年７月１５日 ロイターは追悼記事を投稿。「ロイターニュース社は米軍に自社の２人 Noor-Eldeen and Chmagh.の殺害に関する映像と関係資料を米軍に提出するように要求。
特にヘリ空上から撮影された2007年７月１２日の空中からの銃撃の映像を要求。
米軍は「まだ映像を検索中である」と答えた。
2010 年４月５日；米空軍の内部から情報提供者あり。解読作業に成功し、市民団体の
サイトWikiLeaks で映像を公開。映像の真偽性については、同日のロイター記事では「米空軍内部関係者によれば本当の映像」と報道しているが、米国政府、空軍は現段階では沈黙を守っている。
〔転載おわり〕
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