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谷垣は与謝野に議員辞職を求められるのか (永田町異聞) http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/145.html
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10503958049.html
自民党本部の記者クラブは「平河クラブ」という。 昨日、谷垣総裁は平河クラブ会見場で、定例会見にのぞみ、自らこう切り出した。 「昨日の懇談会等の中でも、比例復活で当選していながら、離党というのはいかがなものかという意見もあったことも事実です。離党届の扱いについては、党紀委員会で厳正に対処していただくということです」 もちろん、与謝野馨のことである。 与謝野は昨年の衆院選、小選挙区で敗退し比例区で復活当選した。個人の力ではなく、党のおかげで議席を得ている。 にもかかわらず、谷垣執行部を批判し「新党結成へ腹はくくった」と文芸春秋でかっこよく啖呵をきったうえで、離党届を出してきた。 これに対し、7日の全国幹事長・政調会長会議で「比例復活で当選していながら、離党というのはいかがなものか」と手厳しい声が噴出したのは、当然といえば当然だった。 鳩山邦夫の離党届に対して、党執行部は党紀委員会にかけたものの、一切処分することなく届けを受理した。 かつての自民党なら、鳩山のみならず、与謝野や舛添要一の執行部批判、新党論に対しても、世間に発信された段階で、発言の撤回を求め、応じなければ党紀を乱したという理由で処分の対象としたはずだった。 執行部の弱腰は「政党パワーの衰退の証だ」という指摘が党内外からあふれ出し、幹事長・政調会長会議での与謝野糾弾にもつながった。 前掲の谷垣総裁の発言は、そうした背景から、強い姿勢に転じたものと受け取れる。与謝野の処分に関する記者との質疑応答はこうだ。 記者「議員辞職を求めるお考えはありますか」 谷垣「党紀委員会で扱うということです」 記者「党紀委員会は、離党を認めるか除名などを判断するのだと思いますが、議員辞職を求めることにより、自民党に与えられた議席を取り戻すというお考えはありますか」 谷垣「それは離党届が出てきたときにやることは、辞職を求めるということは言えます。ただできることは党紀委員会で判断するということです」 今日の日経新聞はこの会見内容から「谷垣総裁が与謝野氏に議員辞職を求める考えを表明した」という記事を掲載した。 まだそこまで言及したわけではないが、政治記者は先走って書く。 ただ、谷垣総裁が持ち前の美点である「優しさ」をかなぐり捨て、「強さ」をアピールしようと躍起になってきたのは確かだろう。 それにしても、あれだけ批判の矢を向けてきた舛添要一を副総裁にして取り込もうとして、袖にされるようでは、よほど見限られていると思うほかない。
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