(回答先: 沖縄密約訴訟で原告全面勝訴　文書の全面開示命じる【共同】 投稿者 傍観者Ａ 日時 2010 年 4 月 09 日 15:19:13)

http://www.asahi.com/national/update/0409/TKY201004090327.html

沖縄返還文書　日米密約の存在認め開示命令　東京地裁2010年4月9日15時0分


　１９７２年の沖縄返還の際に日米両政府が交わしたとされる「密約文書」をめぐる情報公開訴訟の判決で、東京地裁は９日、両政府間で密約があったことを認める判断を示した。杉原則彦裁判長は、原告側の請求を全面的に認め、密約に関する文書の不存在を理由に国が非開示とした処分を取り消し、開示するよう命じた。原告１人あたり１０万円の損害賠償も命じた。

　この訴訟は元毎日新聞記者の西山太吉さんや作家の澤地久枝さんら２５人が０９年３月に提訴。沖縄返還の際に米軍用地の原状回復費４００万ドルを日本側が肩代わりすることを示すなどした七つの文書について、国が不存在を理由に開示しなかったのは不当だとして処分の取り消しと公開などを求めた。原告側は肩代わりについて記された文書が米国立公文書館で発見されたことを挙げ、「これに対応する文書が日本にもある」と主張。昨年１２月には返還交渉の責任者だった吉野文六・元外務省アメリカ局長が原告側証人として出廷し、外務省の局長室で密約文書に「署名した」と証言した。この密約文書については「コピーして保管したはずだ」とも述べた。

　これに対して、国側は「文書はない」と反論。その理由について、別の訴訟で０５〜０６年にかけて同様の文書を探したが存在しなかった▽吉野元局長の証言は「推測による供述にとどまる」――などと主張した。

　外務省有識者委員会は３月、この密約文書は見つからなかったと結論付けたが、関連資料から日本が４００万ドルを肩代わりすることを了解していたと確認ができるとして「広義の密約」はあったとした。
　

コメント
01. 2010年4月09日 15:51:51: MPyOKBfHaI 「正直な日本人」は何処へ行ったのでしょうか？ 「勤勉な日本人」は変わりませんが・・ 変えたのはヤッパシ　「政治屋・官僚」なのですね。 「売国奴」と罵られても返す言葉が・・「侍じゃない！」最高学府を出られた方々の正体見たり/(°ё°)＼ それでも「役人・政治家」続けますか(_ _)｡。ｏ ○
02. 2010年4月09日 22:52:44: DfqFH7NHdQ 今日のテレ朝の報道見ましたけど、「国民がバカで感情的だから、国益を考えると隠さざるを得なかった」というニュアンスのコメント、何とかならないでしょうか？（あのコメンテーター何者？） 「佐藤総理が辞めるまでに何が何でも沖縄返還にこぎつけたい」という事情から、アメリカの要求片っ端から呑みまり、文書に記された例の肩代わり金をふんだくられ、さらに将来に渡って延々と続く搾取のシステムが作り上げられた…という西山氏の主張は封印。 廃棄したということ自体が、後の検証に耐えない売国行為をしたという傍証のように思えますがね。 まあ「思いやり予算のスタート」「スキャンダルにすり替えられて問題が矮小化された」という言葉が入ったことだけは評価できますが。 (ほとんどの人が、何のこと言ってるかわからなかっただろうけど)

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