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許されざる故意(きっこの日記、4.7)【バカに交わればバカになる。この国を疲弊させた自民党から出馬する三原じゅん子】 http://www.asyura2.com/10/senkyo84/msg/111.html
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20100407 半世紀にも渡ってニポン海をワガモノ顔に暴走し続けて来た売国船の自民党丸だけど、海図どころか漢字すら読めない大バカのフロッピー麻生なんかを船長にしちゃったもんだから、去年の衆院選で激しく座礁しちゃった。そして、そのアトガマの船長が、何で自民党丸が座礁したのか1ピコグラムも分かってない「学習能力ゼロ」の谷垣ちゃんだから、「みんなでやろうぜ!」って連呼し続けたのもトコノマ、あまりの無能さに党内から巻き起こる谷垣批判&執行部批判。その上、次から次へと乗組員が逃げ出す始末。 だけど、自民党の議員たちって、ホントに無責任だよね。だって、谷垣ちゃんを総裁に選んだのって、自分たちじゃん。自分たちが「自民党の再生」を賭けて谷垣ちゃんを選んだのに、わずか半年で手のひらを返して批判し始めるなんて、これほど無責任なことはない。フロッピー麻生の時だって、自分たちが「選挙の顔」として総裁に担ぎ上げたのに、十分に予測できた「数々の失言」と「無能な政策」で支持率が急落したら、手のひらを返したように批判する議員が続出した。自分たちで選んでおきながら、結果がダメだったら批判するなんて、まるで、自分が予想して買った馬券が当たらなかったからって、その馬と騎手に石を投げつけるようなもんだ。 そして、自民党に残ってる議員だって、今こそチャンスとばかりに総裁の座を狙ってる火事場ドロボウみたいなマスゾエちゃんだの、常に権力者に取り入ることしか考えてないタイコモチの山本一太だの、数々の政党を渡り歩いた挙句にとうとうカルト教団との共闘まで叫び始めちゃった右翼おばさんの小池百合子だの、ニポンをメチャクチャにしたA級戦犯コイズミのバカ息子だの、自分のことしか考えてない無責任議員ばかりだ。ようするに、自民党を離党した議員たちが自分のことしか考えてないのはもちろんだけど、自民党に残ってる議員たちだって、国民のためじゃなくて、みんな自分のために残ってるってワケだ。そして、自民党に残ってる議員たちも、誰にくっついてたら自分のためになるか、それぞれが戦々恐々としてる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか? ‥‥そんなワケで、もう完全に手遅れの自民党だけど、何が手遅れかって、さっきも言ったように、谷垣ちゃんを始め執行部全員が「学習能力ゼロ」だからだ。どうして去年の衆院選で惨敗したのか、どうして民主党の支持率が下がってるのに自民党の支持率は上がらないのか、一年中ずっと選挙のことしか考えてない人たちなのに、有権者の気持ちがまったく分かってない。政治家が釣り人で、有権者が魚なら、狙ってる魚の食性も習性も何ひとつ分かってないのに、その魚を釣ろうとしてるのが自民党の釣り人たちだ。去年の釣り大会でボウズを食らったのに、またおんなじ仕掛けとエサで次の大会に出ようとしてんだから、結果も前回とおんなじだろう。 で、魚の気持ちをまったく理解してない自民党の釣り人たちが、今度のサンインセン釣り大会で使う仕掛けが、またまたいつもの「タレント候補」ってワケだ。それも、今度は「三原じゅん子」だと。あたしは、三原じゅん子のことは、別に好きでも嫌いでもなかった。だけど、自民党なんかから出馬するってことで、今は完全に大っ嫌いになった。だって、政官財の癒着のシステムを作り、国民から巻き上げた税金を好き勝手に分配し、庶民の生活や福祉をメチャクチャにした元凶が自民党だってのに、いったいぜんたい何を考えてるのか。タレントなんだから政治に無知なのは仕方ないとしても、オファーを受ければどんな腐った政党からでも出馬するなんて、無知にも保土ヶ谷バイパスだ。 三原じゅん子は、15年前にお父さんが倒れて、その介護をするお母さんを見てきたことや、自分自身も子宮頸ガンになって介護された経験があるため、「介護」ってことに興味を持ったそうだ。それで、1年半前から計画して、今年の3月1日、東京の三鷹市に介護施設「だんらんの家 三鷹」をオープンした。そして、この施設を経営するとともに、いろいろな介護施設を訪問したりもしてる。だから、あたしは、こうした活動は素晴らしいことだと思ってる。 だけど、あたしが呆れ返ったのは、彼女のブログの内容だ。自民党からの出馬が内定したトタンに、三原じゅん子のブログには、ハトポッポの名前を挙げての民主党批判が書き込まれるようになったんだけど、それがトンチンカンすぎるのだ。たとえば、3月17日のブログには、こんなことが書いてある。 2010年03月17日(水) http://ameblo.jp/juncomihara/page-28.html#main ちなみに、原文は、「アメブロ」のバカタレントにありがちな「無意味な改行」が炸裂してるけど、ここでは割愛した。で、さっそくツッコミを入れさせてもらうけど、三原じゅん子って、介護の現場で働いてる人たちのお給料が安いのは、いったい誰のセイだと思ってんの? 今から5年前、当時の総理大臣のコイズミが「痛みをともなう改革」だって言って、お医者さんたちの診療報酬を引き下げたり、生活保護の給付水準を圧縮したり、母子加算も削減したりする「社会的弱者の切り捨て法案」の一環として、介護に関しても、介護される側の人たちの自己負担割合を引き上げたり、介護の現場で働いてる人たちの介護報酬を引き下げたりする法案を次々と連発したからなんだよ。 コイズミは、わずか5年の間に、二度にも渡る「介護保険料引き上げ」を筆頭に、「老人医療費の改悪」「生活保護老齢加算廃止」「生活保護生活扶助基準額引き下げ」「老年者控除の廃止」「厚生年金・共済年金保険料引き上げ」「国民年金保険料引き上げ」など、まだまだ挙げたらキリがないけど、ぜんぶで20項目を超える「社会的弱者の切り捨て法案」の数々を連発した。中でも、全国の障害者やその家族を冷酷に切り捨てた「障害者自立支援法」や、お年寄りの自殺が相次いだ「後期高齢者医療制度」、そして、必死にリハビリを続けてる人たちを絶望させた「リハビリ打ち切り制度」はオナジミだろう。 そして、こうした悪法の数々は、コイズミからアベシンゾーへとバトンタッチされても、自民党と公明党の「数の暴力」によって、次々と強行採決されてった。「障害者自立支援法」の採決の時なんて、全国から車椅子の障害者や家族が何百人も集まって、国会議事堂の前で泣き叫びながら「反対!」って訴え続けたのに、民主党、オムライス党(社民党)、共産党の「議論が足りない」の声を無視して、自民党と公明党が強行採決したんだよ。ようするに、自民党と公明党は、障害者や介護を必要とする国民を切り捨てたんだよ。 現政権は、自民党と公明党が強行採決して来たこれらの悪法について、「障害者自立支援法」は「廃止した上で応能負担へ切り替えて行く」って言ってるし、「後期高齢者医療制度」や「リハビリ打ち切り制度」は「見直す」って言ってるんだよ。だけど、これらの法案をゴリ押しした自民党が政権与党に返り咲いたら、これらの悪法はなくならないんだよ。つまり、三原じゅん子は、これらの悪法を支持してるってことになるんだよ。それとも、三原じゅん子って、こんなことも知らずに立候補するの? 2009年度の「介護報酬改定」にしたって、厚生労働省の発表だと職員1人あたり月額9000円ほどのアップだけど、実際には施設がピンハネしてて、職員のお給料に反映されてないとこもたくさんある。だけど、これって、自民党と公明党が政権与党だった時のことじゃん。ようするに、すべては自公政権が蒔いた種なのに、それに対する批判が、「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」って、お前はアホか? 自公政権が何年間にも渡って切り捨てて来た福祉なのに、それが政権交代したトタンに、まるで魔法みたいに一瞬でパッと良くなるとでも思ってたのかよ? いくら定時制高校中退でも、義務教育の中学は出てるんだから、このくらいこと普通は分かるだろう。 この国の福祉制度をメチャクチャにした自民党を批判するならともかく、自民党の悪政の後始末を一生懸命にやってる現政権を批判するなんて、トンチンカンとはこのことだ。これほど無知なんだから、今の鳩山内閣が打ち出してる介護に関する政策もぜんぜん知らないと思うけど、現政権では、2009年度の「介護報酬改定」の見直しを規定の2012年から1年前倒しして2011年に行なうことにしてる。それも、報酬の改定だけじゃなくて、介護制度そのものの見直しも行なうことになってる。つまり、三原じゅん子が「雀の涙」って言ってる自公政権が決めた「介護報酬改定」じゃ現場の人たちはたまらないから、規定よりも1年早く見直しをする上に、すべての人たちに正しく反映されるように制度自体も見直すってワケだ。 いくら三原じゅん子が政治に無知でも、現在の制度を改定するためには、手順を踏まなきゃいけないことくらい分かるだろう。そして、現政権は、手順を踏んでやってるワケだ。それなのに、こうした事実を何も知らずに、「なんにせよ、政権交代後は期待を大きく裏切られました。」とは開いた口がふさがらない。本来なら、2年後まで見直しすることもできないのに、それを無理に1年前倒しして改善してくれるって言ってんだから、評価こそすれ、批判するのはオカド違いだ。ま、他にもツッコミたいことがあるから、このエントリーに関してはココまでにして、あたしが呆れ返ったもう1つのエントリーを紹介する。 2010年03月24日(水) http://ameblo.jp/juncomihara/page-19.html#main おいおいおいおいおーーーーい! そりゃあ確かに野田聖子の「反コイズミ」「反郵政民営化」って姿勢は一貫しててブレてないけど、それならどうして自民党にいるんだよ!「反コイズミ」「反郵政民営化」を掲げてるのは国民新党だろが!現政権が「反コイズミ」「反郵政民営化」の政策を進めてる時に、それに反対してる自民党にいること自体がブレまくりじゃん! 大阪の「こども店長」ならぬ「こども知事」にしたって、「知事選に立候補することは2万パーセントありません!」って断言した翌日の出馬表明。これほどの大ブレも前代未聞だろう。 つーか、そんなことよりも、前政権下で「消費者行政担当大臣」だった時に「アムウェイ担当大臣」って別名で呼ばれてたほどのマルチ商法擁護者の野田聖子なんかを尊敬してるだなんて、これまた無知にも保土ヶ谷バイパスだ。野田聖子って、アムウェイを始めとした複数のマルチ商法の業者に、発覚してるだけでも2000年からずっとパーティー券を買ってもらってて、国会の答弁ではマルチ商法を推進しまくって、完全に便宜供与してたクセに、「アムウェイにパーティー券を買ってもらっていたかどうかは調べてみないと分かりません」だなんてスットボケを炸裂させた大ウソつきなのに。実際、野田聖子が国会でマルチ商法を推進するような発言をしたのは1996年なんだから、もっと前から癒着してたんだよね。ちなみに、野田聖子が国会でどんな答弁をしたのかって言うと、全文を知りたい人は2008年10月16日の日記、「マルチ商法を擁護する野田聖子」を読んでもらうとして、ここでは問題の部分だけ紹介する。 「(前略)最近の日本の国における産業政策、これはまあ大臣も所信でおっしゃっておられましたけれども、やはり今までの産業構造では行き詰まってしまうから、新たに抜本的に変えていこうという意見が大であります。そんな中で、ベンチャービジネスとかアントレプレナーを育成していこうということに力点が置かれています。私はここで、訪問販売、これは連鎖販売取引の形をとっているものが多いわけですけれども、この業界こそいわゆるベンチャービジネスのさきがけとして存在しているのではないか。そうであれば、今までの連鎖販売取引イコール悪であるというような考え方を大きく転換しまして、この際、日本の次代の産業を支えるいわゆるベンチャービジネスの一つ、新産業としての認知をし、かつその業界の健全な発展を支援するというふうな立場で、これからはこの法律を通じて国は取り組んでいくのではないかということを考えております。」 どう?これ。数え切れないほどの人たちが被害に遭ってるマルチ商法なのに、「今までの連鎖販売取引イコール悪であるというような考え方を大きく転換」して、「日本の次代の産業を支えるいわゆるベンチャービジネスの一つ、新産業としての認知」をして、国で支援して行くべきだってノタマッてんだよ。それも、純粋に心からそう思って言ってるならともかく、複数のマルチ業者から献金をもらってる見返りとしてこんな発言をしてたんだから、完全に犯罪者だよ。 ちなみに、複数のマルチ業者に長年パーティー券を買ってもらってたことが発覚した時、野田聖子は、最後まで「自分は知らなかった」「事務所の人間が勝手にやってた」って、政治家の十八番を繰り返してたけど、それなら、2005年の10月に、アムウェイの会長のスティーブ・ヴァンアンデルが来日した時に、何でわざわざ野田聖子のとこに表敬訪問に来たの? それから、野田聖子を「消費者行政担当大臣」に任命したフロッピー麻生の事務所には、何でアムウェイの高価な空気清浄機が設置してあるの?アムウェイの商品は、一般の店舗じゃ売ってないから、会員から買うしかないんだよね? その上、野田聖子って、2005年には、国民消費者センターに苦情が相次いでる名古屋の悪質なマルチ業者を訪問して、その業者に対する宣伝発言までしてんだよ。現職の国会議員、それも、テレビとかで顔や名前が売れてる野田聖子が宣伝してるからって、この業者を信じて騙された人たちがたくさんいるんだよ。こんな「消費者の敵」みたいな議員が、後に「消費者行政担当大臣」になるなんて、これほどのブラックジョークもないと思う。 ‥‥そんなワケで、三原じゅん子って、こんな「消費者の敵」「国民の敵」みたいな野田聖子をよりによって「尊敬」してるだなんて、すでに、この時点で、政治家になる資質はゼロだけど、何よりも残念なのが、やっぱり「自民党から出馬する」ってことだろう。コイズミの郵政民営化に反対してる野田聖子が、コイズミの郵政民営化に反対してる現政権を批判してるのとおんなじで、介護報酬の低さを問題視してる三原じゅん子が、介護報酬を引き下げた自民党から出馬する上に、低すぎる介護報酬を引き上げようとがんばってる現政権を批判するなんて、いくら政治に無知とは言え、これほどのオッペケペーは前代未聞だ。三原じゅん子の理念からすれば、もっとも近い政策を打ち出してるのが共産党で、その次がオムライス党(社民党)だろう。だから、このどちらかの政党から出馬するのなら理解できるけど、こともあろうに、この国の福祉を切り捨て続けて来た元凶の政党から出馬するなんて、「セクシーナイト〜気まぐれな〜故意もたまにはいいじゃない?」なんて言われても、故意でも過失でも有権者は絶対に許さないと思う今日この頃なのだ。 (南青山コメント)
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