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もう、グアム移転しかない!! (トルシェの世界) http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/815.html
http://ameblo.jp/troussier100/ (asahi.comより引用) ――よろしくお願いします。金曜の関係閣僚会議で、総理が普天間基地のヘリ機能を徳之島に移設するよう指示したとの報道があるが、どのような指示をしたのか。 「それは、勝手な憶測の記事であります。わたくしの方からは閣僚の皆さんに腹案に沿って、しっかり頑張ってもらいたい。このことが、国民の皆さん特に、沖縄を始め、今まで大きな苦しみというものをですね、えー、ある意味で真剣に頑張ってこられた、訴えてこられた方々にとっても、最大の戦いの場になるということで、まずは腹案にそれぞれがのっとってしっかり頑張ってもらいたい。わたくしからは、そのことだけ申し上げました」 (引用終わり) (僕の独り言) 普天間の移設問題であるが、ザコども(平野、北澤、前原、岡田、下地、阿部ら)が県内であれ、県外であれ、どんな案を出そうが、地元の賛同を得られない限りは米国がその案を呑むわけはないわけで、国内での移設はどこの地元住民も反対であろうから、県内(国内)移設は初めから無理な話なのである。 そもそも米国が望んでいるのはグァム全面移転であり、それを対米従属派(外務省、自民党、マスゴミ)が、「どうか御主人(米国)様、出て行かないで下さい」と言って、辺野古に無理やり作ろうとしたのが始まりであり、今となっては仮に鳩山政権が米国に「(グァムに)出て行ってください」と言ったとしても、田中宇氏が指摘してる通り、米国にお願いして出て行ってもらわなければならないのが現状である。 また、米国が本音ではグァム移転を望んでいるのに、「現行案(辺野古)が望ましい」と言っているのも、恐らく、その方が日本と交渉するのに有利になるからで、日本が困れば困るほど、実際に、グァム移転となったときには「出て行ってやるから、そのかわり…」ということでお土産(金)の額も大きく要求できるわけだ。交渉事として、相手に最初に鎌をかけるのは交渉を有利に運ぶための基本中の基本である。 僕にはこの鳩山兄ののらりくらりとした、ふざけた態度が、グァム移転のための時間稼ぎをしてるようにしか思えない。平野はただのかませ犬であり、彼の役目は恐らく、沖縄にケンカを売ることで県民の怒りを扇動し、県内移設を実質不可能にすることによって、「県内移設は(県民の反対で)無理でした。だから、国外でお願いします」と米国に言い訳するためのアリバイ作りをすることなのであろう。そうでなければ、こんな能無しを沖縄基地問題の検討委員長にするわけがないではないか(笑)。また、突如として出た、「腹案」と言われる、徳之島への移設も同じことで「県外も無理でした」というアリバイ作りにすぎないものと思われる。 普天間問題は日本が対米従属から脱却し、真に自立できる国になれるかどうかがかかった、民主党が掲げた他のどの案件よりも重要な課題である。もしも、これが単に沖縄だけの問題だと認識している人がいたなら、それは大きな間違いであり、これは我々日本人全ての利益にかかわるとても重要な問題なのだ。 つまり、我々が米軍を日本から追い出さない限りは永久に米国の支配下のまま、我々の利益が米国に搾取され続けることを意味するのである。 なぜ、政権交代したのに改革が思うほど進まないのか?それは、いまだに米軍が日本に駐留し続けているからである。 確かに、米国の代理支部であった自民党は野党に転落してしまったが、残りの対米従属派である、官僚やマスゴミはそのまま温存されたままであり、彼らがいまだに強気(改革に抵抗)でいられるのも、現政権よりも偉い存在(米国)が日本に存在してることを認識しているからである。
岩上 「隠匿物資というのはこの場合は、戦前の日本軍か?」 孫崎 「そうそう。ダイヤモンドであるとか……」 岩上 「あの児玉誉士夫 とか、戦中、軍部に協力していた人達が抱え込んでいた軍需物資をドサクサに紛れて私物化して、戦後、すごく成功するじゃないですか」 孫崎 「そうそう」 岩上 「ああいう一連の戦後右翼と同じように、どさくさに紛れて、いろいろ物資を私物化していった連中がいるという話ですが……」 孫崎 「どさくさに紛れなくても、日本政府が持っているわけです」 岩上 「特別会計の埋蔵金みたいなもんですかね」 孫崎 「日本政府そのものが持っていて、日本の政治がそれを利用しているわけ。それを……」 岩上 「どこか帳簿に載っていないとか、国民の為に使われていないとか……」 孫崎 「そう。そういうことが起こっているわけですよね。利用の仕方がかなり恣意的なものなんだけど、それを一番追っかけたかったのがアメリカなんですよね」 岩上 「日本の隠し財産を発掘しようと」 孫崎 「要するに、自分の目のつかないところで、勢力をもっていこうとしているわけだから、全部の経済財産はアメリカの方が把握しているわけだけども、隠匿物資だけは隠しているわけだから、わからない。それを使って動いているわけだから……」 岩上 「地下経済ですからね」 孫崎 「それの摘発で、特捜部は始まった」 岩上 「隠匿物資の私物化ということは、闇屋ややくざのように、私的利益で動いている連中もいるでしょうけど、当時、アメリカの占領下の中で、アメリカに気づかれないように動こうというのは、アメリカに隷従することを潔しとしない勢力、日本の自主独立を求める勢力。いわば、アメリカにとっては非常に困る勢力でしょう、愛国主義勢力というのは」 孫崎 「そうそう、そういうことです」 岩上 「それを摘発する東京地検というのは、愛国者を摘発する勢力……」 孫崎 「愛国者という言葉を避けると、その時の政府に、その時の日本の権力者に歯向かう役割で特捜部はスタートしているわけですよ。じゃあ誰が後ろ盾にいるかというと、米軍がいたわけですよ。それが今日まで続いているわけです」 岩上 「そうなんですか、なるほど。日本国内の、国民に選ばれた正当な政治権力に対しても特捜部は歯向かう。その背後には、そもそも出発点からアメリカの存在があった。ということは、東京地検が日本が対米隷属から離れて、独立独歩の道を歩もうとする政治家をねらい打ちにしてきたのは、ある意味で当たり前なんですね」 孫崎 「当たり前。だから、特捜部の姿勢は一貫している。田中角栄にも歯向かう。要するに、非常に簡単なことなんですけど、官僚が時の政府に立ち向かうということは、普通やらないです。しかし、時の政府よりも強いものがいると思うからやるんです」 岩上 「なるほど。官僚は、一番強いものにくっつきますからね。本来は、官僚は権力に従うものですから。それが官僚というものの本質であり、性質ですよね」 孫崎 「というようなことを思っていくと、特捜部というのは何者かという。そういう意味で歴史的なものが、今日までどうなっいてるかという、これまでの特捜部長であるとか、それをずうっと追っかけたら、面白いものができるかもしれない」 岩上 「面白い。やりたいけれども、うかつにやろうとすると、つぶされますね(笑)つぶされないでやるための方法を考えないといけないですね」 孫崎 「特捜部のトップは、皆、外務省に出向して、駐米大使館勤務を経験したりしていますよね。あれは、大使館勤務が大事なのではない。留学でも何でもいい。検察に入ってから、アメリカに何年間か滞在することが大事。その滞在期間中の経験こそが、大事なんです。その期間中に、権力の機微を学ぶんですよ。くわしくは、私は専門家ではないので、これ以上は言いませんが」 岩上 「権力の機微を学ぶとは?」 孫崎 「くわしくは、私はその方面の専門家ではありませんから、これ以上は申し上げませんが」 岩上 「官僚を動かす一番のテコは、人事ですよね。米国が人事に介入することができれば、それを通じて政府や官僚機構の操作も可能ですね」 孫崎 「先に述べたように、小池百合子さんが武村官房長官について話していること などが、ひとつの例でしょう。他にも多々あると思いますよ。各省庁の幹部に、どれだけ米国への出向経験者がいるか、ということを調べた人がいます。すると、法務省では、出世組の中に、米国出向経験者の占める割合が高いんですね。他省庁と比べても、ずっと高い。不思議ですよね、これ(笑)」 岩上 「これは面白いなぁ(笑)」 孫崎 「いやいや、面白いかどうかは別として(笑)。リスクをとらないと」 岩上 「僕自身は、リスクをとるのはかまわないんですが、僕だけでは説得力がありませんから(笑)」 孫崎 「それはやっぱり、一番説得力のあるのは元の公安調査庁であるとか、あるいは検事であるとか、そういうような人たちに、これでいいのかと思っている人達が必ずいるはずなんですよね。その辺をどうつかむかですよね」 岩上 「やっぱりこの捜査はおかしいという風に発言している弁護士というのは、元東京地検の検事なんですよ。郷原さん」 孫崎 「ああ、郷原さん」 岩上 「郷原さんに実は昨日(1月13日)の夕方、インタビューの約束を入れていて、彼の事務所に着いた時に『小沢氏の関係各所に強制捜査が入る』という速報が、携帯に入りました。うわーっ、とうとう入っちゃいましたね、というところで、郷原さんとのインタビューを始めたんです。それを大急ぎ、今朝、YouTubeにアップしてきました 」 孫崎 「第二、第三の郷原さんが出てくると、いいんですけどね。だって郷原さんだけだったら、今度彼の足元をすくわれたら……。『郷原さんというのは、あんまり信用ができない』などという、そういうような『評判』を立てていくでしょうからね。ちょうど寺島実郎さんが一時期やられたでしょう? あれと同じような感じになるわけだから。ああいうような人が次から次へと……」 岩上 「ああいうような、寺島さんに対する、一種のディスインフォメーションのようなものも、ある程度組織的にやっているわけですよね?」 孫崎 「やっていると思いますね。あれは口コミですごい、広まっている。ええっ? と思うような人が、『寺島さんというのは、仕事はあんまりやらないんだよな』とかね。全然違うようなところから、攻撃しているんですよね」 岩上 「なるほど。先生ばっかり目立ってはいけないんで、複数の人が立ち上がらないと。できるだけ、とにかく、やりたい事は簡単なんで、この気持ち悪い状態を何とかしたい。この気持ち悪さというのは、本能的に誰でも分かりますから。この気持ち悪さをを分からない人たちは、ちょっと変だと思うんですよ」 孫崎 「しかし、郷原さんや、あなたのような人というのは、ほとんどいませんよ」 岩上 「たしかに今はまだ数は少ない。小沢会見で、120人いる報道陣の中で手を挙げて、『検察の不当捜査、マスメディアがリーク報道で足並みそろえている異常事態をどう思うか』と質問したのは、僕だけですから、ええ。もう気が狂っているというふうに、記者クラブ側からは思われているでしょうけど、僕は記者クラブ側のほうこそ気が狂っていると思いますからね、やっぱり。
それが、小沢一郎という権力者に対する『反権力』のポーズをとりながら、実は、寄り上位の権力にこびへつらっている姿であるとすれば、看過できないですね、やはり」
このインタビューからも分かるとおり、だからこそ、米軍を日本から一日も早く追い出して、彼ら官僚やマスゴミの後ろ盾(米国)をなくすこと必要なのである。 恐らく、米国と手打ちした、小沢の訪米が一つのポイントとなるであろう。それまでは鳩山は決着を計らないでのらりくらりとかわしていくはずだ。つまり、決着を計らないことこそが戦略なのである(笑)。 政権交代とは言葉を変えれば「米国からの自立」を意味する。でなければ、看板が自民党から民主党に変わっただけで政権交代した意味がない。 鳩山兄はグァム移転を打ち出し、普天間問題をきっかけとして、日米安保(植民地条約)の見直しに着手すべきである。困難ではあるが、勇気を持って立ち向かって欲しい。
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