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[月刊日本特別講演会] 平野貞夫氏「公職選挙法と政治資金規正法は取締法として内務省の官僚が作った」 http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/751.html
2010年3月24日に行われた「月刊日本」主催による平野貞夫氏講演から一部書き起こしです。動画は下記URLで見ることができます。当該個所は0:25あたりからです。 月刊日本特別講演会 平野貞夫11 政治資金規正法の本当の問題点は (書き起こしここから) 平野:一番の悪いのは、総務省でチェックします。疑義があったら訂正なんかをしますが、あれは補則に書いてあるんですよ。本則じゃないんですよ。本則に書いてあるのは、虚偽記載があれば何年のペナルティと書いてありますね。虚偽記載についての構成要件が書いていない法律なんですよ。こんな刑法はないです。こういうのを白地刑法と言うんですね。 そしてその判断は、検察が控訴できるようになっているんです。これは治安維持法と一緒なんですよ。要するに、こいつはおかしいと思って、会計責任者や事務責任者を呼んできて、脅迫的に自白させて、それで議員までやれるんですよ。捏造かどうかはともかくね。要するに、検察の一方的な解釈でやれる法律なんですよ。 なぜか。昭和23年に議員立法でできたから、民主主義の思想だと言っているんですけど、作った人間が内務省の官僚ですよ、衆議院の法制局に来ていた。僕は、彼らから聞いたんですから。公職選挙法と政治資金規正法は、取締法として作ったからって。 そういう法律をほったらかしにしているんですよ。これは思想犯として資金の問題をとらえたら、誰でもくくれますよ。細かな意味で虚偽記載をしていない国会議員はいませんよ、はっきり言って。ここも直さないとだめですよ。大欠点なんですよ。 (書き起こしここまで)
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