投稿者 新世紀人 日時 2010 年 4 月 05 日 21:30:50: uj2zhYZWUUp16
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AERA・4/12号・見出しの無神経さに唖然!≪鳩山内閣5月「孤独死」≫
2010⁄04⁄05(月) 08:32
今日発売の週刊誌の気になるタイトル(のみ)
鳩山さんに向けたチャチャが多い気がする。ポストは、やはりおとなしくなったが、アエラが酷い。
このタイトルで「孤独死」という言葉使うこと自体、間違っているのではないだろうか?
●週刊現代4/17号
・鳩山さん、気は確かですか− 緊急対談 三宅久之×鈴木哲夫
●週刊ポスト4/16号
・鳩山さん、あなたはガンジーじゃないから−踊る友愛政権への手紙 逢坂巖・立教大学助教授
●AERA4/12号
・鳩山内閣5月「孤独死」−どこへ行く改革DNA 鳩山内閣、民主党、郵政改革法案、郵政マネー、日本郵政
・鳩山内閣5月「孤独死」/解なき沖縄の自縄自縛−「5月決着」というけれど 沖縄・普天間基地移設問題、鳩山由紀夫首相、民主党、米国
記事を読んでいないので、内容についてはなんとも言えないのだが(読んでから言えよ、という声が聞こえそうだが)、鳩山政権が普天間基地などでアメリカの相手にもされず、日本国内では国民からも相手に去れず、「孤独死」する、とでもいいたいのだろうか?
ただこの言葉を使う神経がわからない、ということで取り上げた。「孤独死」の意味や問題について考えれば、安易に使うことはできないと思うからである。
ウィキペディアによると
≪孤独死とは一人暮らしの人が誰にも看取られる事無く、当人の住居内等で生活中の突発的な疾病等によって死亡する事である。特に発症直後に助けを呼べずに死亡するケースがこのように呼ばれる。この言葉は日本で核家族化の進んだ1970年代に独居老人が死後だいぶ経って久し振りに訪ねてきた親族に発見されたという事件の報道で登場、同種の事例がたびたび発生した1980年代ごろからマスメディアに繰り返し用いられた。
特に隣家との接触のない都市部などにおいて高齢者が死後数日から数ヶ月(長いケースでは1年以上という事例もある)経って発見されるケースが過去に相次いで報告される一方、都市部に限定されず過疎地域での発生も懸念される。
当初、都会には人がたくさんいるにもかかわらずその誰にも気付かれず死んでいるという状況を指して「都会の中の孤独」という逆説的な死様として取り上げられていたが次第に「病気で周囲に助けも呼べずに死んでいった」ことがわかるにつれ、このような事態の発生防止が求められるようになったという経緯を持つ。
このような亡くなり方は特に都市部などの地域コミュニティが希薄な地域が多いとされ、また震災などによって地域コミュニティが分断されている場合にも発生しやすい。当然、過疎地域等では民家が疎らであるため隣家が気付きにくい部分もある。なお生活様式では、以下のような特徴が挙げられる。
高齢者(特に後期高齢者) ・独身男性(配偶者との死別を含む)・親族が近くに住んでいない ・定年退職または失業により職業を持たない ・慢性疾患を持つ ・アパートなどの賃貸住宅(隣家に無関心)
これらでは子供夫婦の家庭も核家族向けの賃貸住宅で身を寄せると子供や孫の生活に迷惑が掛かるとして遠慮して独居を選ぶ人も増えており、上に挙げたような状況に陥る人も少なくないことから潜在的な孤独死予備群は年々増加の一途をたどっていると考えられている。≫
「孤独死」は、深刻な社会問題であり、高齢化社会、核家族社会では、益々多くなっていく要素があり、自治体などを中心にその対策が急がれている時期でもある。
昨年は大原麗子も死後何日かたってから発見されたり、それこそ一人暮らしのお年寄りが多くなり、こんな例は枚挙に暇が無いくらいであろうこと想像できる。
家族も精神的な負担が残るとも言われている。「なぜ、もっと早く発見してあげられなかったのだろう」「日ごろもっと連絡をとっておれば」などなど・・・。
実際、私の周りでも過去にあった。知り合いの女性の元彼が、死後2週間経って発見された、というもので、両親が他界していて一人っ子ということで、既に関係はないが、彼女が警察から呼ばれて、いろいろ手配してあげた、とのこと。
私もまだ彼女がお付き合いしているときに紹介されて、1度だけ一緒に食事をしたことがあり、その話を聞いて気持ちが沈んだことを今でも覚えている。
*****政治ブログ********
このような深刻な問題を、人や現政権を揶揄するようなことに使っていいのだろうか、記事は読んでないのだが、使うという無神経さを問いたい。
ちょうど内閣府の一人暮らしの高齢者調査が4月2日に発表されたばかりである。親会社の朝日新聞から引用させていただく。
≪独居の高齢者「孤独死、身近に感じる」6割 内閣府調査≫(朝日新聞2010年4月3日15時1分)
≪ 誰にも看取(みと)られることなく、亡くなった後に発見される「孤独死」を、身近に感じる――。60歳以上でひとり暮らしの64.7%が、こう感じていることが、内閣府の「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査」で2日、明らかになった。
調査は昨年10〜11月、全国の60歳以上5千人を対象に実施。3484人(69.7%)から回答を得た。
孤独死を「身近に感じる」のは、回答者全体では42.9%。ひとり暮らしに限ると割合は60%を超え、夫婦ふたり世帯だと44.3%、二世代同居などそれ以外の世帯では37.0%だった。
また、「身近に感じる」人の割合は都市部ほど多く、大都市では46.7%、町村では36.4%だった。身近に感じると答えた人が挙げた理由は、「ひとり暮らしだから」が30.1%、「ご近所とのつきあいが少ないから」が26.1%などとなっている。
地域で困っている高齢者に対して、何らかの手助けをしているのは29.0%。内容は「安否確認の声かけ」が15.2%、「話し相手や相談相手」が12.3%。また、すでに手助けしている人も含め80.3%が、今後手助けをしたいと考えている。意欲があっても実際の活動に至っていない人が多い点について、内閣府では「きっかけの有無もあるだろう」とみる。
このほか、「健康状態が良くない」と答えた656人のうち12.2%が、身体介護やちょっとした買い物、通院の送迎などで手助けやサービスが「必要だが受けていない」としている。≫
マスメディアも今なら売れるからと安易な方向にすぐ流れ、「反小沢」が売れるとなったらこぞって書きたてエスカレートしていく。
アエラも女性中心読者で介護問題や人権問題など取り上げていたようなイメージがあるが、安易な方向に走っていることがよくわかった。
参照:
遺品整理業者が見るニッポンの「孤独死」 (読売ウイークリー2008年10月5日号)≫
高齢化社会の象徴的な問題「孤独死」(All about 2009年10月1日)
最後までお読みいただきありがとうございます
(新世紀人コメント)
今や「孤独死」に転がり落ちつつあるのは他ならぬマスコミ(糟塵)だ。
既に多くの日本国民がマスコミこそが反国民の反日本の売国機関すなわち占領国が残した日本国民向け宣伝機関である事を知っている。
マスコミこそが日本国内で孤独死を迎えつつあるのだ。
自分自身が寿命を迎えつつある事を自覚しないマスコミこそがベッドに横たわる汚物まみれの恍惚の老廃人である。
人間の老人はこいつ等と違って美しいのだ。
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