投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 4 月 02 日 09:27:16: qr553ZDJ.dzsc
http://stamen.iza.ne.jp/blog/entry/1529287/
2010/04/02 00:19
〔転載開始〕
1945年4月1日、既に硫黄島を陥落せしめた米軍は、ついに多数の一般住民が居住する沖縄本島への上陸作戦を開始した。
以来65年。沖縄県民は「軍隊」という名の暴力組織によって塗炭の苦しみを味わい続けている。
さて、所謂「普天間基地」移設問題に関しては、歴代の宦官ジミン政権が殆ど放置プレイ状態にしてあったため、解決がズルズルと先延ばしにされてきた。
そこで、疑問に感じるのが、「何故、未だに米海兵隊が我が物顔で沖縄に駐留し続けるのか?」ということである!そもそも第3海兵遠征軍が米本土なりグアム辺りに丸ごと移駐してしまえば問題は無いはずではないのか?
これに対しては、「下野なう」惨経や宦官ジミンなどといった売国媚米ポチどもは、「抑止力として必要」「日本防衛には欠かせない」などと莫迦の一つ覚えばかりを吐いている。
挙げ句に果てには、鳩山首相ですら同様の台詞を吐く始末である!
だが、陸軍部隊ならともかく、本来の任務が対外侵攻部隊の尖兵たる海兵隊が駐留することが何故日本防衛の為なのか?体の良い前線基地に使われているだけではないか!
では、「抑止力」なのかについても明確な答えを誰も出さない中、海兵隊幹部がその本音を自衛隊首脳にバラしていたようだ!
(以下、引用開始)
米海兵隊:なぜ沖縄に−米軍高官の「本音」 「北朝鮮核が狙い」
<検証>
オキナワになぜ米海兵隊が必要なのか−−。米軍高官が「抑止力」以上の「主たる理由」を日本側へ新たに伝えてきていることが関係者らの証言で明ら かになった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題の迷走は結果として米軍の「本音」を引き出し、鳩山政権の掲げる「対等な日米関係」を築く一歩 になるのだろうか。
◇「崩壊時の除去、最重要任務」日本側に伝達
東京・赤坂の米国大使館。2月17日午前、日米の防衛当局幹部による会合がひそかに開かれた。呼びかけたのは来日中の米太平洋海兵隊(司令部ハワイ)のキース・スタルダー司令官。アジア太平洋に展開する海兵隊の最高指揮官である。
日本側から西原正・前防衛大学校長ほか研究者数人。防衛省陸上幕僚監部の番匠幸一郎・防衛部長と統合幕僚監部の磯部晃一・防衛計画部長も同席した。
日本滞在中の司令官は多忙を極めた。合間を縫うように招集された極秘会合は制服組同士、普天間問題への日本国民の反応、自衛隊内部の雰囲気を探る意味合いもあった。
司令官は普天間飛行場移設問題について、現行計画への理解を求め「公式見解」をひと通り述べた。通訳なしの英語だけで1時間の会合の最後、日本側 出席者の一人がいらだちを抑えるように反論した。「そんな話は私たち安保専門家はわかっています。そういう説明ばかりだから海兵隊は沖縄に必要ないと言われるのです」
同席者によると、司令官はしばし考えたあと、言葉をつないだ。「実は沖縄の海兵隊の対象は北朝鮮だ。もはや南北の衝突より金正日(キムジョンイル)体制の崩壊の可能性の方が高い。その時、北朝鮮の核兵器を速やかに除去するのが最重要任務だ」
緊急時に展開し「殴り込み部隊」と称される海兵隊。米軍は沖縄駐留の意義を「北朝鮮の脅威」「中国の軍拡」への抑止力や「災害救援」と説明してき た。しかし、司令官の口から出たのは「抑止力」よりは「朝鮮有事対処」。中台有事に比べ、北朝鮮崩壊時の核が日本に差し迫った問題であることを利用したき らいもあるが初めて本音を明かした瞬間だった。出席者の間に沈黙が流れた。
北朝鮮が08年6月、6カ国協議議長国・中国に行った申告によれば、保有するプルトニウム総量は約38・5キロ。核兵器数6〜8個と推定されるが、実態は不明だ。
3月8日から韓国内で実施された米韓合同軍事演習には「核兵器など北朝鮮の大量破壊兵器の捜索・確保・除去」を任務とする米特殊部隊の輸送が含ま れていた。3月24日、在韓米軍のシャープ司令官も米下院歳出委員会小委員会で「米韓両国は大量破壊兵器の除去に至るまで準備ができている」と回答。米軍 内で「北の核兵器確保」が現実のシナリオとして検討されていることを追認した。
米国がアジア太平洋で対処すべき最大の課題は急激な軍拡を続ける中国だ。しかし沖縄の海兵隊が中国への抑止力として有効かどうかは、議論が分かれる。
マイケル・グリーン元米国家安全保障会議アジア上級部長は「海兵隊は北朝鮮崩壊のシナリオでは大量破壊兵器を見つけ出す任務があるし、中国には軍事力で台湾や尖閣諸島問題を解決できないというシグナルになる」と有効性を強調する。
一方、防衛庁情報本部・画像部長などを歴任した福山隆・元陸将は「中国への抑止力は沖縄海兵隊だけで構成されているわけではない。中国との衝突を 望まない米国は尖閣諸島に積極介入しないどころか巻き込まれるのを回避したいだろう。北朝鮮が崩壊し事態終息後、海兵隊が沖縄にいる意義はなくなるかもし れない」と予測する。
「沖縄の負担軽減、抑止力の問題も含めて、私が腹案として持っているものは現行案と同等か、それ以上に効果のある案だと自信を持っている」。31 日の党首討論で、鳩山由紀夫首相は「負担軽減」と「抑止力維持」を両立させた新移設先の選定に自信を示した。だが、日本列島を取り巻く安全保障環境は急変 を続け、見方もさまざま。普天間飛行場の移設先探しばかりが先行し、海兵隊の機能が日米間で具体的に検証された様子はない。
普天間を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は同じ日、毎日新聞の取材にこう反論した。「海兵隊の存在理由が北朝鮮の核なら、嘉手納でも岩国(山口県)でもいい。普天間に置いておかなければならない理由にならない」
◇ジュゴンの海、そこに基地
朝日を浴びた体をくねらせながら、深碧(しんぺき)の海を泳ぐジュゴン。体長は3メートルほどだろうか。サンゴ礁(リーフ)の間で遊んでいるようにゆっくり海面に顔を出した。
沖縄県名護市嘉陽の海辺を本社ヘリで飛んだ。環境保護グループ「じゅごんの里」代表で名護市議会議員の東恩納琢磨さんが案内してくれた。
沖縄近海は、世界的に希少な哺乳(ほにゅう)類、ジュゴンの国内唯一の生息地とされる。キャンプ・シュワブ周辺の海にはエサとなるアマモの群生地があ り、海を埋め立てて飛行場を造るのはもちろん、陸上案でも工事で赤土が海へ流れ出て、藻場が破壊される可能性が指摘されている。
(画像あり)
×印でジュゴンを観察した。左上の丸囲みはキャンプ・シュワブ
(以上、毎日jpより引用)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
http://mainichi.jp/select/world/news/20100401ddm001010008000c.html
やれやれ案の定、米軍の本音として、日本駐留の海兵隊の主任務が日本周辺における「抑止力」ではないことは確かなようである!
そんなものの為に、日本国民の貴重な血税が使われ、沖縄県民は多大な負担を強いられてきたのだ!これでは、宜野湾市長が憤るのも当然と言えよう!
だが注意すべきは、本当に米海兵隊が上チョソに出向く気があるのかということである。
そもそもの前提が金(-Φ-)日体制の崩壊であるわけだが、東支那海で直接対峙する共産支那にとって、上チョソはアメリカとのバッファーゾーンである。
例え、上チョソの現体制が崩壊したとしても、その後見人たる共産支那が米軍の介入をむざむざ容認するとは到底思えない。
一方の米側としても、経済の依存関係が深まり米国債を大量購入して貰っている共産支那と直接事を構えるようなことをするわけがない!
つまり、米側の「本音」とやらも沖縄に海兵隊を駐留させる既得利権を守る方便に過ぎないのではないか!
いずれにせよ、この普天間基地移設問題(http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%2599%25AE%25E5%25A4%25A9%25E9%2596%2593%25E5%259F%25BA%25E5%259C%25B0%25E7%25A7%25BB%25E8%25A8%25AD%25E5%2595%258F%25E9%25A1%258C/ )に関してはこの5月末までの決着を目指して鳩山政権が交渉中である!
さしあたって、普天間基地などの機能分散が噂されているが、沖縄の美ら海を護り県民の負担を軽減させる為にも必要の無い海兵隊などは全面撤退させるべきだ!
〔転載終了〕
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