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Re: 【普通の国なら警視庁の青木部長はクビだろw】長官銃撃時効 歴史的失態を猛省せよ http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/431.html
(回答先: Re: 【まるでマンガ:証拠は無いが奴らがやったに違いないw】時効成立の国松長官銃撃事件「オウムのテロ」と断言 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 3 月 31 日 07:12:41)
【社説】長官銃撃時効 歴史的失態を猛省せよ
この日、警視庁の青木五郎公安部長は記者会見で「犯人に法の裁きを受けさせることなく時効を迎え、残念だ」と述べ、その無念さからか捜査結果の概要を公表した。しかし、かつて検察当局が不起訴処分とし、司法手続きを踏んでいない捜査内容を一方的に世間に公表することが許されるのか。 警察の威信を懸けた十五年に及ぶ捜査に前向きでなかった検察当局への抵抗かもしれないが、なにより警察は犯罪を裁く権限を持ち合わせてはいないのだ。裁判で事実の精査も受けずに、オウム真理教という特定の集団を名指しして犯行にかかわったとし、反社会性をあおることが、公益にかなうとは到底思えない。公権力の行使は慎重であるべきだ。それを欠いてはかえって国民の信頼を失う。 銃撃事件の捜査をめぐり、公安警察の“負の体質”がいくつも露呈したように見える。 銃撃があったのは九五年三月三十日。その十日前に地下鉄サリン事件が起き、八日前には警視庁が教団施設の一斉捜索に入り、警察が教団との対決色を強めている時期だった。現場から信者に似た男が自転車で走り去ったとの目撃証言にとらわれ、捜査は教団犯行説へと傾斜した。だが、物証や証言を積み重ねる捜査の基本を怠ったと指摘された。 翌年五月には、在家信者だった元巡査長が「自分が撃った」と供述し、捜査は一段と混迷を深めた。極秘裏に取り調べを行い、警察庁へも報告しなかった。内部告発でこの情報の隠ぺいが明るみに出て、警視総監の引責辞任に発展した。現職警察官の自供ゆえに、組織内部に体面や保身の意識も働いたといわれる。 見立てに沿った情報にのみ拘泥する捜査手法で、元巡査長が供述を変えると、今度は銃撃を手助けしたとの構図を描き、教団の四人を逮捕した。だが、実行犯も拳銃も発見できず不起訴処分。それでもつい最近まで元巡査長に固執し、聴取を重ねた。 元巡査長を軸とした思い込みが捜査を硬直化させたのではないか。しかも「オウムのテロ」と断じた捜査結果では、反省がうかがえない。冤罪(えんざい)の構造が温存されてしまわないか深い懸念がある。 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010033102000044.html
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