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破綻寸前国家の通貨が世界で最も信用されてる理由をお答えします http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/413.html
(回答先: 阿修羅掲示板はやはり対米追従メディアでは?ほとんど話題にならない週刊朝日の「日本は財政破綻する」という記事 投稿者 taked4700 日時 2010 年 3 月 30 日 10:56:27) 答えは、コメント番号12番の方の「円高なのに、海外投資家がほとんど購入しないのをみてもわかるだろう」の通りです。つまり、海外から信用されているわけではないのです。もし、海外から日本の経済が強いと思われているなら、海外からの買いが長期国債に対してはいるはずですが、全くと言っていいほど、長期国債は海外から買われていない。海外から買われているのは、株など、いつでも処分できるものばかり。何回か、海外での販売を試みたことがあるのですが、うまく行かなったようです。 円高傾向が続くと思われれば、本来、円買いが海外からされるはずです。1ドル100円が1ドル50円になれば、買った時の100円が2ドルで売れるわけで、当然為替投機をしようとする。日本の長期国債が海外で売れないのは、いつ日本国債の暴落が起こるかわからないと思われているからです。多分、大きな要素の一つは関東大震災や東海地震です。いつ起こるかわからない大地震により日本経済壊滅が予測されていて、日本に対して長期リスクを取ろうとしない。 では、なぜ円高なのか?答えは簡単です。円を売る人がほとんどいないからです。つまり、もともと日本の債権は海外で売れていなかったので、海外からの売りがもともとできないのです。そして、日本は相変わらず輸出立国であるため、海外から見れば、日本製品を買うために円を買うことになり、円高にしかならない。 本来、為替リスクのみを考えたら、日本の高度成長期に日本国債を海外で発行し、海外から資金を調達しておくべきでした。1ドル200円時代に1億ドル分の日本国債をドル建てで海外へ売れば200億円手に入った。それを1ドル100円時代に償還すれば100億円で済み、日本は労せずして100億円の差益を手にすることができた。日本国債の買い手も、特に損することはなく、普通に利息の分だけ利益を得ることができた。 結局、それをしなかったのは、高度成長期から日本が米国債を大量に買っていたからでしょう。日本国債を海外へ売り、その資金で米国債を買えば、結局、海外資金が米国債を買っていることになる。それでは、太平洋戦争の敗戦国日本へ米国財政の資金負担をさせることにならないので、Japan as No.1 とか言っておだてあげ、日本国債の国内消化を促した。つまり、根本的な構造は、日本国内の市民層の金を吸い上げて日本政府が米国債を買い、その資金を米国政府が使うということなのです。なぜ、日本全体、つまり、日本政府や日本の企業が持っている米国債の全体の残高を日本政府が発表せずにアメリカ政府が発表するのか、大いに疑問です。
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