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問責決議は無意味行動 【新・土佐日記】より http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/338.html
2010年 03月 29日 問責決議は無意味行動 近頃「問責決議」とやらが地方議会で頻発していると聞く。レベルの低い議会ほどこの「問責決議」というものをやる。よくあるパターンは自治法132条(品位)を理由に「○○議員の行動は品位がないから反省して欲しい。辞職を勧告する」とか・・・。しかしこの決議を可決しても法的には全く拘束力がない。無意味な時間つぶしでしかない。この品位がらみの討論になると、品位もくそもなくなってしまう。通常ひな壇に座っている課長たちには全く関係無しなのだが、課長が議場にいる限り、各課の職員は、このばかばかしい議会(問責決議のための審議)に付き合って延々と「時間外手当」が加算される。 普通、議会で、フトドキ者を懲らしめる場合、相手が市長なら「不信任決議」同僚議員なら「懲罰(動議)」が相場である。これらはいずれも法的拘束力があり、失職に追い込むことも出来る、伝家の宝刀である。当然血なまぐさい戦になる。問責決議など屁のツッパリにもならない。マスコミが大きく取り上げて、フトドキ者を「世論」で懲らしめようという程度のものだ。 島原市議会議事録を検索しても「問責決議」の語は一度もヒットしない。こんなままごと遊びをやるほど、ヒマじゃないし、無駄な経費もかけられないんだよ!問責決議をやっていないから島原議会はまっとうか?と思ったら大間違い。島原市議会のデタラメ程度は過去何度もレポートしているし、これからも続けていくが、少なくとも問責をやっているような自治体は、相当にレベルが低い。無いほうがまし議会だ。 何故問責決議をやるか、本気じゃないからだ。本気で気に入らない市長を追い込むのなら「不信任決議」に決まっている。市長は議会解散を迫るか失職するしか選べない。議会解散を選択して抵抗しても、再編成議会が、再度不信任を突きつければ、無条件失職に追い込める。(阿久根では実際にあったことだ。) ここ数年の傾向で「ブログ問責決議」が流行りだしている。過去にさかのぼったり、議場外のご乱行、ブログでの批判記事で本当のことを暴露されて報復、など。その場合「懲罰」がかけられない、そこで思いついたのが「問責決議」。さらし者裁判の如きをやって、御用新聞に書き立てさせるというもの。 宮崎市議会で政務調査の名目で慰安旅行の類がまたぞろ発覚したらしい。数年前のことらしいが、本当に懲りない人々だ。ここまで来ると問責決議でパフォーマンスする議会(みて見ぬ振りをしていたくせに、発覚者に詰め腹切らせて、自分たちは安全圏に置く魂胆)はままごとどころか、確信犯だ。市民の皆さん大変ですが今度は住民による議会リコールです!(名古屋も頑張って!) 数年前、わが隣の市雲仙市議会で野球拳視察と言うのがあった。視察先の懇親会に未成年のコンパニオンガールを呼んで野球拳で裸にひん剥いたという話である。 後日、雲仙市議に確認した。「あの報道は本当か?」と。返ってきた答えに驚いた。「あの女は二十歳といっていたが、未成年のくせに年齢を詐称していた。けしからん。」と。おいおい。 何度も繰り返して、レベルが低いけど、今話題の阿久根市議会、そもそも事の発端の一つは、この視察に名を借りた慰安旅行や政務調査費領収書偽造事件だった事をくれぐれもお忘れなく。もう済んだ事?そのことは十分反省している?いえいえ。先ず反省していないと考えて間違いない。せいぜい、「今度はばれないように慎重にやらなきゃ。」が関の山だ。おい!宮崎市議会議員ども、あなたたちに言っているんだよ!迷惑するよ。
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