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鳩山政権は良いか悪いか  評価は7月参院選の決着  (ゲンダイ的考察日記)
http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/310.html
投稿者 新世紀人 日時 2010 年 3 月 28 日 18:04:45: uj2zhYZWUUp16
 

http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1325.html

2010/03/26(金) 21:11:32

[政治(民主党政権)] 鳩山政権は良いか悪いか

評価は7月参院選の決着

鳩山政権の支持率急落や生方副幹事長の騒動を受けて、大新聞・テレビは喜々として「民主党 参院選大ピンチ」と報じている。

「激震民主 小沢氏、参院選に危機感」と書いたのは読売新聞。産経は「民主党単独過半数は期待せず 58%」といった調子だ。朝日は、世論調査結果を踏まえて「昨年民主に投票した人の3割は別の党に投票」「民主離れの動向によっては参院選の情勢は混沌とする可能性がある」と1面でやっていた。要するに、このままだと民主党は参院選で負けるという予想だ。

だが、本当にそうなのか。「いや、民主党は負けようがないですよ」と言うのは政治評論家の山口朝雄氏だ。
「民主党の支持者離れが起きているのは事実です。でも、その人たちが参院選で自民党に投票するかというと、それはあり得ない。しかも、これまで自民党を支えてきた業界・団体票がどんどん逃げている。農協、医師会、経済団体、不動産団体。さらに選挙区では最大の頼りだった公明党・創価学会も推薦しないことを決めてしまった。野党の自民党にくっついていても何のプラスもないからです。これらの組織票は相当数、政権政党に流れるとみて間違いない。民主党に昨年までの勢いはないけど、ライバルの自民党はさらに壊滅的に票を減らす。そこを冷静に考えれば、民主党は負けようがないのです」

参院選接戦を煽るセコイ狙い
それなのに、大マスコミはなぜ「民主党は負ける」とデマを流し続けるのか。
たぶん、それが希望であり、期待なのだろう。

ある民主党議員がこう語った。
「戦後60年近く、自民党サンと仲良く政権の甘い汁を吸ってきたのが日本のメディア。どうしてもパートナーの自民党サンに返り咲いてほしい。それが無理なら、せめて自民・民主の大連立に持ち込みたいのでしょう。7月の参院選で民主党が単独過半数を取ってしまったら万事休すだから、なんとか阻止したいのです。それで民主党政権の足を引っ張る報道を続けているけど、肝心の自民党の支持率も低迷したまま。野党の自民党が参院選で盛り返す雰囲気はない。そこで、“民主党は勝てない”“いい勝負になりそうだ”と大々的に報じて、参院選を面白くしたいんでしょう。選挙が白熱すれば、無党派層が棄権しないで投票に行く。投票にさえ行けば、優柔不断な鳩山総理や小沢幹事長嫌いの無党派が自民党に投票してくれるんじゃないか。政局になるかもしれない。そう期待しているんですよ」

選挙の騒乱を狙う、ヒマな連中と言うしかない。

自民党歴代政権と比べて仕事している鳩山政権
だが、そんな策謀をめぐらしてまで、叩かなければならないほど鳩山政権は悪い政権なのか。
それは、これまでの自民党政権と比較してみれば一目瞭然だろう。

たとえば小泉政権。当時の大マスコミは「構造改革路線」を5年間も絶賛し続けた。しかし、何を残したのか。
「この国を壊してしまったのが小泉政権です。間違った財政縮小政策で地方経済を疲弊させ、格差を拡大し、平成デフレ恐慌の入り口をつくってしまった。おまけに国の富は全部アメリカに貢ぎ、それさえもリーマン・ショックでパーにしてしまった。とんでもないペテン、詐欺政権だったのです」(経済アナリスト・菊池英博氏)

小泉はずっと「郵政民営化こそ改革の本丸」と叫び、民営化さえすれば日本はバラ色になるみたいな幻想を振りまいてきた。だが、なーんにも変わらないし、民主党政権が民営化見直しを決めても国民の反発も出ない。その程度の改革だったのだ。バラ色になったのは、不正格安売却で郵政物件を手に入れた不動産ブローカーだけだからフザケている。まさに国家的詐欺犯罪だ。

その小泉の後を受けた安倍政権は、教育基本法とか、改憲に必要な国民投票法のタカ派政策に手を付けただけで、最後は腹をこわして“美しく”ない総辞職。続く福田政権は何もできず無為に1年を過ごしただけだし、最後の麻生政権はバカ丸出しで自爆自滅していった。

守旧派に乗る国民は自殺行為
この歴代自民党政権と比べれば、わずか半年の鳩山政権ははるかに力強く仕事をしている。

筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済学)が言う。
「官僚に支配された自民党政治を続けていたら、この国は没落する。国民もそれに気づいたから、政権交代という革命を起こした。それを受けて、民主党連立政権は官僚支配の打破を進めている。官僚の権限を抑え、ムダを削り、天下り団体を減らそうと、悪戦苦闘中です。その方向性は全然間違っていません。当然、官僚組織は抵抗する。同じ守旧派のマスコミも一緒になって、財源問題などで民主党政権を攻撃していますが、国家財政を赤字だらけにしたのは自民党と守旧派でしょう。沖縄の基地問題にしたって、ここまで複雑にしたのは自民党政権ですよ。そんな積年の悪政の負の遺産の清算にもがいているのが民主党政権です。となれば、この国を少しでも暮らしやすく、いい国にするために国民は民主党政権を後押ししてやるべきなのです。国のあり方からすれば、“政治とカネ”の問題や党内のゴタゴタなんて小さいこと。それを大問題のごとくスリ替えて大騒ぎして政権交代を潰そうとしている守旧派に国民が乗ってしまうのは自殺行為だと知るべきですよ」

シロウトの集まりなのに、戦後5番目の速さで予算を成立させ、子ども手当や高校無償化などマニフェストをひとつひとつ実現している鳩山政権は、自民党の末期4代政権よりは、はるかに上質である。保身と悪意に満ちた大マスコミ報道に惑わされず、ここは守旧派を完膚なきまでに叩き潰し、一掃するときなのだ。それには参院選でケリをつけてやるしかない。

参院でも民主党が単独過半数を占めたら、民主党政権は10年続く。永久野党が確定する自民党はグチャグチャになって消滅の運命だ。そうなれば官僚組織もギブアップして、改革は一気に進んでいく。アメリカだって、沖縄問題で鳩山政権に妥協せざるを得なくなる。

その日までは、民主党420議員を束ねる小沢幹事長の経験と剛腕は必要不可欠なのだ。守旧派の守護神を自任する検察なんぞに潰させるわけにはいかない。国民は、そこに早く気づくべきなのだ。

(日刊ゲンダイ 2010/03/25 掲載)

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★郵政閣内対立は閣議活性化のチャンスだ (⇒2010/03/26 永田町異聞)
初めてのことに、混乱はつきものである。
些細なことを深刻にとらえるのではなく、大きな目で、政権を、政治家を育てる気概を国民が持つ必要がある。
そうでないと、政治主導への歩みは頓挫し、官僚機構のもくろみ通り、明治以来の官僚支配に逆戻りする。
(⇒記事全文)

★毎度バカバカしい日本のメディア (⇒2010/03/23 田中良紹の「国会探検」)
(引用編集)
最近の政治報道は「世論」の動向ばかりを喧伝している。おそらくメディアが散々利用された小泉政治のマインドコントロールから抜けられずにいるからだろう。小泉純一郎氏はなる筈のない総理になったため、自民党内に全く権力の足場がなかった。そこでメディアを利用して「世論誘導」を行い、自民党の外に足場を作った。「世論」だけが頼りの政治が始まり、政治の本道が見失われた。すると生活にひずみが出始め、そこで国民は気付いたのである。昔からの熱心な支持者ほど自民党から離れた。昨年の総選挙で自民党が野党に転落したのはそのためである。

小沢一郎氏が代表に就任して「生活が第一」を選挙スローガンに掲げた事が民主党に勝利をもたらした。国民は「世論」の人気だけを得ようとして「生活」に目もくれなくなった小泉政権以来の自民党に「ノー」を突きつけたのである。

安い費用で雇われた下請け会社が発注元の期待に添う結果を出すため、顔の見えない相手を電話で誘導尋問する事などいとも簡単である。その程度の調査をもっともらしく見せるため、新聞は一面トップで、テレビもトップ項目で扱う。嘘も百回言えば本当になるように、インチキも大々的に見せれば信ずるバカが出てくる。

そのレベルの報道だから、国民には日本政治の「山の形」も「森の形」も見えなくなる。せいぜいが1本の木の、それも葉っぱ1枚の動きに右往左往する事になる。
(⇒記事全文)

民主党に内紛など起きて欲しくないけど、閣僚とはいえ意見の相違はあってしかるべきものと思います。むしろ、これまで何事もなく色々決まってきた(ようにみえる)ことが不自然です。
とにかく、「国民の生活が第一」の政策を実現するために、黙々と自分の足で全国の票を掘り起こしている小沢さんの批判する前に自分のやるべきことに全力で遂行すべし!


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コメント
 
01. 2010年3月28日 18:15:55
朝日の占いでは大凶
当たる八卦では大吉
  貴方はどちら

02. 2010年3月28日 21:30:29
「内閣支持率は過去最低だった昨年12月と並ぶ37%で、前回より4ポイント低下。逆に不支持は40%と2ポイント増え、昨年12月以来7カ月ぶりに、不支持が支持を上回った」
これは、2005年7月16・17日に毎日新聞が実施した世論調査の結果である。
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/558.html
解散総選挙が行われたら、どの政党に議席を増やして欲しいか、との質問には、自民党25%に対し、民主党35%。2004年の参院選でも民主党は、改選数で自民党を1議席上回っていたので、政権交代が射程距離に入ったと思われていた。

その後、郵政選挙と銘打って解散総選挙が行われた結果は、誰もが知っていることであるが、なぜこんな大逆転が起きたのか。「小泉劇場」とも呼ばれたマスコミのいわば世論誘導の結果と言わずして、どのように説明ができるだろうか。

マスコミはこの時、単に事実を報道するだけに止まらず、自らが世論を変えることで報道する事実を自らが作れる、と信じ込んだ。

未だに続く民主党へのネガキャンは、その思考の延長に過ぎないが、報道する媒体が、民主主義社会に意識的に干渉するようになったその時から、新聞もテレビも死んでしまったのである。

こんな民主主義の破壊者たちのいいようにさせてはいけない。


03. 2010年3月28日 22:19:04
小泉元首相の作戦!は、郵政票に代表される自民党の伝統的支持基盤ではマイナスであってもマスコミも協力する風によって無党派層を取り込めば選挙は勝てるという戦略だった。そしてそれは成功したが中長期的には取り返しのつかないマイナスとなり現在の状況につながっている。多くの人は生活を破壊され金融原理主義も破綻した。今になってネガキャンを繰返してももうおしまいだ。

04. 2010年3月29日 22:04:12
鳩山氏&小沢氏&民主党、よくやってるのではないでしょうか。いままでとは違っていますよ。

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