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普天間移設問題、県内移設2案に分散移転を組み合わせ調整へ-社民・沖縄は反対 (IB Times) http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/199.html
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/100326/52798.html 政府は25日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先に関し、米軍キャンプ・シュワブ陸上部案とホワイトビーチ埋め立て案の県内移設2案に、基地機能の一部を分散移転する案を組み合わせる方向で与党、米側、沖縄側と最終調整に入る方針を固めた。 シュワブ陸上部案は、既存の米軍施設内に滑走路を建設するため、反対運動の影響を受けにくいのが利点とされる。一方、ホワイトビーチ埋め立て案は、浅瀬で埋め立て工事が比較的容易であるとみられる。ただ、両案とも地元・沖縄の反対が強いため、騒音を伴う飛行訓練や基地機能の一部を県外に分散移転する案を組み合わせ、周辺住民の負担を軽減させる必要があると判断された。政府は、分散移転で「普天間飛行場の訓練の5割以上を県外に分散できる」と見ている。分散移転先は鹿児島県の徳之島を想定している。 平野博文官房長官は25日夕、首相官邸で社民党の阿部知子政審会長と国民新党の下地幹郎国対委員長と会談し、2案を伝え、3月末までに政府案をまとめる方針を説明した。しかし同日夜、社民党幹部は「県内移転には反対」との立場を示した。 沖縄など関係自治体は強く反発している。北沢防衛相は同日、沖縄県入りし、那覇市内で沖縄県の仲井真弘多知事と非公式に会談した。仲井は「県外移転への期待が高まり、県内移転は陸上であれ海上であれ難しい」との意見を伝えた。分散移転先として挙がった鹿児島県の伊藤祐一郎知事と徳之島など関係市町長も、平野官房相に移転反対を申し入れた。北沢防衛相は26日、仲井真弘多知事と改めて会談する予定。 一方、岡田克也外相は28日に訪米し、クリントン国務長官やゲーツ国防長官と会談して、検討状況を説明したい考えである。また、これに先立ち26日にはルース駐日米大使と会い、政府案を説明する予定である。
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