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政治よりテレビ出演が大事 「朝が弱いから…」なんてフザけた理由で欠席ばかり
「間違った判断をした方が『申し訳なかった。国民に大迷惑をかけた』と言わなければならない」――執行部への謝罪要求まで飛び出した。解任撤回から一夜明けた２４日も、民主党の生方幸夫副幹事長（６２）は朝から民放３局をハシゴ。テレビ画面を通じて、ますます小沢批判をヒートアップさせていた。
小沢のカネの問題について、「引き続き説明を求める。やっていただけないときの身の処し方は自分で考えている。一緒にできないということなら辞めざるを得ない」と“抗議の辞任”をニオわせていたが、エラソーなことを言う前に、まず自分の本職を見詰め直した方がいい。
生方のテレビ生出演中に国会内で開かれた民主党の国対会議の冒頭で、司会役の鈴木克昌国対副委員長から、こんな報告があった。
「きょう欠席の連絡をいただいているのは○○議員、△△議員……。生方副幹事長については、連絡をいただいておりません」
生方は国対と幹事長室をつなぐ担当の副幹事長だ。なのに、大事な会議をスッポカし、テレビ出演を優先させたのだ。
生方が国対会議を欠席するのは、一度や二度のポカでは済まない。
国対委員長代理の三井辨雄衆院議員によれば、「通常国会に入って朝の国対会議を２９回やったが、３回しか出席していない」とのことで、ほとんど会議に出てこないのだ。
「生方氏には、何度も出席してもらうよう要請してきましたが、本人の欠席の言い分は『朝が弱いから』……。朝が弱くてオレは会議に出ないなんて普通の組織で通用しますか。任務も果たさない人間が偉そうなことを言わないで欲しい。小沢幹事長がどうのこうのとか言う以前の問題ですよ」（民主党関係者）
そんな党内の不満の声も、生方は意に介さず。２４日の番組で、会議の欠席癖について聞かれると、「重要でもない会議に、忙しいのにいちいち出る必要ない」と言い切っていた。
自分の職責すら、まっとうできない人物に政治家の資格はない。抗議の辞任の前に、今すぐ議員バッジを外すべきだ。
（日刊ゲンダイ 2010/03/25 掲載）
日本改革を死に物狂いで阻止しようとする大マスコミ。生方問題を小沢氏攻撃の材料に徹底利用する。なのに本人はＴＶに出まくる。放っておけばそのうちだれも相手にしなくなるものを…。次の選挙での非公認は確定。
（南青山コメント）
この記事を読む限り、生方という人は、議員としてだけでなく、政党人としても、社会人としても失格の人間のようだ。
こんな人がなぜ副幹事長という要職に就いてしまったのか、も問題だろう。
民主党という党そのものの欠陥なのか、選挙によって選ばれた議員の集合体としての政党そのものの欠陥なのかよくわからないが、大人の組織の体を成していない。
代表の鳩山そのものが一般的な社会常識がかなりの部分欠落している人間のようだから、仕方ないのかもしれないが。
小沢もこんな連中を相手にしているのだから大変だな、という感慨以外に、今回の騒動に対しては言葉が出てこない。
結局のところ、前原にせよ、枝野にせよ、渡部にせよ、ミニ生方と言っていいくらいのレベルであり、民主党にとって不幸なことに、生方ほど低能でもなく、社会常識が欠落していないので、かろうじていまの地位を保持しているのだから。
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