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中国の皆さん、日中の自動車の「違い」が解りますか?(リチャード・コシミズ・ブログ) http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/159.html
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201003/article_109.html
(richardkoshimizu’ s blogより転載)
中国の国産車と日本車を比べて、どちらが品質やデザインが優れているかは、議論の必要もないでしょう。では、優れているはずの日本車にリコールが多いのはなぜでしょうか? 企業としての姿勢が違うのです。指摘される前に自ら不具合を明らかにし是正していく。つまり、事業に真面目に真剣に取り組んでいる証拠なのです。一方、中国の国産メーカーがほとんどリコールゼロというのは、異常事態でしょう。自動車産業が成熟していない中国で、不具合のない車が簡単に作れるはずがないのです。つまり、不具合がたくさん隠されているのに、誠実に対処していないということです。 「正直」で「誠実」であることが、結局は、企業の業績や評価を上げてくれると日本人は解っているのです。(最近、日本企業の不祥事発覚が多いですが、それも、自浄作用の現れでしょう。隠しておかないで表に出すという社会土壌が出来上がっているのです。)そして、この点こそが日本企業の強みなんです。「信用」を得るために何十年もかけてコツコツと積み上げてきたのです。一朝一夕に獲得できる評価ではないのです。 中国がどんな経済成長を遂げても、まだまだ日本に追いつくことはできない。「規模」で成長できても「質と品位」ではまだまだです。日本車のそっくりさんを作っているようでは、誰からも信用されません。中国が日本から学ぶべきは、企業理念であり、人間としてのありようです。 こういった意味で、私は中国を恐れていません。中国の経済成長は、近い将来「信用」がネックとなって停滞すると考えます。人件費の安さで勝負できなくなった時、中国企業の首を絞めるのは「不誠実」というイメージです。 ●中国自主ブランド車の「リコールゼロ」は信じられるのか?―中国紙 3月25日9時15分配信 2010年3月22日、中国紙・広州日報は、トヨタがリコール問題で袋叩きに遭ったことで、中国の自主ブランド車メーカーが恐れをなし、これまで以上にリコールを言いださなくなる可能性が高まったと報じた。 中国の自主ブランド車は外資ブランドに比べ、リコール件数が極端に少ない。中国にリコール制度が導入されたのは04年。これまでの7年間で約210件、321万台がリコールされたが、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)の統計によれば、件数の多かった上位3社は全て日系で、順に広州トヨタ、広州ホンダ、一汽トヨタ。上位10社に日系7社がランクインしている。 一方、上海フォルクスワーゲンのリコール件数はほぼゼロに近く、上海GMも全体のわずか1.84%。さらに、中国の自主ブランドメーカーである天津一汽、長安汽車、比亜迪(BYD)、江淮汽車に至っては「リコールゼロ」だった。記事は、日系車の方が自主ブランド車より品質やデザインが優れているのは誰の目に見ても明らかだとした上で、自主ブランド車のリコール件数が少ないのは高品質の証ではないと強調した。 04年に施行された「欠陥自動車製品リコール管理規定」では、欠陥を隠したり報告を怠ったりしたとしても罰金はわずか3万元(約39万円)。記事は、こうした法の甘さがリコール件数を少なくしている原因だと指摘、自主ブランド車の「リコールゼロ」の信憑性に疑問を呈した。(翻訳・編集/NN) ●中国国産車日本進出、故障率は77.1%、品質面で課題 ■国産車、半年で77%の車が故障 品質向上促進団体の中国質量(品質)協会の調査によると、普通乗用車(セダン)について、使用開始後2〜6カ月の新車の平均故障発生率が77.1%に達していたことが分かった。100台当たりの故障発生回数も338回と、昨年の246回から92回増加。表面化しつつある国内生産車の質の低下が、改めて具体的なデータで裏付けられた形となった。外資系合弁を含む中国自動車メーカーは、品質問題への早急な取り組みが必要である。
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