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【生方問題、へたれ内閣、支持者の落胆】 http://www.asyura2.com/10/senkyo83/msg/144.html
生方幸夫議員は留任決定後もTVに出て、「政治と金、小沢独裁」などと批判しました。そして、国会対策委員会等を欠席されたようですね。副幹事長と3委員会を担当なさっているが、ほとんど欠席されていると、他の副幹事長がおっしゃっています。 数日前に、生方幸夫議員は街頭演説で同じ発言を行って、マスコミの「やらせ報道」に加担しています。少し前に、枝野議員も同じように2日間街頭演説をして、その後すぐに大臣就任となりましたね。生方幸夫議員も大臣に任命されるまでTVで同じ行動を続けるのではと皮肉りたくなります。 民主党中心の政権に好意的とも言える報道を続けてきた日刊ゲンダイも次の記事を載せました。 (日刊ゲンダイ)切迫する小沢辞任か民主亀裂か 2010.3.24 http://octhan.blog62.fc2.com/ 一般社会では、その主張は正しいが、主張の仕方によって組織の混乱を招いた場合、主張は採用するが当人には懲戒が行われます。 今回の生方議員は、法の精神を理解しない批判活動であり、副幹事長や各種委員を担当とする指導的立場の議員のすることではありません。 一般社会なら、意見を採用することはなく、当人は除名されます。 首相の人事対応に疑いを抱きます。皮肉を言うと、街頭演説やTVで「小沢独裁」とか「金と政治」を訴えることが大臣任命の条件なのですね。 あからさまな猟官運動であり、これらに対する首相の人事対応には敏感にならざるをえません。 民主党結成時は「和気あいあいとして、自由闊達に意見を述べ合って‥‥‥」と何人かの大臣級議員が言っておられます。 「自由闊達な議論ができなくなったことが支持率低下の‥‥‥」と記者会見で発言した千葉景子大臣。小宮山議員もTVで同じ趣旨の発言を繰り返しています。 はっきり申し上げると、今の内閣には同じ考えの方が多数を占め、そういう意見を述べる方に限って、担当する省の公開化に躊躇しておられます。 はきちがえておられると思います。野党時代は党内で「自由闊達」であれば良かったのです。しかし、今は、行政の執行によって、1億3千万人の生活を守り向上させる義務と責任があります。 民主主義の根本としての、政治活動の場における、「自由闊達」を誤解されているとしか思えません。 正しく理解されているのなら、省庁会見のオープン化や取調べの可視化・全捜査資料の開示、内閣等機密費内容開示などに躊躇するはずがありません。 官僚達の抵抗はすさまじいでしょう。しかし、所詮は内閣の制御すべき内輪の話にすぎないのです。国民を二分した収集のつかない大論議と比べれば、瑣末なことしかありません。 大臣や幹部議員の方は、民主主義の根本としての「自由闊達」を正しく理解しているかを黙考してから、正しい道に沿った意見を述べて、責任を果たしていただきたい。 そういうことを行わないで、筋の通らない応急処置を繰り返すことや、官僚にまるめこまれて公約の精神を歪めるから、支持者は落胆し、「へたれ内閣」と言われるのです。 政治権力を握った内閣は利権と票を奪い取ろうとしがちです。改革といいながら、単なる利権獲得に堕するのではないか、という疑念を抱きながら支持者は心配し落胆もします。 今、支持者の落胆は「政治と金」ではなく、選挙公約の精神をなしくずしにごまかしている「へたれ内閣」と感じ始めています。 それらを思いつくままに列記するとつぎのようになりましょうか。 @普天間の国外県外移設を頭から不可能視してきた外相と防衛相 これらは、党内クラブ的な「自由闊達」で解決できる問題ではありません。むしろ、「自由闊達が無くなった」と自由闊達に発言する政権党議員が行政という身内の課題解決を妨げているのです。 支持率の回復には「へたれ内閣」からの脱却が必要条件です。決して「政治と金」ではありません。今後も改善されないのなら、参院選挙に於ける民主党の単独過半数獲得に反対します。
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