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明治時代の権力構造に今の状況の原因を求めるのは間違っている。あくまで太平洋戦争の敗戦が原因 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/978.html
(回答先: 鳩山政権潰しの動きに警告するウォルフレン論文 (永田町異聞) 投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 3 月 24 日 12:17:22) 小沢一郎民主党前代表で現幹事長の手腕を高く評価する点では、この文章は正しいと思うが、検察やメディアの動きの背後にあるものが、自立した組織の自己保存本能であるかのような分析はおかしいと思う。 今、世界各地で見られる社会のゆがみは、太平洋戦争で一人勝ちしたと言えるアメリカの軍産複合体、および、その世界支配の意思を受けて動いているビル・ゲィツのマイクロソフトにある。 日本の政治は、戦後ずっと面従腹背というもので、表面的にはアメリカの顔を立てながら、国民の利益を何とか保っていくというものだった。その典型が帝銀事件で、背景には日銀の政策に対する圧力があったはずだ。犯人として平沢貞通氏が逮捕されたが、その死刑執行はついに行われることはなく、30年余りを獄中で過ごしたのち、獄死された。確定した判決である死刑執行をしないという形で、なんとか、日本政府としての抵抗を示し、国民の利益を最低限ではあるが保とうとしたのだ。 なお、このことだけでも、法務大臣として死刑執行をし、かつ、死刑執行を自動的に行えるようにしようという提案までした鳩山邦夫は、日本の政治家としてその資格があるとはとても思えない。 また、鳩山邦夫の兄である鳩山由紀夫に、本来の意味での日本独立を目指す意思があるとはとても思えない。そもそも、日本の一流企業のほとんどは戦後アメリカ企業からの技術導入、または、技術模倣を黙認されて成立してきている。鳩山兄弟の資産のほとんどを築いているブリジストンも、戦後、米国政府がつぶしてしまうことは簡単にできたはずで、その頃以来、会社幹部が米国政府への恭順の意を誓っていたことはほぼ間違えがない。そのような背景がある鳩山家に日本独立の気概を求めるほうが最初から無理というものだ。 つまり、今求められるのは、まず、こういった歴史的背景をきちんと市民が理解していくことであり、そのうえで、小沢一郎民主党幹事長を中心とした動き、その中には、伝統的な自民党の面従腹背の政治家も含むのだが、それらの動きを支えていくことにあるはずだ。
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