http://www3.nhk.or.jp/news/k10013358791000.html

旧日本軍兵士の記録を公開へ


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3月23日 5時48分

旧日本軍の軍人の履歴や戦死した兵士の記録などを保管している厚生労働省は、戦争の実態を伝える重要な資料だとして、戦後７０年の節目に当たる平成２７年度までに順次、国立公文書館に移管して一般公開することを決めました。

厚生労働省が保管しているのは、旧日本軍が作成した陸軍や海軍の軍人の履歴や、兵士が戦死したときの状況を記録した文書など、延べ２３００万人分の資料です。これらの資料について厚生労働省は、これまで遺族への年金支給の業務などに使用してきましたが、個人情報が含まれることから原則として本人や遺族にしか公開していませんでした。しかし、戦後６５年がたち、遺族の高齢化が進むなかで、戦争の実態を伝える重要な資料だとして厚生労働省は、戦後７０年の節目に当たる平成２７年度までに、これらの資料を順次国立公文書館へ移して保存するとともに、一般に公開することを決めました。これについて長妻厚生労働大臣は「省内に保管している戦争関係の資料の中にはとても貴重なものが多いにもかかわらず、段ボール箱に入れられて積まれたままの資料も多い。時間と手間はかかるが、国立公文書館に安全に移管していきたい」と話しています。

コメント
01. 2010年3月23日 16:48:53 厚生労働省もたまには真面目なんですね。 外務省のように５年前の資料は破棄とか、機密文書も破棄したとか、勝手に処分してそれでも役人かと憤りで一杯でした。 厚生労働省よ。戦争で亡くなった人のためにも大事に扱ってください。 時間と手間は惜しくありませんよ。国のために命をささげてくれたんですもの。 事実なる資料。大切に保管をお願いいたします。
02. 2010年3月23日 17:49:40 せめてもの良心。 今尚、強制連行の情報など握ったまま。 もっとも、遺棄化学兵器の情報は市谷。 素直に出すべき。

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