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「反小沢・嫌小沢・非小沢」の決起【世相を斬る あいば達也:息切れ状態はむしろ「反小沢連合」の側との論考】 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/813.html
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/d/20100321 筆者既に何度となく申し上げているが、次期参議院選で民主党が負ける可能性はゼロに等しいと明言している。 「親小沢」だからだろうというコメントも多いのですが、さにあらずである。筆者は5,6年後に小沢一郎は政界を引退するのではないかと推察している。つまり、彼の思想も独裁的政治手腕も、今の日本には必要だから必要だと言っているだけである。 60有余年の自民党及び官僚政治の打破、そして米国傀儡政権からの脱出には、小沢一郎と云う政治家が必要なだけなのである。彼が15年、20年と権勢を握るなら、これはチョット待ったと云う問題も多々あるだろう。しかし、今現在は激動の日本なのである。こう云う時代には強い政治家が絶対的に必要なのである。米国支配の見せかけの独立国、官僚任せの政治、政官財マスメディアの癒着、国民のたかり体質。 これらの長期にわたる日本の構造を変える、壊すのは並大抵のことではない。民主党が国会で政権を握っても、敗戦国日本が作り上げてしまった「見せかけの独立国」に網の目のように張り巡らせられた構造を改革することは容易なことではない。 そのことは、この半年で十二分に判った事だが、まだまだ続くのである。此処に来て、参議院選で民主党が小沢幹事長の孤軍奮闘であっさり単独過半数を取るのではないかと不安になって来た人々が居る。その人々は野党にも、与党にも存在する。まして、政治利権に関わっていた人々にとって、小沢・鳩山・菅ラインが考える真の独立国構想は生活の基盤を失う事でもある。だから、安定した小沢鳩山菅ラインの民主党政権が続く保証を与える次期参議院選挙前までに「鳩山から小沢を引き剥がす」必要に迫られているのである。 彼等の言い分は「鳩山政権支持率低下は小沢の所為」「小沢やめろは世論の7割」「小沢が来る民主党集会は通夜のようだ」と鳩山首相を揺さぶっているとみて良いだろう。 60から65は確実だ。だからこそ、候補者は勝利を肌で感じるから出馬するのである。それに比べて自民党の参議院候補はどうなっているのだ?衆議院落選候補を掻き集めている。噂に上った有名候補者も辞退続出じゃないか?高野は完全に民主党内部からの鉄砲撃ちを始めたようだ。THEJOURNALに「小沢辞任の時期」と云う論説を載せたのだが、モロに馬鹿野郎コールで掲示板は炎上寸前である(笑) 今までは、「反小沢」を検察を中心とする官僚組織、マスメディア、自民党に任せてい こうなると、残された力は内部からの攻撃である。「小沢一郎の外堀は埋まった!」「後はアナタ方の出番です」と前出の高野孟であり、その他民主党シンパと言われるジャーナリスト、評論家・弁護士などである。民主党は応援するが小沢は辞めさせよう。 議員の中からも「小沢辞任の旗を上げろ!」との要望に応えたのが生方議員であろう。しかし、彼の盗み録りは拙かった。それを産経グループに報道させた事も拙かった。言論の自由の前にスパイ行為をしたのだから、言論封殺以前の犯罪的行為である。枝野は生方を擁護しているようだが盗み録りの話には言及しないのが面白い。この社会主義弁護士はスパイを奨励する人権弁護士のようである。千葉景子法務大臣とも大変な仲良しだそうである。法務大臣の動きの、検察への適切な指導、可視化法案の見送りなど、枝野・千葉・生方の動きは昔の左翼運動を思わせる節がある。仙石・前原とは一線を画しているかもしれない。 しかし、いずれにしても民主党及びそのシンパから、内部的攻撃が撃ち方を始めたようである。 彼等の殆どが口にするのが「鳩山政権の支持率が日増しに低下する」「このままでは参議院選が危ない」「すべての責任は小沢幹事長の金問題」である。吹きだしてしまう程節操のない人種である。 小沢一郎が代表になるまでの民主党は何だったのだ?ほぼ万年野党、社会党の二代目政党のようではなかったか?先ず初めに前回の参議院選で勝利したのも小沢の選挙戦術、小沢秘書軍団に助けられて勝利したのだろう? もう俺達だけで政権は運営出来るから、半年で悪かったけどヤメテ貰えないかな〜と彼等は言っているわけである。 仮に本当に負けそうだったら小沢幹事長は辞めるかもしれない。しかし、民主党が次期参議院選で負ける根拠がない。 民主党が負ける根拠が二つあったら、自民党が負ける根拠は両手の指では足りないだけ根拠がある。(笑)谷垣であれ舛添であれ、自民党が勝てる根拠は殆どない。みんなの党が勝つと言っても候補者擁立が15人前後の党が勝つと言っても精々5〜10人の話、公明党にも及ぶまい。 マスメディアはそういう出鱈目で国民を愚弄している。あのケチ党首が候補者に資金的に応援するだろうか?絶対にしない。風に乗るんだ!と檄を飛ばすのが関の山、みんなの党候補者は苦労する事だろう。自民党候補者も衆議院くら替え組を除けば、一人7千万円位は自腹のようである、それも当選確率20%に程度に賭ける金額としては高過ぎる(笑) まして参議院選挙というも直近の衆議院選の投票率を10%程度下回るのが常で、今回も同様の傾向になるだろう。元々無党派層という人種は気分次第で投票所に足を向けるわけで、投票率はとてつもなく低い人種である。政権不支持が60%でも、半分は棄権で消えるので実際の不支持は30%以下になる(笑) では残りの不支持30%が民主党以外に投票するかと云うと、そうでもない。この投票する不支持30%の半分は民主党に入れざるを得ない。高校授業料の無償化、子供手当の支給に生活が掛かるからである。たった一人の子供でも今年は年収15万6千円アップだが、来年は31万円以上のアップだ。二人居たら、この倍である。まして上の子が高校に行けば、授業料年間12万以上の年収アップと同じ事になる。 おそらく、選挙直前になると、腐れマスメディアも面子があるのか、正直な数値に支持率を捏造をヤメテ調整してくる(笑)筆者の推測では6月末時点で鳩山政権の支持率は48%、不支持30%辺りに落ち着くとみている。如何にマスメディアの世論調査が良い加減か、良く見ていると判るはずである。 小沢幹事長自身、厳しい選挙になると口にはしているが、手ごたえは充分感じているに違いない。でなければ、共倒れのリスクがある複数選挙区で2名以上の候補者擁立を粛々進める筈がない。 参議院選は組織選挙と言われるが、その組織の確保にも絶対的自信を持っているだろう。経団連、日本商工会議所、日本医師会、農業関連団体、建設業団体、薬剤師団体、歯科医師団体等などが最低でも自民党支持を撤回している。予算確保に必死の団体組織が予算を持つ民主党にそっぽを向く事は、最悪の事態を招くわけで、連合を含め固い組織票として動くのは当然のことである。自民党支持で頑張っているのは日本遺族会と日本看護協会だけと言っても過言ではない、公明党も一部選挙区を除いて自主投票の流れなので、自民の組織票は怖ろしいほど無くなっているのだ。 小沢幹事長は各種団体の候補者を並べる事で組織の忠実度を計測する手段も講じているので、団体組織も必死にならざるを得ないのである。 小沢幹事長は筆者同様、負ける等とさらさら思っていないだろう。「俺が辞めれば、今度は鳩山に白羽の矢が立つ」それは読み切っている。 筆者の興味は参議院選後の鳩山・小沢・菅トロイカがどんなハンマーパンチを繰り出してくるかである。これは滅茶苦茶面白い事になるような気がする。その色彩を鮮明にするためにも、参議院選での圧倒的勝利を願っている。「真の独立国」に向かって、本当の改革に着手する日本の政治を見てみたい。それがヤバイものであれば、次の衆議院選で落とせば良いだけだが、その頃まで自民党はあるのだろうか?
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