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転載:枝野某よ、鳩山の「脱税疑惑」と「優柔不断」は「支持率低下」と無縁なのかね? http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/796.html
文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 3月21日記事 (以下に全文転載) 政権交代後の民主党政権も、予算案に続いて、次々と法案が成立しつつあるとはいえ、不満分子による、つまらない党内抗争がくすぶり続け、一年生議員(ヨコクメ)までが「幹事長批判」をマスコミに向かって公言するという状況では、政党としての組織の統治機能を果たしておらず、つまり「統治者不在」の状況である以上、こと、ここに至ってはかなり過激な党内闘争が、つまり「誰が民主党の指導者か」という主導権争いが必要な時期にさしかかってきたようだ。 日頃からの陰険姑息な「反小沢的言動」がたたったのか、政権交代後、鳩山政権成立にあたっては、一貫してその存在を無視黙殺され、鳩山内閣の人事構想の蚊帳の外に置かれ、しょげ返っていたが、公開の人民裁判並みのパフォーマンス「事業仕分け」で、マスコミにもてはやされ、点数を稼いだために、鳩山首相によって、いつのまにかナントカ大臣に引き上げられた「枝野某」という政治家がいるが、鳩山首相によって引き上げられた枝野某というこの人物こそ、鳩山内閣誕生の折、小沢一郎サイドの反対にもかかわらず、無理矢理、鳩山周辺の画策により財務大臣に登用され、すっかり舞い上がり、政権交代の意味を理解しないまま財務省サイド寄りの言動を繰り返し、その結果、あっという間に消えていった藤井某の存在を髣髴とさせる。 枝野某の場合も、つまりナントカ大臣に引き上げられる前に、国家戦略局かどこかに推薦され、幹部登用が予定されていたにもかかわらず、店晒しににあっていたことが象徴的に示しているように、小沢幹事長サイドと一触即発の関係にあることは明らかである。鳩山首相周辺が、当初、藤井某を「小沢はずし」のカードに使おうとして失敗し、今度は藤井某に代わって枝野某を「小沢はずし」のカードに使おうとしていることは間違いない。 つまり、枝野某が、「小沢批判」はやっても「鳩山批判」を決してしないのは、そこに理由がある。民主党の「支持率低下」の原因が、小沢一郎幹事長の「政治とカネ」問題だと、枝野某やマスコミは騒ぎ立てようとしているが、しかし、それも、検察とマスコミが陰謀染みた情報工作によって作り出した擬似問題、擬似イベント(ダニエル・ブーアステイン)であって、むしろ「支持率下落」の根本原因は、鳩山首相自身の「脱税疑惑」や「優柔不断」、そして小沢幹事長が実質的には民主党の実権を握っているにもかかわらず、その小沢幹事長に対して密かに「小沢はずし」を画策し、その結果、民主党自身が右往左往しているという鳩山首相の「管理能力欠如」にあることは、言うまでもない。 というわけで、民主党内で持ち上がっている一連の「小沢批判騒動」は、鳩山首相の「無能」を隠蔽するための擬似イベントにすぎない。これ以上、責任転嫁と優柔不断な政権運営を続け、枝野某やウブカタ某のような党内の不満分子・反乱分子を放置し続けるならば、しかも反乱分子を閣僚として登用し続けるならば、「統治能力欠如」と沖縄普天間基地の「国外・県外移設失敗」の政治責任をとるという形で、すみやかに「鳩山首相」は辞任すべきである。 (以上、全文転載終了)
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