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“宿敵”宗男氏が猛追及 『密約文書破棄』の外務省(東京新聞) http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/771.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010032002000070.html?ref=rank <スコープ>“宿敵”宗男氏が猛追及 『密約文書破棄』の外務省 日米密約をめぐる十九日の衆院外務委員会の参考人質疑で、外務省が密約関連の重要文書を意図的に破棄していた疑いが強まった。岡田克也外相は事実関係を調査する意向を表明したが、当時を知る次官経験者や現役幹部の責任問題に発展しかねず、外務官僚は戦々恐々。外務省は有識者委員会の報告書公表で幕引きを図るつもりだったが、今や不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である鈴木宗男外務委員長に待ったをかけられた。 (佐藤圭) 重要文書が破棄された可能性に言及したのは、東郷和彦元外務省条約局長だ。東郷氏は、自民党時代の鈴木氏と二人三脚で北方領土問題に取り組んだが、小泉政権当時の二〇〇二年、外務省が鈴木氏から強い影響を受けていた問題で責任を問われ、退官に追い込まれている。 東郷氏は冒頭の意見陳述で、条約局長当時の一九九九年、後任者に引き継いだ核持ち込み密約に関する文書のうち、最重要資料の半数が未発表と証言。その後、鈴木氏の質問に答える形で「引き継いだのは谷内正太郎条約局長(当時)、文書リストは藤崎一郎北米局長(当時)にも送付した」と実名を列挙した。 鈴木氏は委員会後即座に、谷内氏の参考人招致を検討する考えを示した。小泉政権下の「宗男バッシング」で失脚後、新党大地代表として衆院議員に返り咲き、「質問主意書」などを通じて外務省と対峙(たいじ)してきた鈴木氏。旧知の東郷氏の手を借りて、いよいよ本丸に切り込んだ格好だ。 外務省は当初、「東郷氏の証言は大したことにはならない」と高をくくっていた。ところが、東郷氏は引き継ぎだけにとどまらず、「外務省をよく知る人から、情報公開法施行前に関連文書も破棄されたと聞いた」と指摘。有識者委に提出されていた東郷氏の密約文書を「公開を前提にしないものとして受け取っていた」(岡田氏)との理由で伏せていたことも、東郷氏の証言の衝撃度を高めてしまった。 谷内氏は前事務次官で、昨年九月まで麻生政権の政府代表を務めた大物OB。藤崎氏は、米軍普天間飛行場移設問題などを抱える現役駐米大使だ。 藤崎氏らが責任を問われる事態になれば、外交現場が混乱するのは必至。かといって調査に手心を加えれば、密約解明で取り戻すかに見えた「外交への国民の信頼」(岡田氏)を失う。外務省からは「犠牲者が出るのではないか」と心配する声が漏れる。
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