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【生方幸夫氏と民主党の皆様への訴え】 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/725.html
生方氏の社会観や政治観は小沢氏と同じではないのかと感じている。違いは政治家としての生き様の違いである。言い替えると、“今日どのような途を通るか”という政治の進め方にある。 それを論証するために、生方氏の発言の分析から始めます。新聞報道から発言AとBを抜き出してみます。 生方幸夫の発言A.『民主党に元気がなくなったのは、自由に議論する場がなくなったからです。政策調査会と、その下の部会を再び作って、みんなが自由な意見をいえるように戻さないといけません。 選政権公約の実行が思うようにできていません。それに対する十分な説明を民主党がしきれていないのは、党に政策責任者がいないからです。説明を一つ一つしていれば、民主党への信頼が今のように落ちることはなかった。』 生方幸夫の発言B.『民主党への信頼が低下している要因には「政治とカネ」の問題もあります。小沢さんに関して、今までの説明に納得していない人が圧倒的に多数で、幹事長をお辞めになるべきだという意見が多い。小沢さんがしかるべき場所できちんと説明するのが第一。それで国民の納得が得られなければ自ら進退を考えるしかないです。 国民は小沢さんが不起訴になったから全部シロだとは思っていないんですよ。おそらく説明できないでしょうね。』 生方幸夫の発言Aは千葉景子法務大臣も言っている。「自由闊達な議論ができなくなってきたのが(支持率低下の)‥‥」と。彼女はBを言わなかったけれど、本心はB。 だから、昨日になって、「可視化法案の作成に1年以上かかる」と副大臣に言わせた。 生方氏は本来、社会民主主義の考えを持つ若手議員(※1)です。生方幸夫氏を擁護している枝野幸男氏はまごうことのない社会民主主義者(※2)です。 これは、経済面で新自由主義の仙谷氏や前原氏・野田氏とは明らかに一線を画しています。 結局、千葉景子法務大臣−枝野幸男行政刷新大臣−生方幸夫民主党(元)副幹事長はつながります。このつながりは社民党ともつながっており、亀井さんとも近い社会観です。 平野官房長官の公約軽視発言(機密費や官邸記者会見公開化)に始まり、いわゆる7奉行※3の中途半端な造反的行動や、誤解されることを期待しているかのごとき発言があり、千葉景子法務大臣による冤罪防止法案の先送り発言に続く、生方氏の発言と行動です。 小沢さんの社会・政治観は、想像するに約20年前に原理原則的な民主主義となり、2000年以降は社会民主主義に進化していると思います。 しかし、権力闘争が避けられない議会制民主主義における政権獲得の手法−どういう方法で真の民意を汲み取るか−言い換えると、田中角栄氏に学んだ土着的直接民主主義によって民意を汲み取る、議員としての生き様については断固として変えなかったと思います。 私は、小沢さんの社会観や政治観に同意する者であるが、同じ社会民主主義を目指す人たちの間で、議員としての生き様について齟齬を来たし、それが歪んだ形で公になることは極めてまずいことであると思います。 正当なる社会民主主義者である千葉法務大臣や枝野行政刷新大臣そして生方幸夫さんは、岡田氏、前原氏と相次いで自らへたれこんでしまった過去の民主党を思い出してください。 小沢さんの議員としての生き様(土着的直接民主主義)によってこそ、民主党が“へたれ野党”から脱却し、今日政権の座にあることをしっかりと認識すべきです。 また、小沢さんによる政策審議会停止や議員立法停止および陳情窓口の一元化は小沢独裁を目的とするものではなく、自民党議員が個別に官僚を直接利用した“利権調整”によって民主主義を歪めてきた反省に立っているのです。 議員個々人が議会制民主主義の何たるかを身につけた暁には“自由で闊達な議論のできる”政党の戻さるでしょう。今は過渡期として、やむを得ずおこなっている党内コントロールであると認識して欲しいのです。 正統派社会民主主義である千葉法務大臣−枝野行政刷新大臣−生方幸夫さん達に訴えます。小沢さんと、心を開いて当面の政権運用について議論を尽くしてください。 それをしないと、マスコミによって悪用され、公約の実現に対するサボタージュや嫌がらせ、ないしは公約の捻じ曲げとして宣伝されるでしょう。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥詳細データ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ (※2)枝野幸男 米国依存型経済からの脱却と、対アジア重視・内需拡大路線の推進を図るべきとしている。 (※3)いわゆる民主党7奉行
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