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「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/618.html
「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関 内容紹介 郷原信郎名城大学教授・弁護士(元検事)推薦!――「特捜検察」の危機的な内実がここに示されている。 東京地検特捜部がおかしい。派手な逮捕劇の裏で何が起きているのか? 検察を20年追った記者が、窺い知れない組織内の異変に斬り込む! ◎身内から危機感が噴出! 「難しい捜査を組み立てて指揮管理できる人材が不足している。要するに素人だ」(元東京地検特捜部幹部) 「最初に描いた筋書きに強引に当てはめて事件を作っている。恫喝的な取り調べが度を超している」(元東京地検特捜部幹部) 「事件の処理能力自体が著しく落ちた。経験不足を露呈している」(国税当局筋) ◎本文より抜粋
(一部抜粋) 今、産経新聞の石塚さんの取材取材終了。温厚な印象の方でした。本を書いたときは社会部次長でしたが、今は多摩支局長。これは、検察の本を出したことによる左遷人事ではありません、とのこと。私も正直にいえば、そうした予断を持っていましたが、訂正しておきます。 続き。石塚さんは、長年社会部記者として、間近に検察、特に特捜部の実像を見て来た記者です。もともとは、検察にシンパシーを抱いてきた人であり、少々強引な捜査手法もやむを得ないと考えてきたが、自分の知人が検察に疑いをかけられ、逮捕、起訴されてゆく中で、検察の手法に疑いを抱くようになる。 続き。フィクサーというのは、検察が作り上げ、リークされたマスコミが増幅した虚像に他ならないと気づく。特捜部は、勝手に作り上げたシナリオに当てはめ、それがうまくいかないとなると、別のシナリオを探す。彼ら自身のメンツを守るために。 続き。真実を追及するのではなく、当てはまるシナリオを次々に変え、自白を強要し、被疑者の周囲の人間まで追い詰めてゆく。抵抗していた秋山氏が、最終的に検面調書に署名したのは、息子の人生をめちゃくちゃにしてやると検事に脅されたからだった。 続き。記者クラブメディアにリークして、風を吹かせるやり方も、人格破壊と呼ばれる、被疑者のプライドや自我を粉々にして、従属させ、シナリオ通りの調書に署名させる、強権的な取調べ手法も、この秋山氏の事件での手法は、特捜部の典型的な手法だった。 続き。石塚氏が、この「特捜崩壊」を書きあげたのが、一年前。ちょうど西松事件が起きて、小沢氏の元秘書、大久保氏が逮捕された時期。あとがきに、「驚きと違和感を禁じえない捜査だ」と記している。今回、改めてそのときの感想を聞くと、「また、やっている、と思った」と言う。 続き。要するに、秋山事件も、小沢疑惑の事案も、構図は一緒なのだ。特捜部の横暴なやり方がこれまでもずっとまかり通ってきたのである。となればこれは、近年の傾向ではなく、構造的な問題ということになる。石塚氏は、「かつての検察は優秀だったが、最近は無能になった」と指摘する。 続き。だが、有能か無能か、という違いはあっても、検察が横暴で、残酷だあったことには変わりはない。人格破壊のような残酷で違法な手法を、是認するかどうか、という点では、私と石塚氏とでは見解が違い、議論ともなった。「親族が冤罪に陥れられても人格破壊を支持できますか」と、私は問いかけた。 続き。有能な職人の組織が、無能な官僚の集団に成り果てたという指摘は、おそらく正しいのだろう。だが、有能であったことが、倫理的に正しい、正義の集団であったことを意味するわけではない。自分たちの出世や名利のために、人を無実の罪に陥れ続けてきた集団が、能力的にも劣化しただけではないか。 続き。無能で、残酷で、傲慢、世間の批判も許さない、そんな特捜部など、本当になくすべきではないか。石塚氏と話しながら、私は自分の確信が深まるのを感じた。世間の批判などどこ吹く風、鉄面皮の検察ではあるが、それでも小沢氏がギリギリ不起訴になったのは、バランス感覚が働いた結果だという。 続き。石塚氏へのインタビューは、結局、3時間にもおよんだ。支局内という環境で、電話がかかってきたり、人の出入りがあったり、雑音がかなりあったのが気がかりである。一部の音はアップできないかもしれないが、これから精査してみます。 (抜粋終了)
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