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3月某日(岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/607.html
2010.03.15 http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-642d-1.html ■3月某日 普天間移設問題で連立三党のまとめ役をやっている平野官房長官のホンネがようやく明るみに出た。沖縄本島の中東部にあるホワイトビーチと津堅島の間を埋め立てて滑走路をつくる案が最近になって急浮上していたが、仕掛け人はこの平野官房長官だった。この海域を埋め立てる構想は、普天間基地移設が目的だけではなかった。現在、民間空港の那覇空港と共同使用している航空自衛隊那覇基地と、すでに浦添市内への移設が決まっている米軍那覇軍港もセットで移設するという大構想である。平野としては、那覇空港から自衛隊の戦闘機がいなくなり、普天間移設も同時に解決できる。この案ならば、沖縄県民も反対しづらいはずだと踏んだのだろう。おまけに米軍のために、原子力潜水艦の頻繁な寄港で知られるホワイトビーチに隣接した近代装備を持つ米軍の軍港をつくれば、米国も反対できないだろうという平野なりの読みなのだろう。 確かに、サルの浅智恵としては、よく出来ているかもしれない(最近、平野がサル顔に見えてきたのは筆者の偏見かな)。辺野古の新基地建設反対の稲嶺進名護市長が当選した時の「斟酌」発言でも平野のホンネが垣間見えたが、民主党推薦の候補が当選しても喜ばない官房長官っていったい何者なんだ!この間、平野官房長官は何回か沖縄にやってきたが、県民にはまったく歓迎されず、隠密行動が多かった。ハハーン、である。仮にこの案だと、辺野古以上に広大な海域を埋め立てるために、本土ゼネコンや地元の土木・建設業者も巨額の建設費投入の利権にありつけてホクホク。ホントかどうかは知らないが、政府筋の認識としては、この海域のサンゴはほとんど死滅しているので、埋め立てても環境アセスの面でも問題がないということらしい。しかし、これは紛れもなく普天間の県内移設というだけではなく、米軍基地の新たな建設である。沖縄にとっての負担軽減ではなく、米軍基地の拡大・強化である。 平野の裏側には、米軍を巧みに利用しながら将来的な自衛隊基地の拡大をもくろむ防衛官僚がいる事は確実だ。さらに、平野に入れ知恵したのは、在沖海兵隊外交政策部(G5)の次長に就任したロバート・エルドリッジとされている。メディアは鳩山内閣の支持率低下を嘆く前に、この人物の素性と平野の思惑と人脈を徹底取材すべきである。県内に広大な海を埋め立てて新しい米軍基地をつくる計画には絶対反対というのが県民世論である。それすらも解できない政治音痴の平野官房長官は即刻更迭した方がいいんじゃないのか、鳩山総理よ。この案が仮に政府案となれば、鳩山内閣は自滅するしかないと警告しておきたい。 あ、興奮して書くのを忘れていた(苦笑)。雑誌「ブブカ」を発行するコアマガジンのコアコミックスNo198として発行された「マスコミの不祥事」という漫画本で、「岡留安則元編集長が語る『噂の真相の』の真相」と題する劇画が掲載された。筆者らしきサングラスをかけた編集長が過去のウワシンの時代を沖縄で回顧するというストーリー構成だ。むろん、筆者も原作者から直接取材を受けたし、劇画の他に7ページのインタビュー記事も掲載されており、内容じたいは問題ないものの、劇画にするとこういうことになるのかなーという意味で新たな発見があった。沖縄の一部の人たちの間では、「東京から怖い奴が沖縄にきたなー」といわれているそうだが、この劇画を読めばそんな印象を持つだろうなー、と納得。劇画は使い方次第では、読者を自由自在にイメージづけるメディアなのだろう。俺のほうが、よっぽど怖い気分だよ(笑)。
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