投稿者 純一 日時 2010 年 3 月 17 日 13:50:22: MazZZFZM0AbbM
http://blog.goo.ne.jp/yamame1235/e/bc4dad870b16bf4037ee5297e218bce5
2010-03-16 19:53:42
自民党がバラケだした。
舛添要一も与謝野馨もそして鳩山邦夫まで新党、新党と口走っている。
いったいこれで自民党は参院選を戦えるのか?
まったく笑っていいのか、同情していいのか。
ただし舛添だけは笑って済ますわけにはいかない。
世論調査などでは、次の総理候補として毎度上位にきているが、「嫌いな政治家は?」という調査をすれば、間違いなく最上位にくるだろう。
多分小沢一郎の上に来る。
舛添は進退に汚い男である。
前回参院選の前後、「馬鹿につける薬はない」、「徹底的に資質に欠ける」と口汚く安倍晋三を罵っていたが、厚労相起用で豹変した。
安倍のあとの総裁選、告示日早々福田支持を打ち出し、厚労相留任。
後期医療に懐疑的な麻生太郎氏が首相就任直前の9月20日、突然、75歳以上の線引きを改めることを柱とする大胆な見直しを表明(asahi.com )
バカとは同席しないと言っていた麻生太郎にすり寄り厚労相留任でめでたく閣議で同席することに成功。
こんな動きは当然周囲に読まれてひんしゅくを買っている。
去年9月のの自民党総裁選挙に色気を見せていたが、森に因果を含められて出馬を断念。
今頃、新党騒ぎをするぐらいなら、何故あの時立たなかったのか!
舛添氏「新党つくるなら与謝野氏が先」 (YOMIURI ONLINE 3/13)http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100313-OYT1T00855.htm
自民党の舛添要一・前厚生労働相は13日、福岡市の民放番組に出演し、谷垣総裁の辞任を求めている与謝野馨・元財務相について、「私とどっちが先に新党をつくって飛び出すかというと、与謝野氏が先という勢いだ」と述べた。
どうにも踏ん切りの悪い男だ。
こういうことには勢いというものが必要だろう。
自らの今後の対応については、「新党から党内改革まであらゆる可能性がある。党内に残るなら執行部を握ることになる」と述べ、ポスト谷垣を目指す意欲を改めて示した。
そのために総裁選をやったのだろう!
執行部は総裁の下にある。
「執行部を握る」のは、総裁である。
そのために自民党には総裁と言う役職があり、任期があり、選挙がある。
「執行部」を握りたいなら、舛添も選挙に立候補するべきだったし、そうしなかった以上、次の選挙まで待つべきだろう。
「執行部を握る」手続きが選挙である。
自分で立候補を見送りながら、後からナンクセをつけるのは男らしくない。
舛添だって、自分が降りた時点で谷垣が総裁になることは分かっていただろうし、もしかして自分も谷垣に入れたのではないか?
もっとも誰に入れようと正当な手続きのもとで行われた選挙である。
谷垣降ろしは選挙という手続きを否定するものであり、民主主義そのものの否定につながる。
新党については、「今、新党をつくっても賞味期限が切れてしまう。むしろ(夏の参院選)直前に一気にやった方が有利かなと思う」と語った。
(2010年3月13日23時11分 読売新聞)
舛添新党は賞味期限は3ヶ月程度らしい。
そんな政党を作ってどうするつもりだ。
目新しさ・話題性だけで選挙に臨むつもりのようだが、政治を弄ぶにもほどがある。
政治に対する真剣さという点では、小沢一郎の足下にも及ばない。
ところで谷垣が降りればまた総裁選が行われることになるだろう。
2006年9月20日 安倍晋三 464 麻生太郎 136 谷垣禎一 102
2007年9月23日 福田康夫 330 麻生太郎 197
2008年9月22日 麻生太郎 351 与謝野馨 66 小池百合子 46 石原伸晃 37 石破茂 25
2009年9月28日 谷垣禎一 300 河野太郎 144 西村康稔 54
自民党総裁選もいまや年中行事となった感がある。
これだけ見たら、自民党総裁の任期は1年のように見える。
実際は3年である。
こんなに念入りに何回も選び直していたのに!
自分たちで選んだ総裁を次から次へと取り替える。
これで政党と言えるのか?
選んだ責任というものがある。
鳩山邦夫が自民党離党、というニュースが流れた。
連休前の新党結成を、ということらしい。
舛添、与謝野、鳩山邦ら三人の動きが、今のこの国の政治の惨状を如実に現している。
二大政党制というのは、小沢が唱えた小選挙区制選挙がその前提あるいは手段となるはずのものである。
さらにいえば、小沢が目標・理想としている政治原理は政党政治である。
小沢は、その目指す政治の基盤を憲法に求めている。
その日本国憲法には三権分立という思想は明確には現れていない。
憲法が前提としているのは政党政治である、と小沢は考えている。
議院内閣制とは、三権分立ではなく政党政治ということの方により親和性のある制度である。
小沢は馬鹿正直にその政党政治の原理を追い求めている。
小沢一郎としては、ようやく二大政党制の出発点に到着したという思いがあるだろう。
しかしながら、二大政党制の相手としては、現在の自民党では大いに不足である。
政権交代可能な二つの政党。
そのためには、一度自民党を分解した上での二大政党の対峙こそが、小沢の理想なのであろう。
舛添や与謝野、鳩山邦夫の動きは、小沢にとっては想定した範囲内での展開であるとも言える。
自民党解体・消滅という小沢の狙いに沿った動きである。
ただしこのままでは、一強四弱だか五弱だか六弱だか分からなくなりそうだ。
戦後60年、自民党政権が続いてしまったために、わたしたちは政党の在り方について深く考えることをしてこなかった。
政党政治とは、選挙によって第一党となった政党が政権を握るシステムである。
連立政権も数の問題上あり得る。
しかし選挙を経ずして離合集散・再編によって政権を握ろうというのは邪道である。
政党は作るだけのものではなかろう。
政党は育てるものでもある。
マスコミの報道も彼等についていきそうな人数を数えたり、人間関係を解説したりで、理念も政策も小沢一郎との対立軸も取り上げようとはしていない。
もともとないものを取り上げることは出来ないだろうが、せめて彼等の理念の無さを形だけでも論評するぐらいの良識を示したらどうか。
今のマスコミにはそれもまた無いものねだりか。
参院の舛添にしろ、衆院の与謝野・鳩山弟にしろ3年程度の任期を残している。
舛添・与謝野は早くも様子見の構えであるが、口先だけの人間である。
もしかすると3年間様子見を続けるかもしれない。
風向きと資金手当の両にらみだろうが、どちらも思うようにはなるまい。
邦夫については、自民党内では冷たい見方が多いようだ。
早くも、母親からのお小遣いに関して、邦夫を証人喚問だ、などと叫ぶ奴までで出て来ている。
どっちもどっちだ。
三人が声高に叫んでいることは、このままでは選挙が戦えないから、谷垣は降りろというだけである。
新党をつくって何をするというわけではない。
ちっぽけな計算はあるが、小沢に立ち向かうべき理念や政治構想があるわけでもない。
鳩山邦夫はいち早く飛び出した。
舛添や与謝野がぐずぐずしていればますます彼等の実行力・決断力のなさが浮き彫りになる。
邦夫はホントはドロ船からいち早く逃げ出しただけなんだが。
鳩山邦夫に何人がついていくか、邦夫にどんな風が吹くか、舛添も与謝野も息を殺して様子見をしている。
鳩山邦夫によると、
日本一頭のいい政治家……与謝野馨
日本一人気のある政治家……舛添要一
平成の坂本龍馬……鳩山邦夫
お笑い三人組!
参院選の予測もちらほらみられるようになった。
一人区での自民党全敗などという予想もある。
どうせ自民党にいて負けるのなら、もしかすると風が吹くかも知れない新党へ、と考える奴もでてくるだろう。
自民党としても困っているだろう。
参院選の候補者を早く決定しなければならないのに、もしかするとその中にも出て行く奴がいるかもしれない、と疑心暗鬼にとらわれる。
これでホントに勝負になるのか?
民主主義の確立のために!
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