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[民主党政権] 衆院圧倒的多数盤石議席の民主政権はあと3年半安泰【また「政変」を煽る大マスコミ】(ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/566.html
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1307.html 2010/03/17(水) 01:04:18 自民党の崩壊がいよいよ始まった。 もちろん、ひ弱で迫力不足の谷垣を総裁に選んだ時点で、自民党のゴタゴタは予想できたこと。「ちょっと待てよ」と言いたくなるのは、大マスコミやコメンテーターが真顔で「政変の始まり」なんて解説していることだ。 邦夫は「与謝野元財務大臣と舛添前厚生労働大臣を結びつけることができれば最高」とか言っているが、こんなのは夢物語だ こんな“追い込まれ離党”だから、同調者が現れない。舛添や与謝野はもちろんのこと、誰もついていきやしない。なのに、大マスコミは鳩山内閣の支持率下落と結びつけ、「政界再編の起爆剤になり得る」「『邦夫新党』第3極狙う」なんて、まるで一大政変の幕開けのように騒いでいるのだから呆れてしまう。 ●妄想で民主分裂を煽るな! 「前原国交相や枝野行革担当相らが小沢幹事長の自発的辞任を求めているのは確かですが、大臣ポストを捨ててまで、党を割って出ることは考えにくい。人望がないからついていく子分もいないし、だいたい、彼らには党を割るような実力も胆力もありません」(永田町関係者) 民主党分裂、政界再編などあり得ない。少し冷静に考えれば分かる話だ。政権交代から、まだ半年しか経っていない。しかも、民主党は今や衆院で300議席以上を誇る巨大与党である。これだけ盤石な議席を持つ政権党が割れるワケがないことは、子供にだって理解できる。 05年の小泉郵政選挙で290議席を獲得した後の自民党がいい例だ。一度は離党した郵政造反組も、巨大与党の前にひれ伏して次々と復党。その後も、安倍・福田・麻生と3代続いたボンクラ首相がダッチロールを続けるたびに、偉そうに執行部批判をブッたり離党をにおわすヤカラはいたが、結局、昨年の総選挙で惨敗する前に党を飛び出したのは、渡辺喜美だけだった。誰ひとりついていかなかったではないか。 「邦夫氏にしろ与謝野氏にしろ、本気で政界再編を望んでいるなら、与党にいる間に離党して、新党を立ち上げるべきでした。落ちぶれた野党から逃げ出した格好になっては、反小沢派の連中も手を組めない。政権与党の座を捨ててまで一緒になるメリットがありません」(有馬晴海氏=前出) どんなに志が高くても、政治家はやはり、それだけじゃ限界がある。与党にいなければ政治改革も政策実現も成し得ない。選挙だって与党にいた方が有利に働く。何だかんだ言っても、政治は権力闘争の世界だ。欲望や打算が渦巻く政界には、川に落ちた野犬に手を差し伸べる“お人よし”はいないのだ。 ●新党騒ぎは“カチカチ山の狸”の悪あがき そんな「政権党の強み」を人一倍、熟知しているのが、小沢一郎という政治家だ。 「自民党時代には幹事長まで上り詰め、政権党の権力構造をつぶさに観察してきた。非自民連立政権崩壊後は、政権を奪い返した自民党に辛酸をなめさせられました。政権党にひとり、またひとりと仲間を引き抜かれ、自由党時代には衆参わずか22議員という少数野党の悲哀も味わっています。この経験こそが並大抵の政治家と違う部分で、小沢氏の政治力の源泉になっているのです」(政治評論家・本澤二郎氏) 細川連立政権の失敗から、15年。ようやく政権党の主導権を握った小沢には「苦い教訓」が生きている。自民党内の新党騒ぎで政界に波紋が広がろうと、小沢自身が揺らぐことはない。衆議院の任期は、あと3年半。艱難辛苦を乗り越えた小沢がニラミを利かせている限り、民主党政権は安泰である。 逆に、今度の参院選で自民党は消え去る運命だ。野党転落で、党内はメタメタ、支持基盤はボロボロ。参院選の公認候補の調整すらおぼつかない惨状である。 邦夫や与謝野、舛添らの新党騒ぎは、まるでカチカチ山の狸を見ているようだ。沈みゆく泥舟から必死で逃げ惑っているだけ。今の自民党議員には政局を動かすエネルギーもパワーも残されていない。「政界再編」などというダイナミックな展開には、なりっこない。 ●大連立騒動の夢よ、もう一度 「この国は、半年前の政権交代ですべて変わったのです。今さら賞味期限切れの自民党を動かして、政界再編を望むなんて、既得権益を潰されつつある旧体制派の断末魔の叫びに過ぎません。小沢幹事長を揺さぶり、『大連立騒動の夢よ、もう一度』という謀略のつもりかも知れませんが、ムダな抵抗です。勝敗のシロクロは、昨年の総選挙で決着済み。旧体制回帰派の出る幕はありませんよ」(九大名誉教授・斎藤文男氏=憲法) 小沢が夏の参院選で民主党を勝利に導けば、さらに政治力は強まる。そればかりか、予定通り4月下旬に米国に表敬訪問し、普天間問題を進展させれば、ますます民主党の政権基盤は安泰だ。 いくら旧体制派が悪あがきを続けようが、もはや手が及ばなくなる。日本が大きく動き出すのは、その時だ。 (日刊ゲンダイ 2010/03/16 掲載) -------------------------------------------------------------------------------- ところで、日刊ゲンダイが何故これほど小沢さんを支持するのか。 ↓ ↓ ↓ 【小沢幹事長語る】 自民党は一度、徹底的にやられないとダメなんです
政権交代を実現した民主党の政権は早速、事業仕分けで予算編成の過程をオープンにしました。事業仕分けを経て、編成した来年度予算案は、国民と約束した「コンクリートから人へ」、つまり、人にやさしい政治を反映した予算案になっています。 自民党や専門家、メディアがバラマキだと批判した子ども手当、農家への戸別所得補償、高速道路無料化など、官僚任せの政治では絶対できなかったことが始まります。 もちろん、これらも政権交代の成果ですが、もうひとつ、大きなメディアでさえ、ほとんど理解していないのが国会の改革、政治改革です。 僕がずっとやってきたのは、国民主導の政治を機能させる仕組みづくりなのです。これまでの日本にはそれがなかった。国民が政権交代を望んでも、政治のシステムが阻害してきた。 日本は今まで、大まかな、いい時代だったのです。順調に経済が成長し、格差のない社会だった。だから、国民は官僚支配の政治を肯定し、それを変えることに躊躇(ちゅうちょ)、ためらいがあった。 しかし、いわゆる「小泉改革」以来、格差はどんどん広がるし、年末のボーナスの減り方は過去最高でしょう。ここ10年くらいで日本はめちゃくちゃになった。これからはもっと危ない。もう我慢できないということで、政権交代が実現したのです。 国民の皆さんには、自分たちが政権を変えたのだという自覚を持って欲しい。政治主導とは国民主導です。官僚任せ、お上任せの政治ではなく、自分たちが監視し、自分たちが政治を変える。そうした意識を持って欲しい。 僕たちも政治主導がきちんと機能するように政治改革、国会改革をやっているのです。もし我々が国民の期待に応えられないようであれば、より良い政党を選べばいい。そういうシステムにするのが僕の長年の夢であり、ようやくその第一歩を踏み出した。 野党のための改革なのにわかっていない 国民が政権選択をするためには野党も重要です。みんなが勘違いをしているのですが、日本では国会の第1党が政府をつくるから、その意味では完全な三権分立ではないんです。政府・与党が行政と立法を押さえている。 自民党は、次の時代を背負って立つ人が出てこないとダメです。旧態依然の感覚では再生できない。僕は自民党を否定しているわけではありません。自民党は日本的なモラルのある政党で、いいところがあったけれども、長年、権力を握っていたせいで、その政治権力そのものを自分たちのものにしようとして、堕落した。だから、国民からノーを突き付けられた。 自民党は今度の参院選で負けると、本当に壊滅的になってしまう。でも、一度、徹底的にやられないとダメなんです。再生はそれからです。だから僕は参院選の準備は一生懸命やっています。目標は民主党の単独過半数獲得。そのためには60議席以上取らなければなりません。 若けりゃ両方再生したい 僕がもう少し若ければ、その両方をやる余裕があるけれども、この年だからムリ。まずは民主党をしっかりさせることで精いっぱいです。 民主主義の基本は選挙であり、主権者が主権を行使する機会は選挙しかない。その意味で、これまでのように選挙を軽視する風潮は非常に危険です。民主主義を否定することになる。国民が自分でよりよい政治を選択する。それによって、国民の側にも責任が生じる。これからはそういう時代になるのです。
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