投稿者 みちばたの蝶 日時 2010 年 3 月 15 日 22:53:38: JxOH7lIi5LSzQ
う〜〜んと、たとえば福田えりこさんは、
3月15日のブログで http://blog.livedoor.jp/ennriko555/
初登壇
明日、13時からの本会議で、「平成二十二年度子ども手当法案」の賛成討論として初登壇する予定です。
TV中継はありませんが、衆議院本会議ネット中継でご覧になれますので、お時間のある方は、是非パソコンの前から、応援していただけたら嬉しい限りです。
http:/www.shugiintv.go.jp/
初めての登壇、非常に緊張します!
・・・・とのことなんだけど・・・・・・
阿部知子さんの言うことに頷いてしまうので、以下メルマガを転載!!
★☆手放しで喜べない「子ども手当」☆★
去る3月12日の金曜日に、衆議院厚生労働委員会で「2010年度
子ども手当法案」が新政権発足後はじめて強行採決された。
「私たちの未来である子どもの育ちを社会全体で支える」とい
う主旨の法案で、そもそも与・野党の対立になるようなものでは
ないはずである。しかしこれを「参議院選挙目当てのバラマキ法
案」と批判してきた野党自民党の対応は冒頭から対決的であった
し、一方、守勢の与党民主党も法案としての矛盾を問われてもこ
れに正面から答弁しようとする姿勢に乏しかった。
結果、議論はかみ合わず、連立与党の一員である社民党や野党
の公明党・共産党・みんなの党などの質疑にも政府として十分な
答弁はなく、とにかく成立を急ぐのみの委員会運営となった。
2011年度からは満額支給すれば2万6千円、予算も5兆4千億円と
いう巨額な支出となる。防衛費を上回り、公共事業費(5兆7千億
円)に近づく。子ども施策全体として見ても現金給付は充実する
が、その一方で保育・医療・教育・福祉などの現物給付はかえっ
て予算不足に陥り、「子育ち支援」とはほど遠いものになりかね
ない。
まして今回の法案は政権交代直後で、その財源の確保が十分で
はなく、これまでの児童手当に一部上乗せして子ども手当とせざ
る得なかったなどの制約もある。今回は若い子育て世代への応援
として早急に支給するとしても、来年度はまず本格実施ありきで
はなく、その制度設計も含めて今後一年間の中で再検討すべきも
のと考える。
従来の児童手当と同様に、在日外国人の祖国に残してきた子ど
もさんに支給されたり、養護施設や里親などでは子ども自身では
なく子どもを預けている親の方に給付されたり(3万人で今年は約
40億円)することは、子ども・子育ち支援という理念から外れて
いる。また給付額が大きくなる分、より矛盾は拡大する。
そもそも年金3万円以下で暮らす高齢の女性が100万人いる日本の
現状で、子ども一人当たり2万6千円と打ち出すことに本当に社会
的合意が得られるのかどうか、政権としてしっかり考える必要が
あるのではないか。
一方、貧困と格差の広がる中、給食費や修学旅行費用に事欠く
子ども達にもっと支援をすべきだという声もあり、現金給付より
も保育や医療の充実を望む若い親御さん達の声も強い。新政権は
こうした声にもっと謙虚に耳を傾けるべきである。
2大政党の対立によって重要な政策が数の論理で押し切られたり、
政治の手段としてしか見なされかねない事態が生じていると言わ
ざるを得ない。社会が子どもを支えるという考え方には、多くの
国民からの支持がある。その「子ども手当」が、新政権による初
の強行採決という扱い方をされたことは本当に悲しむべきことで
ある。
連立与党といいながら、3党の間でほとんどお互いの政策論議の
場がない現状も含めて、責任政党としての民主党にはもっと緻密
な政策点検を期待したいし、またそうした役割を担うべくぜひと
も政調を復活してもらいたい。与党と政府の一体化という方針が
粗雑な政策に帰結するのでは、あまりにも国民が不幸ではないか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
フォローアップ:
次へ 前へ
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK82掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの
引用、転載、リンクを許可します。
確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK82掲示板