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エコナチズム! −「シー・シェパード」、及び『ザ・コーヴ』アカデミー受賞を嗤う http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/436.html
たかだか米国の国内ショーに過ぎないものをあたかも世界の祭典が如く伝えるメディアと同様、捕鯨及び今回のイルカ映画を巡る問題について、プロ・アマ問わず、本質に迫る議論が一向に起きて来ないことにも、日本の現在の病理が現れてるのではないか?ーこれも又、文化的な免疫不全(自己免疫疾患)の兆候を示しているのかも知れません。 問題の本質は、何故、米国(アラスカ)や欧州(ノルウェーやアイスランド)ではなく、日本だったのか?ということに尽きます。 私は、この問題はすぐれてイデオロギーの問題−ポスト・冷戦のイデオロギーがどのようにシフト・チェンジしてきているのか?−を示す好例である、と考えております。 即ち、”グローバリズム”(=地球画一主義)が何より<文化の画一化>であり、”文明の衝突”が<文化の差別化>であったとするなら、その核に在る<文化優生思想>が環境にシフトする今現在の潮流に鋭く顕れているのが今回の問題の本質であろう、と考えます。 本論の方は「論議」板に載せましたので、興味の有る人はそちらも読んでもらうこととして、その結論の部分をこちらにも載せておきます。 かってクジラをエネルギー資源とのみ捉え、大量捕獲=殺戮(!)を繰り返してきたその張本人どもが(一体、幕末の、彼等の開国要求の旗印は何だったか!)今度は素知らぬ顔をしてその保護にまわる、そのグロテスクな変身に介在している論理が”他の動物とは知能の程度が違う”とするーナチスの「アーリア人優越思想」さながらの!ー動物に優劣をつくり上げる差別思想に他ならないとすれば、彼等の運動は、異文化の抹殺を必然化するーその意味で、白人文化(遊牧・牧畜型※に淵源する)優越の思考を「環境」に投影したに過ぎない!ー環境優生思想(エコナチズム)と呼んで差し支えないであろう。
即ち、「普遍主義」を訴える裏にベッタリと張り付いた「功利」!−因みに「捕鯨禁止」を強硬に訴える国を見てみれば、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、これら諸国は、アングロサクソンであると共に、もう一つ、農産物の大輸出国である点で共通しております。 そうして勿論、我が国はその最大の輸出相手国の一つです。 この問題を取り分け騒ぎ立てるこれら諸国の中に、この際日本の(食)文化を替えるー恰も異教徒の宗旨替えの強制に似た!−言うならば文化的conversion(転宗)という動機の裏側に、日本の「動物タンパク源」を完全に「肉中心」にさせるーそれによって、更なる輸出の増大を狙う戦略が在る、と考えるべきではないか? しかも、「遺伝子操作」という今日現在の「優生学」によって、相手国の健康(生存!)を左右する時限装置をも忍び込ませて!
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