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エコナチズム! −「シー・シェパード」、及び『ザ・コーヴ』アカデミー受賞を嗤う
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/436.html
投稿者 影の闇 日時 2010 年 3 月 14 日 16:44:41: HiXvZf/FmwPNU
 

たかだか米国の国内ショーに過ぎないものをあたかも世界の祭典が如く伝えるメディアと同様、捕鯨及び今回のイルカ映画を巡る問題について、プロ・アマ問わず、本質に迫る議論が一向に起きて来ないことにも、日本の現在の病理が現れてるのではないか?ーこれも又、文化的な免疫不全(自己免疫疾患)の兆候を示しているのかも知れません。

問題の本質は、何故、米国(アラスカ)や欧州(ノルウェーやアイスランド)ではなく、日本だったのか?ということに尽きます。
何故、欧米の中にも在る事を無視して、日本を標的にしたのか?

私は、この問題はすぐれてイデオロギーの問題−ポスト・冷戦のイデオロギーがどのようにシフト・チェンジしてきているのか?−を示す好例である、と考えております。

即ち、”グローバリズム”(=地球画一主義)が何より<文化の画一化>であり、”文明の衝突”が<文化の差別化>であったとするなら、その核に在る<文化優生思想>が環境にシフトする今現在の潮流に鋭く顕れているのが今回の問題の本質であろう、と考えます。
そうして又それは、ナチズム(優生思想)がドイツに特有なものではなく、西欧近代の病理であること、そしてそれが今日どのようにシフト・チェンジして来ているのか?ーを示すものでもある、と。

本論の方は「論議」板に載せましたので、興味の有る人はそちらも読んでもらうこととして、その結論の部分をこちらにも載せておきます。

かってクジラをエネルギー資源とのみ捉え、大量捕獲=殺戮(!)を繰り返してきたその張本人どもが(一体、幕末の、彼等の開国要求の旗印は何だったか!)今度は素知らぬ顔をしてその保護にまわる、そのグロテスクな変身に介在している論理が”他の動物とは知能の程度が違う”とするーナチスの「アーリア人優越思想」さながらの!ー動物に優劣をつくり上げる差別思想に他ならないとすれば、彼等の運動は、異文化の抹殺を必然化するーその意味で、白人文化(遊牧・牧畜型※に淵源する)優越の思考を「環境」に投影したに過ぎない!ー環境優生思想(エコナチズム)と呼んで差し支えないであろう。


加えてもう一つ、こういった問題において、アングロサクソン諸国に際立つ「功利主義」を見逃すわけにはいきません。

 即ち、「普遍主義」を訴える裏にベッタリと張り付いた「功利」!−因みに「捕鯨禁止」を強硬に訴える国を見てみれば、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、これら諸国は、アングロサクソンであると共に、もう一つ、農産物の大輸出国である点で共通しております。

そうして勿論、我が国はその最大の輸出相手国の一つです。 この問題を取り分け騒ぎ立てるこれら諸国の中に、この際日本の(食)文化を替えるー恰も異教徒の宗旨替えの強制に似た!−言うならば文化的conversion(転宗)という動機の裏側に、日本の「動物タンパク源」を完全に「肉中心」にさせるーそれによって、更なる輸出の増大を狙う戦略が在る、と考えるべきではないか? しかも、「遺伝子操作」という今日現在の「優生学」によって、相手国の健康(生存!)を左右する時限装置をも忍び込ませて!



日本は直ちに、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドに替えて、ブラジル等、南米からの畜産物の輸入の増大の検討に入るべきであろう、と思う所以です。   

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コメント
 
01. 2010年3月14日 17:11:55
ベスーン?船長、カッコよすぎるぜ。
捕まったのもシナイオ通りだし、ありゃ人気出るぞ。
特に日本の若い奴らにはな。

もうクジラ食うのは諦めろ、日本人。


02. 2010年3月14日 17:24:56
行動力の差歴然。日本人はせいぜいネットで「正論」をいい、おれたちのほうが新聞より利口だ、とか自己満足するだけ。ザ・コーブのスタッフは、はるか太地町まで出かけていき、凄い映画を撮った。シー・シェパードの人も、逮捕覚悟で突っ走っている。覚悟が違うんだよ、覚悟が。日本人でここまでの覚悟で捕鯨の正当性を訴えるやつがいる?世界がどっちを味方するか、勝負はついてる。

03. 2010年3月14日 17:38:48
地検のリーク→マスコミ誇大に垂れ流し と全く同じ構図!

人種差別主義者と徹底的に戦おう!


04. 2010年3月14日 17:51:30
>逮捕覚悟で突っ走っている。覚悟が違うんだよ、覚悟が

違うなwww
「宣教師的使命感」だ。 蛮族を教化するというな!

>世界がどっちを味方するか、勝負はついてる

世界とは何だ? 西欧の偏見や差別感(観)の対象になってる人々が多数派=世界ではないのか? 非西欧が結束することを先ず追求すべきだろう。
その偏見や差別感(観)を批判する思想を持たぬ者がきゃつらにいいように踊らされ、カモにされてきたんじゃないか!
01.02.のように、侮蔑されてる相手を崇拝する程に!


05. 2010年3月14日 17:58:05
鯨や海豚を狂信的キリスト教徒が崇拝するのは、聖書のヨナの記述から。
ああ言う、自己陶酔の激しい手合いは、兵士に憧れる西洋的武力行使の伝統で生まれる。
単に鯨や海豚がウケが良かったから、それを守る話になったんであって、別段海洋汚染を如何にかしよう!とか面倒な事には手を出さない。
海洋汚染と地味に戦っても、ヒロイズムには結びつかないから。
いっそ、ヒンズーと手を結んで、牛のような高貴な動物は食うな!とか嫌がらせしたい気持ちに一瞬駆られる。
うちは狂牛病以来食ってないから(高いし!)痛くも痒くもないので。

06. 2010年3月14日 18:00:54
>>04さんに拍手
他国の食文化を批判して、動物愛護ですと、言われても。牛は、殺すために育ててもいいのに。

07. 2010年3月14日 18:35:52
せっかく、仲がよかったオーストラリアとも、捕鯨利権の
天下り団体の研究所によって、険悪になっている。
この研究所を応援する人の気かわからない。

08. 2010年3月14日 18:48:01
>捕鯨利権の天下り団体の研究所によって、

バカかい?
よく読めよ!これは文化的conversion(転宗)から来ているもので、言うなれば「白豪主義」の文化への適用の問題であり、国家間の仲が良い悪いの問題ではない!

>この研究所を応援する人の気かわからない

これも又、国際政治の問題だということだ!


09. 2010年3月14日 18:56:21
>せっかく、仲がよかったオーストラリア

アングロと友好が成り立つと想ってるヴァカ!www


10. 2010年3月14日 19:47:00
覚悟か、相手が日本だから安全という判断だろう。

11. 2010年3月14日 21:04:43
鯨とマグロの採取禁止は、海洋汚染隠蔽のためかもしれません。
水銀などによる海洋汚染を隠蔽したい勢力が、
捕鯨禁止や地中海マグロ禁止を推進している可能性を考慮する必要があると思います。
海の食物連鎖の情報にいる鯨、狭い地中海を泳ぐマグロからは、
海洋の多くの情報を得ることができます。
規制のゆるい国や地域で、いろいろなものを海洋投棄しているひとがいるかもしれません。
海の食物連鎖上位の動物を注意深く解析し、
日本は、海洋国家と魚食文化の国なので、
地球温暖化と同じくらい?海洋汚染防止に世界的な発言力をもって、
外交取引上のカードとしても、地球清浄化としても、活用してみては?と感じます。

12. 2010年3月14日 22:11:25
11.さん

クジラが一年間に食べる魚の量は世界の漁獲量の3〜5倍に達す、ということです。
つまり、クジラの増加は魚の生態系を壊し、そのまま魚資源の減少に繋がります。 クジラの増加と漁獲量は反比例するということを考えれば、「捕鯨禁止」の効果は漁獲量の減少、従って(魚中心の)食生活の激変をもたらすことになる恐れは十分なのです。


13. 2010年3月14日 22:30:17
日垣髓『常識はウソだらけ』(WAC)の中に、「第5話 動物保護運動のまやかし」というテーマがあり、水産ジャーナリストの梅崎義人氏との対談が収録されているのですが、143頁にこんなくだりが出てきます。

(引用開始)
 梅崎 かつて評論家の山本七平さんに取材したときに聞いたことなのですけれども、山本さんは「捕鯨は倫理に反する」という欧米の主張について、「これはアングロサクソン独特の価値基準から生まれた言葉だ」と分析してくれました。アングロサクソン民族は地球上の一番上に自分たちを置く。その次にアングロサクソン以外の白人がくる。三番目には、アングロサクソン民族が自分たちと同じ権利を認めなければならない、と考える動物がくる。

 有村アナ クジラやアフリカ象のことですか?

 梅崎 そうです。そして有色人種は、その動物たちの下にくるというのですよ。有色人種の日本人が一ランク上にいるクジラに手をかけることは、倫理に反するというのです。この説明を聞いて、欧米人がなぜ捕鯨にここまでかたくなに反対するのかがよくわかりました。でもそのあと、どうしようもない憤りが生じてきたことを覚えています。

 日垣 自分の国が古来もっている食文化について「恥ずかしい」と思うことも問題だと思います。(引用ここまで)


今の世界は、欧米主導型の世界で基本的にアングロ・サクソン的倫理観・価値観が支配的となっています。彼らは、プロパガンダに非常に長けています。日本も含め、欧米以外の国々もそういった倫理観・価値観に支配されて毒されているのが現状です。今まで途上国とされてきた国々がどんどん経済発展をして、欧米諸国と肩を並べ、追い越すようなことになれば、徐々に欧米的な価値観の支配は薄まっていくのでしょうが、日本人も早く目覚める必要があるでしょうね。


14. 2010年3月14日 23:13:54
オーストラリアでは、アボリジニーより動物の方が ”人権”ありますから。(アボリジニーと非白人の移民の人々が言っていました。)

15. 2010年3月15日 02:44:07
近隣の中国やオーストラリアと仲悪くして欲しいんでしょ。似非右翼と同じでカルトお仕事だから裏を暴きましょ。

16. 2010年3月15日 08:36:04
他国の食文化?いまどきクジラやイルカを食べている日本人が人口の何パーセントいるんですかね?おたくはいついるか食べたの?

17. 2010年3月15日 10:51:28
クジラ類の中で最も絶滅の危機に瀕しているのは、揚子江カワイルカ、インドカワイルカなどの淡水に棲むイルカです。種の保存を唱えるなら、こちらの方が先決のはずです。でも、IWCで管理しようなどという動きにはなっていません。
動物保護団体や環境保護団体のプロパガンダによって、本来の優先事項が見えにくくなってしまうのは、実に嘆かわしいことです(これは他の環境問題についてもいえることです)。

18. 2010年3月15日 12:51:04
鯨はハーマン・メルヴィルの『白鯨』に見られるように、日本だけではないが、鯨もイルカも哺乳動物。 彼らの知性の潜在的可能性が古くから指摘されていて、世界的にも数多くの研究者の研究対象になり、世間一般からも興味の対象とされてきた事が大きな理由と聞いています。 海中での鯨のCommunicationsの音を聞いた事がありませんか? このような研究対象の哺乳動物を、食べる目的で捕獲し続ける日本のやり方に以前より非難があるんだと思いますが、恐らく、彼らに理解される事はまずないと思います。 まして、イルカは犬を食べても食文化だからいいだろう − と言っているに近いのでは。 イルカは障害者のセラピーにも使用されて、効果をあげていたり、正しく愛される海の友人のイメージはもう出来上がっているのも事実です。 又、日本の漁業方は、海の底から全て掻き集めてくるため、イルカは無残にその中で殺されてゆく事も非難されている。 
11さんのご意見もそのとうりだと思います。 

宗教、人種については、どこの視点からみるかで違いますし、ある人が言っている事を全てにあてはめる事は、あまり解決策にはならない。 国によっても事情が違います。 外交問題にならないよう、気をつけて対応して頂きたいと思います。
これは、決してプロパガンダではないと思いますよ。 政治、経済、文化とグロバールな世界で日本を考えるとき、日本国内だけの論理は通用しない事を理解すべきではないでしょうか。


19. 2010年3月15日 17:33:43

>世食べる目的で捕獲し続ける日本のやり方に以前より非難があるんだと思います

だったら、ノルウェーとかアイスランドは何故批判されない?
アンタ頭悪そうだから、もう一度言うね。
この問題の本質は、何故欧米の内部にもある事を無視して、取り分け日本が標的になったのか?ということだ。

>イルカは障害者のセラピーにも使用されて

これって、イワシの頭も信心から、っていうやつですなwww

>これは、決してプロパガンダではないと思いますよ

単に無知、加えて政治オンチ!


20. 2010年3月15日 17:40:19
>いまどきクジラやイルカを食べている日本人が人口の何パーセントいるんですかね?

ヴァカかい?www

食物連鎖って知ってるよな?
殆ど知られてないようだから、繰り返して言う。
クジラが魚を食う総量は世界の漁獲量の3〜5倍と言われておる。
クジラの増大はそのまま水産資源の減少に繋がる問題なのだ!

これは、単に、「クジラの問題」ではないのだぞ!


21. 2010年3月15日 17:53:31
魚類鎖国とか海洋生物鎖国を実施して、マグロは養殖もの一本で行き、鯨も海豚も沿海漁業で行けば、キリスト教原理主義者の狂信的攻撃を凌げるのではないか。
その結果が如何なっても、全て彼らの責任。
自主自立の努力で、日本が領海内で何をしようと勝手だろ。
外国のマグロ漁師が経済的にどうでも、日本沿海に寄る鯨や海豚を如何一生懸命ウォッチングしても、それは関係ない。

22. 2010年3月15日 18:25:42
「クジラが魚を食う総量は世界の漁獲量の3〜5倍」って
どうせ、例の鯨なんとか研究会が言ってるんでしょう。

23. 2010年3月15日 18:26:40
とりあえず『ザ・コーヴ』は英国で例えるとキツネ狩りを盗撮して、非難する映画制作したようなもん。
他国の伝統行事に文句言う筋合いはないし、それは酷い侮辱でしかない

24. 2010年3月15日 18:33:12
>>22
なら同じく「鯨が絶滅しそう」ってのも反捕鯨の国と学者が勝手に言ってるだけので根拠ないよねw

25. 2010年3月15日 18:36:14
これは国際的な規模の募金で成り立つ海洋生物保護団体と
日本国民の税金から出る補助金で成り立つ利権がらみ研究所との戦いだ。

26. 2010年3月15日 18:45:59
>国際的な規模の募金で成り立つ海洋生物保護団体

エコ・ビジネスねwww


27. 2010年3月16日 19:51:28
副島隆彦×佐藤優『暴走する国家 恐慌化する世界』の中に、
アイヌの人々などの「先住民枠」として捕鯨を主張しろ、という提案があった。
調査捕鯨というような名目ではなくね。
これはたしかに通りやすいアイデアだと思った。

白人国家じゃなく日本を標的にしてくるところに彼らの悪意を感じてる人たちが
いるみたいだが、有色人種ってのはいつまでたっても
「教化してやるべき蛮族」だと、彼らが思ってる可能性はあるかもね。

しかし、一対一でガミガミ言ってやると、あんがい彼らは弱いから、
じかに関係者に会ってケンカしてみたらいいんじゃない?
ここで吼えてるよりもさ。メールするとかさ。


28. 2010年7月18日 22:36:29: zQ1dmqFSv2
イラクやアフガニスタンで無関係な市民を山ほど殺しても、メディアでさえまともに採り上げようとしない連中が、イルカが殺されるのは絶対に許せないとはよくぞ言えたものである。
よく犬に寒いから、雨に濡れるからと服やレインスーツを着せている飼い主がいるが、動物にとっては生まれたままの姿が一番楽なのだ、服などを着せればそれは単にストレスになるだけだ。
動物愛護という名の人間の思い上がったエゴにはもううんざりだ。

29. 2012年1月15日 09:08:29 : Rl7iUrzV2g
雨の日に、いいスーツ着てるあんたの真横でぶるぶるってやられりゃあ、「お願いですから犬に合羽着せて!」ってなるよ。
内臓疾患で絶対に服着せなきゃいかん犬もいるし。

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