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民主党トンデモ法案で誰が得をする?(Doronpaの独り言)【簡単な修正を施せば良いだけの話だ】 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/350.html
今のまま修正せずに、このまま法案を通したら、せっかくの看板政策も ******************************* 民主党トンデモ法案で誰が得をする?(Doronpaの独り言) 子供手当法案が衆議院の厚生労働委員会で可決されました。16日の本会議で可決され、参議院に送付される見通しとのことです。この子供手当法案というのは、中学生までの子供ひとりあたりに対し月額1万3000円を平成22年度に限って支給するという内容です。 たしかに子供を抱える家庭にとっては朗報なのかもしれませんが、本当にそれだけで万々歳と喜んで良いものでしょうか? 民主党の説明では、平成23年度以降は満額支給(2万6000円)を予定しているとのことです。満額支給した場合の予算総額は3兆円前後になるとみられており、その財源は国庫がすべて負担するという約束でした。 ところが、(案の定というべきか)火の車の国庫に突然降ってわいた子供手当に対応できる財源などあるわけもなく、半額支給の初年度から全額国庫の約束が破られ一部地方自治体が負担することになり、各地で戸惑いの声が聞こえているとのことです。報道では埼玉県が子供手当の必要予算として2億円超の負担を試算しているようです。さらに平成23年度以降の満額支給ということになれば、地方自治体の負担はより重くなるのは確実であり、3月に開かれた知事会議で各地方自治体は平成23年度以降の負担を拒否することで一致したとのことです。 心配される財源について、管直人財務相は2月20日の会見で「たくさん収入のある方に少し率として多めに税を払っていただき、そういうお金を子ども手当で応援に回していく」と述べて、所得税率の見直しで子ども手当の財源を確保する旨を発表しました。細かい収入別税率区分は現時点では分かりませんが、基本的に増税で対応するといっているのです。子供のいない家庭は増税一辺倒であり、子供がいても中学生以上であれば子供手当の恩恵を受けることなく増税という負担だけが強いられることになります。 『子供は国の宝(この言葉を否定した愚か者が与党の中にいたような気がしますが)であり、子供を育てるということは単に個の問題ではなく、公の国づくりと直結する問題であり、次の時代への投資として社会全体で負担を賄っていこう』という基本方針は理解できます。しかし、国民負担(増税)の説明なしにいきなりこのようなバラマキ法案を突き付ける民主党の姿勢は許されるのでしょうか? また、運用面においても「公の国づくり」と関係のない外国籍の子供まで一律に子供手当を支給するなど狂気の沙汰といえるでしょう。仮に一夫多妻制の国からの出稼ぎ外国人が「子供が100人いる」と自治体に請求した場合、月額130万円が支給されることになります。100人と言わずとも大家族主義が普通のアジア圏であれば、10人や20人子供がいてもおかしくありません。一方で法律の規定では、たとえ日本国籍を持った子供でも親が海外に在住している場合、子供手当の支給は受けられないことになります。外国人の子供にはいくらでも手当をつけるが、日本国民の子供には厳しい制限を設けるという信じられない「日本人差別法案」です。 そもそも、外国人の子供手当申請について現地国での扶養証明が発行されていない場合どう対処するのでしょうか? というより、普通に考えてそのような証明書を発行している国がどれだけあるのか極めて疑問です。総務省側の話では「(申請を)信じるしかない」とのことですが、こんないい加減な申請制度で国民の血と汗と涙の税金を日本とは何の関係もない外国籍の子供に(実際は虚偽の申請で外国籍の親に)ばら撒いて良いのでしょうか? まったく理解できない民主党のトンデモ法案は参議院に送付され、来月にも可決成立するようです。狂態を晒し続ける民主党に対してようやく国民も気が付き始めたのか、最新の世論調査(3月12日、時事通信)では内閣支持率が30%に続落しており、政党支持率でも民主党と自民党が並んだとのことでした。「なんでも友愛」が結果として日本国民に塗炭の苦しみを与えるということを、平成の脱税王にもいい加減気が付いてほしいものです。
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