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日本の民主主義は「与えられた」ものではない。 (Aobadai Life)
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/321.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 3 月 12 日 21:59:48: qr553ZDJ.dzsc
 

http://ameblo.jp/aobadai0301/
Aobadai Life
2010年03月12日(金) 06時43分14秒


【転載開始】


マスコミの報道はもちろん、インターネット上でも、「常套句」になっていることとして、

欧米の民主主義と、日本の民主主義を比較して、

欧米の場合は

フランスは革命で、アメリカは独立で、

民主主義を勝ち取ってきたわけであるが、

日本の民主主義は、戦争で負けて、

「アメリカから与えられたもの」である。

といったような常套句があって、

続けざまに、だから日本人は、民主主義に対しての意識が低い。となる。

しかし、このことについては、私は異論があって、

まず、そもそも、「アメリカから与えられたもの」という先入観自体が、

アメリカが戦後の日本を間接支配するうえで、

「日本はアメリカに戦争で負けたおかけで、

 国民は民主主義を手にし、自由を手にして、

 アメリカの経済援助があって、平和で豊かな国になったのだ」


という一連の、マスコミや、教育を使ったマインドコントロールによるものではないかと、

考えているのである。

民主主義に対しての日本人の意識が低いのは事実で、

「お上」の言いなりになりがちなのも、封建主義が長くつづいた名残だが、

だが、民主主義はけっして、アメリカから与えられたものでもないと私は考えている。

では、日本人が、民主主義を手にしたのはいつか?

それは、段階を追って、手にしてきたというのが、歴史の事実である。

まず、第一の革命は、

明治維新において、薩摩・長州の連合軍が、

皇室の威光をかりて、徳川幕府を降伏させ、

明治維新の新政府を樹立して、

それまでの「士農工商」制度をやめて、「四民平等」とした。

これが、封建社会が長らくつづいてきた、

日本にとっては、価値観をひっくり返す、大変な出来事である。

このことは、下級士族が中心となった明治維新の革命だったとはいえ、

まず、フランス革命や、アメリカ独立と比べても、

十分に比肩していけるほどの、すごい偉業ではないかと思う。

アジアの、儒教社会が強い国々の中で、

このような「四民平等」ということを、実現できたというのは、

まずもって、日本だけである。

その後、日本の権力は、「薩長土肥」。

つまり、地方の軍閥を中心とした政府に移行するわけであるが、

次に、日本中で盛んになったのが、「自由民権運動」である。

念願かなって、国会開設の詔が出されたのが、1881年である。

明治維新の新政府樹立から、たった14年のできごとである。

現代のスピード感ではない。当時の時代感覚での14年というのは、

おそるべき速さである。

この間、福澤諭吉が、「学問ノススメ」で、人間が平等であるということを説き。

中江兆民らが、ヨーロッパの民主主義の思想を紹介し、

そして、日本中では、自由民権運動の嵐が吹き荒れた。

なお、帝国議会は1890年に第一回目が開かれる。

俗に、「大正デモクラシー(民主主義)」という。

日本で政党政治が行われ、薩長や、貴族、軍閥によらない

初めての本格的な政党人として、

「平民宰相」原敬が誕生したのは1918年のことである。

つまり、明治維新から50年に満たない時期に、

なんと日本では、ついに平民宰相が生まれたわけだ。

「龍馬伝」を見ていると、

アメリカは「プレジデント」という、一般市民でさえ、

国家の最高権力者になれるということに、当時の人たちが驚いているわけだが、

その日本でも、それから50年後には、「平民宰相」が誕生したわけである。

逆に、2010年の今から50年前というと、1960年。

つまり昭和35年であるから、皇太子ご成婚があって、東京オリンピックを控えて、

とか、そういう時代感覚であるから、

いかに、当時の日本の民主主義の加速したスピードが素晴らしいか。

1925年には、ついに「普通選挙法」が成立した。

フランス、ドイツ、アメリカ、ブルガリア、イギリスについで、世界で6番目の快挙である。

(ただ、共産主義の拡大を恐れて、治安維持法も成立をした)

その後、日本は、世界大恐慌や、軍部の官僚主義化、マスコミの暴走などの

さまざまな要因があって、満州侵略の泥沼から、日中戦争へと突き進み、

国策をおおいに誤ってしまうわけである。

ただ、ここで言いたいことは、

私たちは、「日本の民主主義は(アメリカから)与えられたもの」というが、

それは間違いであるということだ。

それは、明治維新を実現した当時の英雄たちや、

福澤諭吉、中江兆民などの言論人、

板垣退助をはじめとする自由民権運動の活動家、

なによりも、

自由を求めて、争議に加わって、命を落とした人々たちの努力を否定するものであって、

私たちが手にしている民主主義の権利というのは、

明治維新以来、私たちの祖先が勝ち取ってきた権利である。

ということを、きっちり自覚すべきだと思う。

そして、戦争に敗北して、アメリカに占領されて以来、65年。

日本は、すっかり平和ボケして、

マスコミに振り回されて、政治や行政も腐敗し、外国に食い物にされてきたわけだが、

今一度、日本の歴史を振り返って、

自分たちが、今どこにいるか、ということを、見直してみる時期ではないかと思う。


【転載終了】
 

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コメント
 
01. 2010年3月12日 22:25:44
基本的な事実誤認が多数見られます。封建社会の旧弊などというものは明治政府のプロパガンダで、江戸時代の庶民は高度な自治を行っていた自由市民とでも言うべき存在でした。だいたい士農工商の身分制度があったというのが間違いです。そんなものはありませんでした。
官僚とマルクス主義史観による偏った歴史観を持つ学者達による歴史教育を信じてはいけないし、それを土台に歴史を語ってはいけません。
小中高で教えられる歴史は、官僚や政治家に都合のいいようにねじ曲げられた歴史です。

02. 2010年3月12日 22:58:39
>「日本はアメリカに戦争で負けたおかけで、国民は民主主義を手にし、自由を手にして、アメリカの経済援助があって、平和で豊かな国になったのだ」

その通りではないか。

戦前の日本は軍国主義がはびこり、自由な発言は封じられ、そのあげく強制的に世界大戦へと突入していった。

戦前は軍や国政に一般市民がもの申すなどできない状況だった。
敗戦後、軍国主義を捨てて民主主義を得ることができたのは、すべてアメリカのお膳立てのおかげだ。
どう取り繕おうがそれは事実なのだ。

つまり、日本人だけでは民主主義を確立できなかったのだ。
現在の平和、自由な発言ができる環境は、日本が大戦に負け、アメリカに導いてもらったおかげなのである。
まずは、謙虚にそのことに感謝しなければならない。

そして、戦後65年が立った今は、そのことに感謝しながらアメリカと対等な関係を築くように努力する姿勢もまた重要なのである。
ただし、そこにはこういった自由な日本に導いてくれたアメリカへの感謝の念があってよいと思うのだ。


03. 2010年3月12日 23:12:26
>02
民主主義の本質は自分のことは自分で決めるということですよ。
みんなが望めば得られるし、みんなが望まなければ得られない。
他国のお膳立てで得られたものを民主主義というんですか?
自己矛盾の匂いがします。

04. 2010年3月12日 23:17:59
明治維新に際して、旧幕府勢力が東武天皇を擁立し、蝦夷共和国独立宣言をしたが薩長土肥連合に打倒された。
皇室の威光をかりたのは、錦の御旗の捏造だけであり、血塗られた革命であった事に違いはない。
フランス革命の祖であるルソーは、民主主義を君民共治の代替え品としている。

>明治維新以来、私たちの祖先が勝ち取ってきた権利である。
と、あるが明治維新後も国民が主権者たることは一度も無かった。

我々は、初めて民主主義の作業に直面しているわけで、世界に前例の無いものを構築する必要に迫られている。
まさに、3段跳びの作業になる。
ゆえに、先の総選挙は、日本にとっても世界にとっても重大な意味があるもので、
今後は、鳩山・小沢政権与党に、国民が真の主権者たるか否かを試される事となるる。

残存勢力や、マスコミに踊らされている暇はない。


05. 2010年3月12日 23:22:07
>>02.

本当に心からそう考えているのですか、信じられません。
あなたは阿修羅で何を学んだのですか。
民主主義という奇麗事のお題目の陰で、焚書・禁書、マスゴミによる言論統制、CIAの利益に反する総理大臣の抹殺、教育現場の崩壊、日本資産の略奪…このどこを感謝しろというのですか。
あなは、紛れもなくC層です。
古来、日本民族ほど民を慈しんだ国はありません。


06. 2010年3月12日 23:28:32
>>02

>アメリカに導いてもらったおかげなのである。
>まずは、謙虚にそのことに感謝しなければならない。

これにはお手上げだぜ。

左傾化してるとでも思いこんで、バランスとる為に言ってるんなら可愛いが、
これから起こる現象にショック死しない事を願うばかりだ。

アメリカって国は人たらしな国だったってことがつくづく思わされるコメントだ。
まだまだ、俺たちの精進ってもんが足りない証拠だぜ。


07. 2010年3月12日 23:33:26
06だが、

鳩山総理に怒られそうだから追記するぜ。
>>02のような思考を持ったお方はそのままで、
改革を進めようとしてるんだったな。

言い過ぎたから謝っておくぜ。


08. 2010年3月12日 23:44:21
03〜07のみなさん

02です。
コメントありがとうございます。

02で述べた下記について、間違っているということですか?
間違っているというのなら、具体的に反論してください。


>戦前の日本は軍国主義がはびこり、自由な発言は封じられ、そのあげく強制的に世界大戦へと突入していった。

>戦前は軍や国政に一般市民がもの申すなどできない状況だった。
>敗戦後、軍国主義を捨てて民主主義を得ることができたのは、すべてアメリカのお膳立てのおかげだ。
どう取り繕おうがそれは事実なのだ。

>つまり、日本人だけでは民主主義を確立できなかったのだ。
>現在の平和、自由な発言ができる環境は、日本が大戦に負け、アメリカに導いてもらったおかげなのである。
>まずは、謙虚にそのことに感謝しなければならない。


09. 2010年3月12日 23:50:07
驚くべきは、今まで日本は民主主義国家ではなかったということ。
選挙があるから民主主義国家だと思ってたけど、実は官僚が政権交代が起こらないようにしていただけの官僚独裁国家だったんだよ。
ただその支配が洗練されてたから民主主義国家に見えただけ。

10. 2010年3月13日 00:03:02
>>08.

古来、日本では、
浪曲調で〜♪

○鹿は、○ななきゃ治らない♪


11. 2010年3月13日 00:11:10
>>02
民主主義も欠点だらけだ。
チャーチルいわく「民主主義は最悪の政治であるが、今まで存在したいかなる政治制度よりマシである」という程度でありそれに代わるものが見つかれば民主主義も捨てされる日が来るだろう。
アメリカが日本を占領する上で無傷で残したのが日本の官僚体制である。
官僚体制が敷かれていたので何をするにでも規制や権限がはびこり省益に結びつかないものはたなざらしにされてきた現実がある。
そのため日本では、国益いわく省益である場合が多く国民益は、二の次にされてきた。
日本は、制度自体は民主制を掲げていたが実際に行われていたのは社会主義ならぬ官僚社会主義だったと言う方が正確だろう。
ちゃんとした政権交代が起きたので欠点はあるとは言え日本の民主主義は、始まったばかりなのだ。

12. 2010年3月13日 00:25:21
>>10
おいおい、
森の石松にたいして失礼だぜ。

13. 2010年3月13日 00:33:11
コメント見てたまげた。

しかし、>>02さんは良い意味悪くは染まってない人だな。

どなたか、温かく、一から説明してあげて。


14. 2010年3月13日 00:46:25
02の方へ。
アメリカ人が泣いて喜ぶ論調だが、日=侵略者、悪。アメリカ=民主主義・善の宣伝・教育が行われた。すごい効果をあげた例を見る思いだ。
アメリカがどのようにしてネイティブ(インディアン)の土地を取り上げ、収奪し追い詰め勢力を広げていったか、ハワイをどうやって奪ったか、フィリピンをどうやってスペインから奪ったかを一度調べてみることをお勧めする。スペインの中南米進出は皆殺し略奪がキーワードとも言える。文化も根絶やしにされた。
イギリスについてはさらに大きな物語が語られる。だた現在の英米人が悪い人ということではない。日本も同じ戦列に遅れて加わり前大戦で敗れたということだ。

15. 2010年3月13日 00:51:05

>>08への具体的な反論がないようですね。

ということは、>>08の主張が正しいということですね。


16. 2010年3月13日 00:51:50
 政権交代は民主主義構築へのスタート地点。この半年で、民主主義は一朝一夕では成し得ず、一つ一つの積み上げによって成し得るのだと痛感しています。これから一歩一歩進んでいけるのか、一歩進んで二歩下がるのか、国民の意識次第。民主主義とは人であり、かくも重いものだと阿修羅で学ばせてもらいました。

17. 2010年3月13日 01:08:37
 少し覗いただけなので吟味して読んでいませんが、08さんの仰る事は表面的には正しい。しかし、他の方々が仰っている事が本質に近いと感じましたですよ。

18. 2010年3月13日 01:21:34
15へ
08における主張は正しい認識だろうが、そこから02の如く>いきなり米国のおかげで民主主義が日本に誕生した?>う〜ん?民主主義どこが?

幸運なことに日本は間接的植民地とでも言おうか、私には主権在米を上手にオブラートに包まれて支配された65年だつたのだな〜との実感があるが、

貴兄の思考は、まだいるんだな〜こういう人、
皮肉ではなく素直な私の感想です、阿修羅では珍しい。


19. 2010年3月13日 01:40:29
封建制というのを、一くくりで言うのもおかしいと思う。
本来封建制というのは、封建領主が領地を経営することで、基本的に会社の経営に近いものだと思う。
封建制が成立したのは、西欧と日本だけで、だから、日本は19世紀の段階で資本主義経済が成立した。
江戸時代に資本主義の基盤が出来ていたのだと思う。
余談だが、
清朝以前の中国のような中央集権体制を封建制と呼ぶのは疑問がある。

20. 2010年3月13日 01:45:41
>>15

正しい訳ねえだろうがぁ!!
と言いたいところですが、
>>08さんのコメント見て正直ショックでした。

睡魔がおそってきたので寝ます。

>>08さん・・お休みなさい♪


21. 2010年3月13日 07:46:11
つーか、小泉改革こそ現代の封建制だよな。
「士農工商」でなく「政財官奴」
政財官は同列で、奴が奴隷、つまり一般庶民と。

22. 2010年3月13日 12:31:57
封建制の中でも、民衆レベルでの自治=寄合政治があったのは事実。

「五箇条の御誓文」があり、「民撰議院」設立を巡る藩閥政府と民権派との抗争があったのも事実。それに続く、帝国議会と政府の対立があったのも事実。そうした経緯を経て、日本に政党政治が一度は定着し、「大正デモクラシー」が花開いたことも事実。

しかし、1930年代、軍国主義が民主主義を踏みにじったことも、腐敗した政党政治家に嫌気がさした国民が、そのような軍部を強く支持したことも事実。

そして、敗戦後、アメリカの力で、アメリカ流の民主主義が、戦前型の日本式民主主義の遺構の上に築かれたのも事実だし、その民主主義が、日本の政治風土の中で変容し、今日に至っていることも事実。

事実を見つめれば、語り継げば、それでいいのでは?

この記事に対して、基本的には大いにうなずける。


23. 2010年3月13日 13:48:20
>>08

❤初心者の初心者による初心者のための投稿」
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/358.html

この辺から見てみたらどうか。


24. 2010年3月13日 18:33:42
>日本はアメリカに戦争で負けたおかけで、国民は民主主義を手にし、自由を手にして、アメリカの経済援助があって、平和で豊かな国になったのだ>
私も02さんの言ってることは何となく判る。完全な民主主義でも、自由でもないけど、戦前よりましだろう。
例えば日本がアメリカの占領後に天皇制など全てを捨てて、アメリカの州になったら、今より国民生活は良くなってたと思います。
アメリカは貧富の差は激しいが、まともな国民は普通の日本人より良い生活をしています。
日本人が持ち前の勤勉さでアメリカ人として働いたなら、平均的アメリカ人より良い生活を送っているはず。
もちろんアメリカの州になる事を望んでる訳ではない。しかし、日本人の生活レベルが世界の中でどれほど低いかを自覚するべき。みんなその事を判ってない。
日本の発展と、真の民主主義を妨げているのは、日本国憲法と、官僚支配です。
アメリカに搾取されているかもしれないが、役人と天下りにも相当搾取されてるんです。

25. 2010年3月13日 20:01:33
■肝心なことは、民主主義の定義とは何か?

リンカーンの演説で、

「人民の人民による人民のための政治」

と言っていますが、これをそのまま日本に当てはめると、

「日本国民の日本国民による日本国民のための政治」

となります。
これを共通の指標として、これまでの日本の政治を計ってみるとこのような評価ができます。

「幕府の幕府による幕府のための政治」
「権力者の権力者による権力者のための政治」
「権力者の国民による米国のための政治」

これまで、いろんな変遷を遂げて、ついに昨年

「日本国民の日本国民による日本国民のための政治」

が、政権交代によって実現したと、私は思います。

大切なのは、民主主義の定義、指標を共通の物差しにして論議しないと、ピントのズレは直せないと思います。
02さんの物差しは、02さんの中では間違っていない。
他の人も同じで、自分の中では間違っていない。
でも、合わせてみると、どうもセンチと尺寸のように違いがあって噛み合わない。

どの指標を共通の物差しにして論議するかをまず決めた方がいいのでは?


26. 2010年3月14日 02:11:47
「民主主義」という政治形態は、それ以前のキリスト教社会における絶対君主制への抵抗・反抗の形で、その時代に虐げられていた民衆や、主としてユダヤ人たちを核にして「君主制」を倒すために18世紀末にできた体制だと思います。

しかしながら、核になったユダヤ人たちは、その後の19世紀以降の「民主主義」の社会の中で、通貨発行の権限を獲得し、情報網を握り、エネルギー資源を握り、金融機関を核としたあらゆる基幹産業を握り、今日の世界を裏で操作するようになりました。

日本が明治維新によって、制限つきの議会制度を開始した時代は、西洋社会が「君主制」よりも「民主主義」のほうがより良い体制だと見なされていた時代であり、
不平等条約を撤廃するには、憲法や議会制度の輸入と移植が不可避的であったという、帝国主義の時代の国家生存のための要請があったろうと思います。

当時の日本の「民主主義」が輸入品であり、未熟なものであったのは確かですが、20世紀に入り、西洋社会は、上記の金融機関を核とした、新たな段階に突入していました。第一次大戦と第二次大戦を経て、それは更に顕著なものとなり、情報とマスコミ、基幹産業を握るものが世界を動かせるようになり、「君主制」の時代よりもはるかに、オイシイ時代となったのです。

敗戦によって、日本がGHQから、より広範な「民主主義」を付与された面はありますが、政治指導者とマスコミさえ握れば、国富を収奪できるという仕組みが出来上がったことも確かです。政治指導者が言うことを聞かなければ、日本では「検察」を使って、脅かせばマスコミがそれを援護するという、巧妙な収奪システムが出来てしまいました。それが、約60年間の戦後(植民地)体制です。小泉・竹中の時代が、その絶頂期でした。

「民主主義」は、「君主制」よりもいい体制ですが、国際政治力学における、大きな落とし穴があることを忘れてはいけないでしょう。
「民主主義」を作成した意図がどこにあったのか、作成者達の意図を見抜かなければ、永遠の奴隷として、収奪され続けるしかないでしょう。


27. 2010年3月14日 09:40:08

26さま、なるほど!

28. 2010年3月14日 09:55:33

民主主義は、世論形成が最大のカギ。
その世論形成にメガトン級の威力を発揮するのが、マスコミと権力。

 1)人は、与えられた情報の中でしか判断できない。(マスコミ誘導)
 2)人は、巨大な権力に従う。(権力支配)

つまり、マスコミと権力さえ握れば、民主主義を支配できるという構図ですね。

インターネットは、マスコミ誘導をぶち壊して、市民がお互いに真実の情報を共有する秘密兵器です。
そのお陰で、マスコミが誘導する権力に従わずに世論を形勢することができる。
まさにネットさまさまですね!



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