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平野官房長官は普天間問題で報償費を関係者に配るつもりか(弁護士阪口徳雄の自由発言)
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/269.html
投稿者 gataro 日時 2010 年 3 月 11 日 20:15:30: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61306910.html から転載。

平野官房長官は普天間問題で報償費を関係者に配るつもりか
2010/3/11(木) 午後 7:25

官房機密費3億6千万円引き出し 民主政権発足後(asahi.com)
2010年03月10日18時34分

 平野博文官房長官は10日の衆院内閣委員会で、内閣官房報償費(機密費)について、鳩山内閣が発足した昨年9月から今年2月までの半年間に毎月6千万円、計3億6千万円を国庫から引き出していたことを明らかにし……
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≪平野官房長官は内閣官房報償費を3億6千万円を引き出しながら、この公開を拒否するのは普天間問題などで、政策推進費を関係者に配ったか、今後も配るつもりだろう≫

3/10衆議院内閣員会で、共産党の塩川哲也議員が平野官房長官は政策推進費の使途は『私の頭の中だけにある』と答弁をしていた。非常に興味深いやりとりだった。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

鳩山首相は4日の参院予算委員会で、「より一層の透明化を図っていきたい」と言うのに平野官房長官が頑なに官房報償費の公開に関して否定的になるは、当面の沖縄の普天間問題などに関して官房報償費の「政策推進費」を配ったし、今後もバラマくつもりだからであろうと直感的に疑った。

どのようなケースで内閣官房報償費は支払われるか想定事例を国は述べている。

(大阪地裁平成19年(行ウ)第92号内閣官房報償費の情報公開訴訟における国の平成21年8月7日第5準備書面)

仮想と言いながら本音が見えている。以下これを引用する
―――――――――――――――――――
≪内閣の重要政策課題の実現に向けた企画立案・調整を行うための情報収集≫

内閣の主要な政策課題は,国内外における様々な立場の関係者の利害得失が複雑に絡み合い,国民生活に極めて重大な影響を与えるものが多い。内閣では,こうした政策課題に的確かつ柔軟に姑応していくため事案によつては,対応方針を正式に決定する前などに,当該事案に係る合意形成の方針・手法(いわゆる「落としどころ」への持つていき方)を探るべく,内閣官房長官が,水面下で,様々な立場の関係者と意見交換を行い,その過程で,相手方が従来公の活動の場で表明している方針等の背景や譲歩可能な点について,情報を収集する場合が想定される。

仮想の例として,例えば,次のような場合が考えられる。

○(略)

○ 地方に大きな影響を与える国の重要政策については,国や地方公共団体,地域住民,その他の関係する団体等の間で大きく意見の相違があることが想定されるが,政府が政策の実現に向けた企画立案・調整を行うため,(水面下での接触を含め)関係者との意見交換を行う場合

これらの場合において,意見交換や情報収集の相手方,接触した日時,場所等に関する情報が明らかになると,その相手方の信頼を損ない,その後,相手方に意見交換や情報提供を依頼できなくなるおそれがある。

また,その相手方が団体・組織に所属している者である場合は,その団体・組織において,他の情報等との照合,分析をすることにより,相手方が意見交換や情報収集に応じていたことなどを知ることになり,「我々に黙つて勝手に政府と裏取引をしていた(あるいは団体・組織の内情を流していた。)。」などと,事実と関係なく非難されたり,様々な憶測が世上に流布することにより,所属団体・組織における相手方の影響力や地位が損なわれるおそれがある。

さらに,調整が難しい事案について,内閣官房長官が一部の関係者と水面下で接触していた事実が明らかになると,相手方の所属団体・組織を始め関係者全般が立場を硬化させることにより,その後,課題解決に向けて内閣が行う企画立案。調整がより困難になるおそれがあ
る。≫
ーーーーーーーーーーーーーー
(以上引用終わり)
普天間問題が、上記国が主張する仮想事例とピッタリである。
上記国のケースは情報の収集に対する対価だけを述べているが、正確ではない

「政策推進費」とは国の準備書面によると

*「内閣官房長官が,政策を円滑かつ効率的に推進するために機動的に使用するものであり, 自ら出納管理を行い,直接相手方に渡す経費である」こと

*その目的は,『非公式の交渉や協力依頼に際して,関係者の合意や協力を得るために支払われる対価であり,また,有益な情報を得るために支払われる対価である」

普天間問題で解り易く書くと

『政府の普天間問題の政策に合意して貰った』対価

『政府の普天間問題の政策に協力してもらった』対価

『表の声明とかではなく、裏の、本音で、どこまで譲歩するかなどの有益な情報を貰った』対価

である。

平野内閣官房長官は政権与党議員、野党議員、更には、沖縄の知事や市長、その他の多くの関係者と会っている。報道されている以外の「水面下の交渉」も相当あるだろう。

政策推進費は官房長官が自ら相手に配るカネである。国会答弁の通り、配る相手先は平野官房長官の「自分の頭の中だけにある」のである。

普天間問題のような事例で、情報収集の為に料亭などで会いながらその料亭費用を官房報償費で払うことはマー認められるだろう。(これは政策推進費でなく、調査情報対策費の会合である)

しかし、この相手方に、官房長官自らが政策推進費として『落としどころ』の合意・協力の対価として『現ナマ』の1000万円とか2000万円を渡すこと、もちろん貰った側は税金の申告は不要、特に国会議員、自治体首長、議員、職員などに交付することは許されるのかを問うているのである。

しかも、このような自民党的政治手法=政策をカネで買収することが、民主党の政権交代下で行われることが良いのかどうかが問われているのである。

平野官房長官がかたくなに官房報償費の公開を拒否している背景にはこのような裏の事情があるように思われる。

だから政治資金オンブズマンは「もうひとつの政治とカネ」問題として追及しているのである。

県外移転とか言っていた関係者がある日突然、沖縄県内は仕方がないとかやむをえないとか言い始めると、官房長官から『政策推進費をシコタマ頂いた合意や協力』の対価の結果と思った方が良い。

全部開示は無理としても一部開示も拒否するから、このような疑いが生じるのである。
―――――――――――――
官房機密費3億6千万円引き出し 民主政権発足後2010年3月10日18時34分

平野博文官房長官は10日の衆院内閣委員会で、内閣官房報償費(機密費)について、鳩山内閣が発足した昨年9月から今年2月までの半年間に毎月6千万円、計3億6千万円を国庫から引き出していたことを明らかにした。塩川鉄也氏(共産)の質問に答えた。

 国庫から引き出した機密費を実際にいくら使ったかについては明らかにしなかった。毎月、6千万円を引き出した理由については「必要と思ったから」。使途については「相手様のあること。情報の収集、使い道を明らかにすることで、国益を損なうことはあってはならない」と、公開に否定的な考えを示した。

 鳩山由紀夫首相は4日の参院予算委員会で、「より一層の透明化を図っていきたい」と述べ、公開に向け基本原則を策定する考えを示したが、10日の平野氏は後ろ向きの姿勢に終始した。

 

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コメント
 
01. 2010年3月11日 20:50:58
鳩山は今すぐに平野を更迭せよ。この男の役立たずぶりはもう十分判っただろう。

02. 2010年3月11日 21:58:11
平野官房長官に対する批判が強いにもかかわらず、鳩山首相が罷免しないことは、役に立っていると判断していると考えられる。 官房長官が首相の意に反することをやっているというわけでは無いだろう。 官房長官だけでなく、前原・北沢・千葉・仙石・枝野などの閣僚を任命したのは鳩山首相であることを考えれば、鳩山首相のスタンスが小沢幹事長と異なるということもできる。 首相と閣僚の意見が本当に不一致であれば内閣が空中分解するはずだが、それも無いというのなら閣僚屋官房長官の意見は必ずしも首相と対立していることではない。 鳩山首相が自分の意見をはっきりさせないという高等技術を駆使しているとでも言うのだろうか。 結果として内閣の支持率が下がることになるが、それも承知の上で勝手な動きを容認しているのだろうか。 今のところでは小沢幹事長が我慢していると言うことなのだろうか。 官房機密費の使途について、首相自身が明らかにするべきだと思うがいかが? N.T

03. 2010年3月11日 23:38:39
だんだん鳩山さんの裏の考え方が少しずつ見えてきたような気がする。

平野官房長官は、鳩山さんの忠実な下僕なのではなかろうか。つまり親分の負の部分=鳩山さんの本心、を一身に背負って親分に傷がつかないようにしている。
または、鳩山さんが絶対人に知られては困る弱みを平野に握られている、かのどちらかではなかろうか。
こうも国民の「更迭」せよの声が多くては、いずれ更迭せざるを得ないと思うが、それでもきっと鳩山さんを援助できる役職につけるのではないだろうかと思う。

普天間だって最初から陸上案にしたかったものを、国民には立派な首相だと夢を持たせることを言っておいて、何ヶ月もかけて少しずつ方向転換するよう平野を使ってやろうとしている。平野と首相が相反する意見であるかのように見せているだけで、実際は平野の言動が鳩山首相の本心なのだと思う。

鳩山さんって、案外一番自民党的考えを持った人なのではなかろうか?と鳩山さんの今に至るまでの言動を振り返ってみて、思うようになってきた。


04. 2010年3月12日 06:40:35
鳩山氏が一番自民党的とは決して思えないが、平野官房長官には絶大な信頼をおいていると思う。 政治は、直線では描けないであろうから、平野氏の行動言動は、基本的には党内の多種多様な方々のバランスを取りながら、鳩山氏の手足となって働いているように見える。 阿修羅では、平野氏に対し、時に軽薄な非難が横行するのは、いかがなものかと思ってきた。 それに比べると、分かりやすい鈴木氏や亀井氏は人気者だ。 阿修羅的傾向なのだろうか。 政治には、嫌われ役も必要だ。 その深いひだを多少なりとも察して差し上げたいと思っている。
政治で全て手の内を明かすなど、する訳がない。 多くの難しい問題をかかえる鳩山内閣の健闘を祈る。 与党として安定政権を確立するまでは、一時とも気が抜けない局面だ。

05. 2010年3月12日 08:50:16
鳩山首相以下の現政権は、基本的には昔の村山社会党とか武村さきがけと同じではないのか。 自民党との連立で細川政権を倒した村山社会党は、基本的な路線において自民党のアメリカ依存という性格を隠し持っていたものだった。 それがあるからこそ、自社さ連立によって、細川政権と言うアメリカ従属離脱を目指した路線を元に戻す役割を果たした。 この点で鳩山首相の目指すものが、小沢幹事長と異なっていると考えた方がわかりやすい。 つまり民主党政権は、既に内部分裂していると見るべきだろう。 簡単な図式にすれば、アメリカ従属からの離脱と官僚支配の排除を目指す小沢幹事長のグループと、小泉自民党とは一線を画しているとは言っていても、完全なアメリカ従属からの離脱やエリート官僚の支配を排除するものではない、旧社会党系のグループとの分裂ということになる。 もともとが寄せ集めてきな要素で出来ていたものだから、その下地は以前から存在していた。 小沢氏の官僚支配打倒とアメリカ従属からの離脱は、戦後長く続いた日本社会の価値観の転換となるものだから、具体的な問題になれば摩擦が大きいのは当然である。 影で支配していたアメリカの勢力とその賛同者達が、総力を挙げて小沢潰しに動いたのは当然の成り行きである。 昨年の衆院選挙では小沢氏の指揮によって過半数を獲得でき、鳩山氏が首相に任命されたが、今年の七月の参院選挙でも、衆院と同じ様に小沢路線で選挙が行われて民主党が勝利したとすれば、鳩山首相以下の旧村山社会党系のグループは与党内の少数派になる恐れがある。 外から見ていて、なんとも歯切れの悪い鳩山首相の言動や閣僚の不規則な発言は、ここにその原因があると見てよかろう。 こうなると少々厄介だが、民主党の議員の中の区別を見極めておくことが必要になるのではないか。 小沢氏が代表を鳩山氏にゆずって選挙に臨んだのは作戦としては巧妙だったが、トロイカ体制そのもが矛盾を含んでいたものだから、鳩・菅・小の三人だけでなく、前原・岡田などの松下政経塾グループ、横道・平野などの旧社会党や組合系のグループなどが、小沢氏の育成してきた官僚支配打倒・アメリカ従属離脱を目指すグループと分かれるのは仕方ない。 小沢幹事長は民主党が衆参両院での過半数を獲得し、自民党を壊滅させた後に民主党を分裂させることを考えているのだろうが、参院選挙の前にその分裂が表に出てきつつあると見るがいかがだろうか。 N.T 

06. 2010年3月12日 12:03:24
http://www.videonews.com/asx/marugeki_free/465/marugeki465-1_300.asx

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