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民主・公明、子ども手当法案一部修正で合意 鳩山首相「協力関係できるのはありがたい」 http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/224.html
民主・公明、子ども手当法案一部修正で合意 鳩山首相「協力関係できるのはありがたい」 3月11日3時7分配信 フジテレビ http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100311/20100311-00000332-fnn-pol.html 民主党マニフェストの目玉、子ども手当で急展開があった。国会で審議中の子ども手当法案について政府・民主党は、公明党の要求を受け入れ、一部修正で合意した。 自民党から民主党へとかじを切る公明党。 夏の参院選をも見据え、永田町に地殻変動が起きている。 衆院厚労委で、自民党の大村秀章議員は、子ども手当について「7月の選挙の前にバラマキをするんだ、そのためだけの制度なんだと」と追及した。 これに対し、鳩山首相は「参議院選挙に間に合わせるためのバラマキをやろうなどという発想ではありません」と述べた。 「参院選前のバラマキ」とのやゆに、鳩山首相がきっぱりと否定したのは、目玉政策の「子ども手当」。 格好の攻撃材料にしている自民党に対し、公明党の山口 那津男代表は「子ども手当法案に対して、わが党として修正の案を与党側にぶつけました」と述べた。 政府・民主党は10日午後、公明党の子ども手当法案の修正案について、部分的に受け入れる方針で合意した。 鳩山首相は「こういうものに対して協力関係ができるということは、これは政権にとってはありがたいことだと思います」と述べた。 児童養護施設の入所者など、子ども手当の支給対象とならない子どもに対する支援を含め、制度のあり方などを検討することや、2011年度以降、子育て支援にかかる全般的な施策の拡充に検討を加えるという内容を、法案の付則に盛り込むこととなった。 民主党の山岡賢次国対委員長は「(連立の)社民党さんと国民新党さんにおいでをいただいて、そのご説明を申し上げ、ご同意をいただいたと」と述べた。 社民、国民新両党も了承したものの、後回しにされたことについて、社民党の福島瑞穂党首は「まず、公明党からこういう修正があったことを連立の3党の中で協議をして、そのボールを返すということが、連立与党としては筋だったのではないか、というふうに思います」と述べた。 12日の衆院厚生労働委員会、16日の本会議の採決で、賛成に回るものとみられる公明党。 にわかに民主党へと近づくようにも見える。 公明党の山口代表は「『近づく』とかですね、『近づかない』とかっていう表現は、何をもってどういう意味なのかということは、必ずしも定かではないと思っております」と述べた。 民主党の山岡国対委員長は「公明党さんと、より良くしよういう話も、今しているわけでございます」と述べた。 民主党と公明党の急接近の大きな契機となったのは、皮肉にも「政治とカネ」だった。 2月17日の党首討論で、公明党の山口代表が「総理の心意気、これを国民の皆さんは待っていらっしゃったんですよ」と述べたのに対し、鳩山首相は「ぜひ成案を得るように、民主党としても努力をしてまいりたい」と述べた。 鳩山首相は、公明党の山口代表が提案した政治資金問題の与野党協議機関設置に賛成し、これを機に、民主党と公明党は距離を縮めていった。 小沢幹事長らの国会招致をめぐり、自民党は審議拒否で抗戦したが、公明党はこれには同調しなかった。 政治アナリスト・伊藤惇夫氏は「もともと、連立与党というのはあっても、連立野党というのはあり得ないわけで。公明党としては、別にいつまでも自民党と歩調を合わせる必要はもともとないんですね。われわれは与党に対しても意見が言えるし、われわれの政策を与党で実現させることもできますよというアピールですよね。民主党サイドにしてみると、公明党はある意味でいうと選挙後の一種、保険かもしれませんね」と話した。 そうした中、2月、小沢幹事長と公明党の支持母体である創価学会前会長の秋谷最高指導会議議長が会談した。 夏の参院選後を見据えた連係を模索か、との憶測が広がった。 3日、民主党の小沢一郎幹事長は「そのような事実はありません。選挙についても、公明党と協力ということはありません」と述べた。 現在、参議院の民主党会派は、ぎりぎり過半数を確保している。 しかし、「政治とカネ」の逆風にさらされるであろう夏の参院選の結果次第では、公明党の存在が大きな意味を持つ可能性もある。 国民新党の亀井静香代表は「党利党略ということもあるでしょう」と述べ 新たに割って入った公明党の存在で、3党連立の枠組みに変化が生じる事態もあり得ると、専門家は指摘する。 政治アナリスト・伊藤惇夫氏は「参議院選挙の結果次第では、公明党が将来的にですよ、少しタイムラグがあるかもしれないけども、連立政権に入る可能性もあるし。そうなった場合は、例えば社民党が連立から離脱することもあり得るし。その予兆が、すでに始まっているということでしょうね」と話した。
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