投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 3 月 10 日 21:26:57: twUjz/PjYItws
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
2010年3月10日(水) 鈴 木 宗 男
今日は9時から外務委員会を開催し、一般質疑を行う。
各委員から、昨日公表された密約に関する質問が相次いだ。事実関係を明らかにした岡田大臣の姿勢は、必ずや後世に高い評価を受けることだろう。
昨日の日記でも触れたが、小泉、安倍、福田、麻生政権においては、「密約はなかった」、「ないものはない」といった答弁が繰り返されてきた。前政権は国民に嘘をついてきたのである。小泉、安倍、福田、麻生政権は国民を騙したのだ。
是非とも歴代総理には、きちんとした説明責任を果たして戴きたいと思う。数ヶ月前の麻生政権でも、私の質問主意書に対し、嘘をついていた。外務官僚は閣議をも騙したのである。この責任は誰が取るのか、明らかにしなくてはならない。歴代総理、外相は、自ら進んで国民に説明すべきではないのか。今回、前自民党政権が官僚政治の最たるものだったことが明らかになった。
私はアイヌ民族の権利の確立を求め、29本の質問主意書を出し、2008年6月6日、アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議が衆参両院において全会一致で議決された。そして政府は初めて、アイヌ民族が日本の先住民族であることを認めたのである。
今回の密約問題についても、私は外務委員長に就任する以前から37本の質問主意書を提出し、政府の姿勢を質してきた。
当時の日米の国力の差、時代背景を鑑みる時、国民に明らかにできない取り決めを交わさざるを得ない状況があったのかもしれない。それについて、当時の政府を責めることは酷である。
しかし、時代が変わり、ある程度の時間が過ぎた今、国民に真実を明らかにしなくてはならない。冷戦構造がなくなり、アメリカの核政策も20年前から大きく変化した。外交は、国民の理解があって初めて行えるものであるのだから。
私がこの様に主張してきた、核持ち込み・沖縄返還密約が、今回明らかになってよかった。これからも私は、なぜ外務省において密約に関する文書がなくなっているのか等、残された問題の解決に向け、国民への説明責任、情報開示を求めていく。
◎ 本日提出した質問主意書2件
・ bV1 1960年の日米安全保障条約改定時における核持ち込みに係る密約に関する質問主意書
・ bV2 1972年の沖縄返還時における原状回復補償費の肩代わりに係る密約に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
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