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警察支配社会の恐怖を描く〜映画「ポチの告白」 (法大OBのブログ) http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/155.html
植草一秀の『知られざる真実』 警察支配社会の恐怖を描く〜映画「ポチの告白」
日本で実際に起こった警察犯罪をモデルに、警察・検察・裁判所・マスコミが癒着する腐敗した日本社会の恐怖を私たちにつきつける。
脚本・監督・編集・制作を兼務する高橋玄氏は、2004年『CHARON』で国際映画市場デビューを果たした国際的な映画作家。本作品では、警察・検察などの組織の腐敗を追及してきたフリージャーナリスト・寺澤有氏の原案協力を得て、警察犯罪や、それを報道できない日本の記者クラブ制度の問題をリアルに描く。 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の招待作品、カンヌ国際映画祭マーケット出品。 良識ある「おまわりさん」はやがて…… ストーリーは1人の純朴な「おまわりさん」の日常から始まる。所轄警察署の良識ある巡査・竹田八生は働きぶりを上司から評価され刑事に昇進。「今日から俺たちはチームの仲間だ」という上司の言葉に忠実であろうと努め、言われるままに警察官舎へ引越し、勧められたたばこを咳き込みながらも吸う。上司の意向に忠実に動く職場環境の中で、ごく自然に警察内部で行われる様々な組織犯罪に手を染めてゆく。やがて彼がたばこを手放せなくなった頃には、率先して不正を行い、部下にやり方を教唆するまでになっていた。 そんな彼らの犯罪に、ふとしたきっかけで気付いた飲食店経営者・草間。相棒であるカメラマン・北村とともに警察の腐敗を暴くため、犯罪現場を撮影したビデオテープなどを新聞社に持ち込むが、マスコミは決して警察犯罪を報道しようとしない。犯罪現場を撮影したビデオを見てもなお「確実な証拠ではない。記者クラブで発表される警察発表資料だけが確実な証拠だ」と追い返される。 犯罪とその隠ぺい工作を組織的に行う警察と、それを横目に見ながらまったく報道しないマスコミ。警察・検察・裁判所・マスコミの癒着という日本社会の腐敗にやりきれない悔しさを抱えながら、金髪にスタジャン姿のチンピラ・草間が、竹田を追い詰めるジャーナリストへ転身して行く様は観客を魅了する。 草間、北村の告発によって彼らの犯罪の全貌が明らかになったとき、署内で組織的に行われていた犯罪は竹田が単独で行ったものにされてしまう。裁判所に被告として立つ竹田は犯罪の全貌を告発するのか、それとも出所後の再就職先の保障を選ぶのか―。 竹田役を演じるのは『キル・ビル』『ラストサムライ』などにも出演した実力派俳優・菅田俊。竹田を追い詰める草間役には、高橋監督の前作『CHARON』で主演を果たした川本淳市。マイノリティとして権力に擦り寄りながらも権力を嫌悪する在日コリアンの警察官・山崎役には野村宏伸。ほか井上晴美、井田国彦、出光元などが出演。 日本人の観客は「拒否反応」も 15日の上映には高橋監督も駆けつけた。上映後、映画について少しだけお話を聞くことができた。 以前から警察の映画を撮りたいと思っていたという高橋監督。寺澤氏と知り合いになったことをきっかけにこの映画を撮ることにしたと言う。 「夕張で映画を上映したとき面白いな、と思ったことがあります。作品中に描いている警察犯罪はすべて実際に日本で行われた事件ばかりなんですが、日本人の観客のなかには『反警察』というイデオロギー的なものを感じたのか、あからさまな拒否反応を示す人がいました。その一方で、外国では『警察が腐敗しているのは当然』という意識があるようで、外国人の観客にはインパクトが少なかったようなのです」。 日本外国特派員協会が初めて映画撮影に協力。また、千葉県柏市、松戸市、茨城県庁、埼玉県坂戸市などが警察署として市庁舎での撮影を許可するなど自治体の全面的な協力を得た。 記者クラブという特異な制度を抱え、「特落ち(他社が載せている記事を自社だけが載せられないこと)」を極端に恐れるマスコミ。彼らが警察の不正を追及することがほとんどない日本では、警察は信頼できる組織と思われがち。だが、実際には国家ぐるみの警察支配社会で闇から闇へ葬られているだけなのだという現実を、この映画は私たちにつきつける。 『ポチの告白』は完成からすでに1年が経つがまだ配給会社が決まっていない。今回の東葛国際映画祭での上映を最後に今後の上映予定は未定。「3時間15分もある長い映画だから、配給会社もしり込みするのでしょう。次の作品はメジャー路線にして『高橋玄』の名前を売って、その後『ポチの告白』の配給先を募ろうと思っています。上映されるのは来年から再来年くらいかな」。高橋監督は最後にこんな“たくらみ”を語ってくれた。
★特集:映画の森 ★ JanJan警察支配社会の恐怖を描く〜映画「ポチの告白」から掲載しました
この映画は、高橋監督がジャーナリストの寺澤有さんと知り合ってからできた映画で、実際に起こった警察の不祥事をもとにした社会派の映画作品です。 とくに、「上司の意向に忠実に動く職場環境の中で、ごく自然に警察内部で行われる様々な組織犯罪に手を染めてゆく。やがて彼がたばこを手放せなくなった頃には、率先して不正を行い、部下にやり方を教唆するまでになっていた」と指摘されているように、実際に警察内部の不祥事は、組織ぐるみ、上司命令で行われるケースが多く、神奈川県警本部長が組織ぐるみで現職警官の麻薬常用隠蔽工作を手掛けた事例などでも明らかです。 この神奈川県警組織ぐるみの覚せい剤常用現職警察官隠蔽工作は、本部長直々の上司命令であったため、従った神奈川県警幹部たちは、違法とじゅうぶん認識しつつ隠蔽工作に手を染めたといわれている事件でもありました。 当時隠蔽工作に関与した神奈川県警幹部の一人である延氏は、その後弁護士転職し、法大弾圧事件の一方の法大当局側の弁護士として活動しているのも、決して偶然ではない気がします。 映画は、飲食店経営者・草間とその相棒であるカメラマン・北村とともに警察の腐敗を暴露する設定になっていますが、この設定も偶然ではなく、実はこの映画の主人公草間と同様に 私が昨年末からこの映画の動画を毎回のように動画で紹介してきたような話が、奈良県警組織犯罪対策課の不祥事として今回現実の事件として新聞記事になったのも決して偶然ではありません。 しかも、『ポチの告白』では、組織犯罪対策課の警察官の腐敗という内容になっていて、今回不祥事を犯した奈良県警の場合も、組織犯罪対策課の腐敗ですから、これも偶然ではないのです。 これは、私が紹介してきた映画と、私自身が毎回警察から受ける嫌がらせと直後に出る警察の不祥事との関連性、仏法上の現証を本当のことであるという証明をしてくれていると断言してよいのです。 また、昨年、突如として小沢幹事長の政治資金問題が持ち出され民主党攻撃が展開されたのは、三月三日であり、奈良県警の現職警察幹部の焼身自殺事件が報道されたのは、約一年後の三月二日であり、今年も小沢幹事長の政治資金問題をめぐる民主党ネガティブキャンペーンを恣意的に権力側は仕掛けてきていますので、「百日、一年、三年、七年が内に自界叛逆難」の現証として必ず仕掛けている側に、その報いとして法華経の観世音菩薩普門品 第二十五でいう還著於本人となってあらわれてくるのは必定なのです。 つまり、警察の不祥事が露呈しまくっている現状は、警察・検察・裁判所・マスコミが癒着する腐敗した日本社会の縮図をしめしているといってよいものであり、この映画の登場そのものが現在の日本社会を象徴させているわけです。 それだけではなく、必ず彼ら権力側はその醜悪な実態を見せつけて法華経の観世音菩薩普門品 第二十五還著於本人の報いを受けながら自滅していくといくのは間違いないということに尽きるのです。 現実に、架空領収書で公金を横領するという映画のお話は、三井環氏の告白と同様に、日本の検察庁そのものが現実にやっているお話であるわけで、必ずこの腐敗は世間に公開されその犯罪は問われてくることは必定なのであり、民主党ネガティブキャンペーンに明け暮れて政権転覆をはかろうとしている醜悪な連中は必ずその報いを受けて参院選で敗北すると私は断言しておきたいと思います。 必ずや権力の醜悪な実態は世間に公開れ、断罪されていくのは間違いないと断言しておきましょう。 彼らは、醜悪なネガティブキャンペーンを仕掛けたときから、やがてはその恣意的な仕掛けによって自らを滅ぼすような、まさに、仏法上でいうところの還著於本人の報いを必ずうけるざるをえない道を自ら選んでしまったといわなければならず、その兆候として奈良県警の不祥事露呈などをはじめとした様々な警察権力の不祥事が露出しまくっているわけなのです。 これらは、法華経でしめされるところの仏と魔の闘いといいかえてもよく、したがって権力に入る天子魔が私をターゲットに選んで様々な圧力を加えてくるなかで、しかしながら、彼らが自ら自滅していく状況に自然に追い込まれどうしようもない状況に陥ることを見せつけることで、法華経の正しさと立正安国論の必然性を証明しているわけですから、私は本当に心から権力側にはありがとう!という心でいっぱいになってくるわけなのです。 こうした法華経の信仰の正しさは、必ず今年の参院選挙の結果として出てくることを今から強調しておきたいと思いますが、必ず権力連中が仕掛けている民主党ネガティブキャンペーンは打破され参院選では自民党連中の思惑どおりの結果にはいたらないであろうと私は断言したいと思います。 ここまで言い切るのは、何の兵法よりも法華経に勝る兵法なし、これが日蓮大聖人の仏法そのものだからです。
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