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宮内庁という既得権勢力、皇室の危機 (Aobadai Life) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/876.html
宮内庁という既得権勢力、皇室の危機
その思いをあらためて感じた。 もともと私は、昔から、宮内庁はおかしいと思っていて、 「天皇」や、「皇族」の権威を隠れ蓑にして、 ここが利権の巣窟になっていのではないかと。 だいたい春や、秋の叙勲というのも、 リストの70%が公務員で占められていて、 それも、地方の小学校の校長先生や、幼稚園の園長先生が 名前を連ねるくらいだから、 結局、官僚連中の間で、叙勲制度なんかも、好きに濫用されているのである。 先日も、羽毛田長官が、小沢一郎批判の旗手として登場してきたときに、 マスコミは「忠義の士」であるような伝え方をしているが、 そもそも彼は、元・厚生労働省の次官である。 結局、今の宮内庁は、各省庁の「天下り先」になっていて、 皇室や、日本の伝統文化への敬意を、きちんと教育されているわけでもない。 こんなだから、 高齢の天皇陛下がお休みをろくにとれないほど、激務をつづけられたり、 美智子皇后が失語症になるほど悩まれたり、 雅子妃殿下が、心を閉ざされてしまったり、 皇太子殿下が、例の「人格否定発言」を公式の場で行わなければいけないほど 悩まれてしまうわけである。 で、おそらく、皇室ジャーナリストの連中の中には、 検察と、リーク先のマスコミの関係ではないが、なんらか癒着があって、 週刊誌に意図的にリーク記事を宮内庁から受けて書いてると思う。 東宮家と対立する宮内庁首脳の意向を受けて、 で、小和田家のバッシング記事や、雅子妃殿下のバッシングをつづけたり、 秋篠宮の天皇擁立論に書かせたりと、もうやりたい放題である。 検察の問題もそうだが、私は宮内庁も同様に、 国民の監視の目が入っていないことを心配している。 それは一見すると、「天皇」「皇室」という日本の象徴、伝統文化の根本だから、 われわれ国民が云々するのは「不敬」であるという、考え方も存在するが、 結局、今起こっている事実というのは、 国民がそこに監視の目を向けられないからこそ、 天皇家や、皇族の方々が理不尽に苦しまれていたとしても、 われわれ国民としては、何をすることもできないという「構造」の問題である。 そのことで、ここをまた官僚たちが「既得権益」として牛耳ってしまい、 叙勲の乱発をはじめ、やりたい放題となっている。 ここの矛盾について、そろそろ国民も真剣に考えるべきではないかと思っている。 それにしても、愛子様の登校拒否のニュース は衝撃であった。 ─────────────────────────────────── 皇太子ご夫妻の長女で、学習院初等科(東京都新宿区)2年の愛子さま(8)が今週に入り、通学時に強い不安感と腹痛などを訴え、学校を休まれていることが分かった。乱暴な児童が複数いるためという。愛子さまの笑顔を曇らせてしまった、庶民には縁遠い名門小学校は現在、どうなっているのか。
宮内庁と学習院の話をまとめると、愛子さまが在籍する2年生の別のクラスで、昨年7月から11月ごろまで学級崩壊が発生。数人の男子児童が、(1)カバンを投げあう(2)授業中に教室で縄跳びの縄を振り回す(3)廊下をすごい勢いで走り回る−などの乱暴行為を繰り返していた。 同校では、ほかにも授業中に騒ぎだし、勝手に立ち歩いたり廊下で走り回る児童が昨年から目立ちはじめ、1年生では男子児童が、後ろの席に座る女子児童の顔を鉛筆で傷つける事件も発生していたという。 この事態に、複数の保護者が学校側に善処を申し入れ、同校は担任教諭のほかにサポーターの教職員を教室に配置した。
学級崩壊が起きてしまっていて、そこにろくな対策もとれていないということだ。 おそらく、悠仁親王が、学習院ではなく、お茶の水大学付属幼稚園に進路を変えられたことも、 一連のトラブルも影響していのだとは思う。 ただ、結局、内容からすれば、昨年の7月に、そういう事件があって、 それが今の今まで、解決すらされていないということである。 学習院は、皇族の方々が安心して勉学に励まれるための学校として、 設立をされたという歴史的な経緯を踏まえると、 まさに、許しがたいとうか、なんとも、その落ちぶれ方にため息が出る思いである。 で、私が思うのは、 今の今まで、宮内庁はこのような事態になるまで、 この問題に対して、きちんと対応をとることもできなかったのか。 ということである。 毎度のことであるが、 とにかく今の宮内庁というのは、まるで天皇家や、皇族の方々をお守りできていないと思う。 今、日本の仕組みや、モラルが崩れてきて、 それが天皇家にまで及ぶことがないか、 そのことは、一人の国民として心配するところである。 天皇家の問題は、「差別である」とかどうとか、 そういう問題を超えていて、 日本国1800年の歴史の象徴そのものであるわけだから、 われわれ2010年に生きる国民としても、 天皇家を、次の時代へと、つなげていく責任があるわけである。 これは、先の太平洋戦争でも、 「国体護持」として、 多くの日本人が命を失いながらも、 日本国の象徴である天皇家を、命をかけてお守りしようとした、 そのような重たい事実を考えればこそ、 われわれ今に生きる国民も、もう少し、 皇室に関しての問題に関心を寄せたほうがいいと思う 美智子皇后をワイドショー的にありがたがるのではなくて、 それよりも、もっと深いところでの問題意識を持たなければいけない。 亀井静香大臣が、先日、 天皇陛下に、直接、京都にお戻りになられたらどうか、 ということを提案したいというが、 その心は、 今の皇居は、「江戸城」の跡であり、 東京は政治に汚れてしまう都市である よって、日本文化の象徴である天皇家が、 いつまでも東京にいるのはふさわしくない。 ということである。 なるほど、まったくそのとおりというか、 亀井静香は、さすがにこういう問題をしっかり考えているなと、 感じ入ったものであるのだが、 要するに、今の天皇家がつづいてきた背景としては、 政治から切り離されて、日本文化の象徴としての役割を、 担ってきた歴史がほとんどだからである。 それゆえに、 戦国時代を含めて、さまざまな戦争があったとしても、 そこに完全には巻き込まれずに、生き延びてこられたわけである。 こういうことも含めて、 そろそろと、ちゃんと国民の間で、議論ができる環境があってもいいのではないかと考えている。
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