★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81 > 833.html ★阿修羅♪ |
|
放射能を撒き散らす友愛政治(きっこの日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/833.html
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/03/post-3509.html 2010.03.07
百歩ゆずって、ハトポッポの場合は、ママから毎月1500万円ものお小遣いをもらってても、それを「まったく知らなかった」っていうほどの見上げた人物なんだから、原発の危険性についても「知らなかった」ってことも考えられる。だけど、仮にも環境大臣たる小沢鋭仁まで、こんなトンチンカンなことをノタマッちゃうなんて、無知もほどほどにして欲しい。字も読めないバカが総理大臣をやってた自民党政権時代ならイザ知らず、国民に望まれて政権交代した政治家が、国民を危険にさらす愚行を口にするなんて、冗談もタイガイにして欲しい。 もちろん、国民の命や生活を一番に考えてくれてるオムライス党のみずほたんだけは、与党側からは唯一、「原発反対」の姿勢を明確にしてくれて、官房長官のヌラリヒョン平野に対して、温暖化対策の基本方針を定める「地球温暖化対策基本法案」に「原発の推進」を盛り込まないようにと要求してくれた。だけど、これにしたって、「普天間基地の移設」に関しての発言を選挙前と選挙後で180度もクルリンパしちゃったハトポッポや、子供でも知ってる「内閣機密費」について「そんなものあるんですか?」ってスットボケたヌラリヒョン平野に掛かれば、簡単に無視されちゃうだろう。 だから、みずほたんは、今こそ、「連立離脱」を突きつけて、「普天間飛行場の県外国外移設」と「原発の推進を基本方針に盛り込まないこと」をハトポッポに要求すべきだと思う。これで、ハトポッポが、国民の側に立って正論を言ってるオムライス党を切り捨てるようなことをすれば、参院選を前にして、「民主党は議席数のためだけにオムライス党を利用した最低な政党だ」「衆参両院で過半数をとったら、あとはやりたい放題の傲慢な政党だ」ってことを全国の有権者にアピールすることになるから、参院選で大きく議席数を減らすことが確実になる今日このころ、皆さん、二酸化炭素と放射能、どちらが危険だと思いますか?
さらには、アメリカ大陸の下には、ほとんど活断層がないけど、ニポン列島の下には、数々の活断層が縦横無尽に走ってる。それどころか、青森県の六ヶ所村の核燃料リサイクル施設や、新潟県の柏崎刈羽原発の真下には、いつ直下型の大地震が起こってもおかしくない巨大な活断層が走ってる。そして、他にも、原発のすぐ近くに活断層が確認されてる場所が複数報告されてる。つまり、原発の数だけじゃなくて、国土の面積や大型地震の起こりうる可能性まで視野に入れて比較すれば、ニポンは「世界一危険な国」になるってことだ。 それにしても、国土の面積だけじゃなくて、人口もアメリカの半分しかいないニポンで、どうしてアメリカ並みの数の原発が必要だって言うんだろう?だれがそんなに電力を使うって言うんだろう?ニポンの人口は、「国立社会保障人口問題研究所」の試算によると、今から45年後の2055年には、今より3割も減って8993万人になるって言ってる。もちろん、これは試算だから、絶対にこの通リになるかは分からないけど、それなりの研究所のそれなりの専門家がそれなりのデータを集めて試算したんだから、ピッタリ8993万人にはならなくても、今より大幅に減少することだけは間違いないだろう。 その上、今でも毎月のように「省電力」を謳った家電が発売され続けてるんだから、45年後どころか、5年か10年先には、全国のほとんどの家庭のほとんどの家電が「省電力」のものと入れ替わってるハズだ。そして、ソーラーシステムを取り付ける住宅やマンションも増えてるんだから、10年後、20年後には、全国の家庭で使われる電力は、今よりも大幅に少なくなるハズだ。 それなのに、どうしてこの先、今よりも電力が必要になるって言うのか?それも、現在計画してる14基の原発の他に、さらに20基も新設しなきゃならないほど電力が必要になるのか?‥‥って不思議に思ってたら、今回、「資源エネルギー庁」が発表した試算は、驚くべきことに、「人口の減少や各家庭の電力需要の減少などは計算に入れてない」んだそうだ。おいおいおいおいおーーーーい!こんなテキトーな計算で、国民の命を危険にさらす原発の数を勝手に決めんなよ! 普通に考えたら、人口が3割減ったら、原発の数も減らすのが当たり前だろが!各家庭の家電の消費電力が2割減ったら、原発の数も減らすのが当たり前だろが!人口も消費電力も減ることが分かってるのに、何が「現在計画してる14基の原発がすべて完成しても、2030年以降の20年間に、さらに20基の新設が必要だ」だよ! 結局は、まずは「これだけの数の原発を新設したい」っていう官僚と癒着企業との結論ありきで、その計画に大義名分を与えるための「インチキ試算」なんだよね。試算てものは、ホントなら、まず「3」が必要で、次に「5」が必要で、最後に「2」が必要だから、「3+5+2=10」っていう結論を導くもののハズだ。それなのに、省庁がやる試算の場合は、道路にしても、ダムにしても、まずは「20の道路を造りたい」とか「20のダムを造りたい」っていう結論ありきで、すべてはそこから始まるものだから、「3+5+□=20」っていう虫食い算になってるのだ。そして、この□の部分に入る数字を強引に埋めてるだけなのだ。 今回の「資源エネルギー庁」の試算なら、すでに新設したい原発の数が「20」って決まってて、それに合わせた数式を捏造するために、普通に考えたら真っ先に計算するハズの「人口の減少」や「各家庭の電力需要の減少」を丸ごと無視して、□の中に数字を埋め込んだってワケだ。だから、ホントなら「2」って数字が入るハズの□の中に、「12」なんていうトンチンカンな数字が入ってるのだ。 ‥‥そんなワケで、東京電力を始めとした全国の電力会社と、経済産業省と、そこに癒着してる数々の企業とが密談して決めた今回のキチガイ沙汰は、ハトポッポ的には「CO2削減のために推進する」ってことなんだけど、果して、原発が、ホントにCO2削減に効果があるんだろうか? だって、「原発はCO2削減に効果がある」とか「原発はクリーンエネルギー」だとか言ってるのは、世界中でアメリカとフランスとニポンだけで、他の数多くの先進国は、みんな「脱原発」の方向へ転換してるんだよ。そして、そうした国々の専門家たちは、みんな口をそろえて、「原発がCO2削減に効果があるというのは、原発を推進したい人たちの詭弁だ」「原発ほど環境を破壊するものはない」って言ってるんだよ。 ニポンのマスコミは積極的には報じないから、ニポンでは知らない人のほうが多いと思うけど、可愛いパンダのマークでオナジミの「WWF(世界自然保護基金)」では、原発からのCO2排出量を詳しく調査、研究した上で、2004年度に、「原発を他の発電と比較した場合、CO2の排出量が少ないとは言えず、気候変動対策にはならない」っていう報告書を発表してる。報告書の内容を具体的に言うと、原発が排出するCO2は、電力を1キロワット作るにあたり35グラムなんだけど、これは、風力発電の20グラム、水力発電の33グラムよりも多いそうだ。そして、原発が運転時の廃熱をムダにしてることも計算に入れると、バイオマス火力発電の7倍ものCO2を排出してるそうだ。 こうした「実数」を国民に知らせずに、発電を原発に転換すれば、あたかもCO2の排出がピタリと止まるかのように喧伝するのは、ペテン以外のナニモノでもない。そして、ハトポッポや小沢鋭仁がペテン師でないとすれば、単なる無知ってことだ。ハトポッポも小沢鋭仁も、原発を造ればウハウハと儲かる企業と癒着してる官僚の言いなりになって、ホントに原発が安全でクリーンでCO2の排出量が少ないもんだと思い込んでるクルクルパーってことだ。 アメリカとフランスとニポン以外の多くの先進国が、この「WWF」の報告書や自国の機関の調査結果をもとにして、次々と原発を運転停止にして、風力発電や波力発電、太陽光発電や地熱発電などに切り替えてる中で、時代の流れに逆行して、未だに放射性物質を撒き散らす原発なんかを「お金儲け」のために造り続けるなんて、こんなことを政府が推進するなんて、とてもマトモな国家とは思えない。これじゃあ、「コンクリートから人へ」どころか、「CO2から放射能へ」だよ、まったく。 ‥‥そんなワケで、これは、2008年7月25日の日記、「桜の花が泣いている」でも取り上げたんだけど、全国のサクラの花を調査してる「サクラ調査ネットワーク」の調査、報告によると、新潟県の柏崎刈羽原発の周辺のサクラの木だけが、異常に「奇形の花」が多かったそうだ。正常なサクラの花は、花びらが5枚でガクも5枚なんだけど、通常のサクラの木でも、1本の木に咲く何千という花の中には、全体の3%くらいは、花びらが6枚だったり4枚だったり、花の形がゆがんでるようなものも混じってるそうだ。だけど、これが、柏崎刈羽原発の周辺のサクラの木だけは、全体の22.8%もの花に異常が見られたそうだ。そして、全国の他の原発の周辺でも、タンポポを始めとした複数の植物に、異常な数の奇形が確認されてる。 さらには、もっと恐ろしい結果も報告されてる。佐賀県の玄海原発の周辺では、白血病の発症率が異常に高いのだ。白血病は、厚生労働省の「人口動態調査」によると、全国平均で人口10万人あたり6人が発症するって言われてる。だけど、佐賀県全体では10万人あたり9.2人、唐津保健所管内では16.3人、玄海原発がある玄海町では61.1人‥‥って、原発に近づけば近づくほど発症率が跳ね上がってくのだ。全国平均が10万人あたり6人なんだから、10人前後くらいまでは「偶然」で片づけられるかもしれないけど、原発の周辺だけが全国平均の10倍以上の「61.1人」だなんて、誰の目にも原因は明らかだろう。 もちろん、原発を推進して来た前自公政権は、この結果と原発との因果関係を否定したし、原発を推進しようとしてる現ハトポッポ政権も、たぶん否定するだろう。でも、チェルノブイリの原発事故のあと、数え切れないほどの人たちがガンや白血病を発症した事実は全世界の知るとこだし、ドイツでは原発と白血病との因果関係を政府が認めてるのだ。 そして、柏崎刈羽原発の周辺のサクラの異常にしても、玄海原発の周辺の白血病発症の異常にしても、これらは、あくまでも氷山の一角であって、全国の原発の周辺では、植物や魚類などから人間に至るまで、数々の異変が起こり続けてる。もちろん、これは、何の事故もなく、安全に運転してる上でのことなんだから、活断層がどうの、地震がどうのって以前の問題なのだ。今まで、政府や原燃や電力会社は、全国の原発が大気中と海へ連日垂れ流してる放射性物質について、「環境や人体に影響がない量」だって言い続けて来たけど、それなら、各地の原発の周辺だけで起こってるこうした異常をどう説明するんだろうか? そして、自分たちがお金儲けをしたいがために、こともあろうに「エコ」を謳い文句にして、これからも放射性物質を垂れ流す原発なんかを造り続けてくことに、ホントに胸が痛まないのだろうか? ‥‥そんなワケで、こないだ、「世田谷通信」でも軽く報じたけど、6日付の「朝日新聞」の「もんじゅなど請負3社、地元3政治家側に資金」って記事によって、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」を巡って大掛かりな癒着システムが構築されてたことが暴露された。もんじゅを運営する「日本原子力研究開発機構」の仕事を請け負ってた下請け3社、「高速炉技術サービス」(敦賀市)、「TAS」(敦賀市)、「NESI」(東京都台東区)が、長期に渡って、福井県知事の西川一誠、敦賀市長の河瀬一治、自民党の衆議院議員で福井3区の高木毅たちのパーティー券を大量に買い続けてたのだ。そして、これらの企業は、その見返りとして、「もんじゅ」に関連する仕事をほぼ独占的に斡旋してもらってたのだ。当然、これとおんなじことが、全国各地の原発に絡んで行なわれてることは間違いないワケで、こんな守銭奴どものために国民が危険な思いをし続けなきゃならないなんて、あたしは、とてもじゃないけど「友愛」からはホド遠い話だと思った今日この頃なのだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |