沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で、衆議院安全保障委員会は、移設先の可能性を検証するため、今月中旬にも名護市のキャンプシュワブなどを視察する方向で調整を進めています。

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、鳩山総理大臣は、今月中に移設先の政府案を取りまとめたいとしており、８日の政府・与党の検討委員会で、社民党と国民新党が、それぞれの移設案を提示し、政府は、移設先の絞り込みに向けた作業を本格化させることにしています。こうしたなか、衆議院安全保障委員会は、移設先の可能性を検証するため、今月中旬にも沖縄を訪問し、基地などを視察する方向で調整を進めています。衆議院安全保障委員会の安住委員長や与野党の委員は、普天間基地をはじめ、名護市のキャンプシュワブなどを訪れるほか、地元自治体やアメリカ軍の関係者などと会談し、地元やアメリカ軍の意向を確認したいとしています。(NHK)

民主党では、「政策調査会」の復活を目指す議員グループが、８日に小沢幹事長らにあらためて申し入れたいとしているのに対し、党執行部は、これに応じない方針で、この問題が党内の対立の火種になりかねないという懸念が出ています。

議員グループが、４日に開いた会合には、安住前国会対策委員長代理らに加え、新たに玄葉元選挙対策委員長や、小宮山洋子衆議院議員ら、前回のおよそ２倍の４０人余りが参加し、復活を目指す「政策調査会」の案をまとめました。それによりますと、政策決定の政府一元化に反しないよう、政策調査会長には閣僚を充て、政府が提出する法案について協議するものの、決定は内閣が行うとしています。また、調査会には、議員立法の作成や政府提出法案の修正を行うための「部会」や、社会保障や安全保障など中長期的な政策を立案するための「基本政策委員会」を設けるべきだとしています。議員グループは、この案を基に８日に小宮山氏らを中心に、小沢幹事長ら執行部にあらためて申し入れたいとしています。これに対して、執行部はこうした要求には応じられないとしており、各府省の「政策会議」を活性化させて、対応する方針です。ただ、グループの中心を担っている議員の多くが、小沢氏の党運営に批判的なうえ、賛同者も増えていることから、執行部のなかにも、この問題が党内対立の火種になりかねないという懸念が出ています。(NHK)

　集団で申し入れるのかねえ。自由民主党の丸山弁護士は前政権時代、総理にもエレベーターなどでも直接物を言っておったぞ。それに引き換え安住らは何だ。こんなんじゃ小沢支配と言っているマスコミを喜ばせるだけではないか。これが委員長を務める安全保障委員会が移設先の可能性を検証するための視察？前政権のときみたいに特別委員会を作った方がいいんじゃないの？

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