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なぜ公表?宮内庁に疑問や批判…“犯人捜し”危ぐ (スポニチ) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/759.html
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/03/06/02.html 愛子さまの欠席理由にまで踏み込んだ宮内庁の異例の発表に対し、教育評論家や宮内庁関係者から5日、疑問や批判の声が相次いだ。「子ども同士の問題を、東宮職から公にすべきではない」との指摘のほか、結果的に「愛子さまに負担がかかる」との声も上がっている。 「大声を上げるなど学習院が説明したような行為は、学校では日常的にあること」と話すのは、子ども家庭教育フォーラムの富田富士也代表。愛子さまが学校に行けなくなった背景を「周囲からの注目でストレスを抱えていたのだろう」と分析。その上で「そっとして様子を見るべきだった。公表することで周囲の子供が受けるショックは大きく、犯人捜しが始まる」と学校現場への影響を懸念する。 尾木直樹法政大教授(臨床教育学)は「親が守るという姿勢を見せることは大切で、ご夫妻が心配するのは当然」と一定の理解を示す一方で「愛子さまがどうすれば学校に戻れるかを考慮した危機管理でなければならなかった」と指摘した。 この問題はすでにインターネット上の掲示板で炎上するなどしており、尾木氏は「男子児童が退学せざるを得ない可能性もある。“自分のせいで退学になった子がいるんだ”と、愛子さまに余計に重荷を背負わせてしまうことになりかねない」と危ぐ。宮内庁に対しては「発表しなければこんな難しいことにはならなかった。学校に圧力をかけて沈静化させようという意図が透けて見える」と批判。学習院には「公立小学校ならよくある日常的なことだが、選抜された児童が入ってくる学習院には今まで男子の乱暴な行為がなかったのだと思う」と述べ、不慣れな事態に陥ったミスとした。 静岡福祉大の小田部雄次教授(日本近現代史)は「皇族も一般の子供の中で強く育てるために学校に通わせているはず。愛子さまとご夫妻は、こうした問題への対処も含め乗り越えていく必要があるのではないか」と述べた。 一方、天皇、皇后両陛下に長く仕えた側近の1人は「子供は“皇族だから”と意識しないし、先生が配慮すると余計反発する。お子さま方がいたずらされることはどの時代にもあった」と明かす。その上で「大夫が独断で公表するはずはなく、皇太子ご夫妻の心配を酌んだのだろうが、発表するなんて…」と驚きを隠せない様子で話した。 宮内庁のある幹部も「子供同士で解決するべき問題。東宮職だけでなく、記者会見する学校の対応も異様だ」と首をかしげた。 ----------------
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