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自民党に「政治とカネ」を吠える資格など全くなし(ゲンダイ的考察日記、3.6) 【自滅党はすでに脳死状態一歩前か】 http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/755.html
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1281.html 破廉恥きわまる自民党国会論戦 まったく懲りない面々である。検察の捜査は終わったというのに、いまだに国会で鳩山首相、小沢幹事長のカネ問題を執拗に追及し続ける自民党の連中のことだ。 3日の参院予算委でも、町村派の西田昌司議員が噛みついた。一連のカネの使途について「裁判が終わったら説明する」という鳩山に対して、「何に使ったのか、説明しないのはおかしい」とネチネチと攻め立てる。ラチがあかないとみるや、今度は鳩山の初出馬の際、「田園調布の駅前に設置した事務所は誰が見つけたか」と、今回の問題とは関係のないことを持ち出した。母親の関与を強調したいがための質問だ。1986年の初当選時から、母親からの資金提供があったのではないか、と迫ったが、鳩山に「なかったと思っている」とかわされてしまう。 「2月の衆院予算委で与謝野元財務相が首相を“平成の脱税王”と、厳しく糾弾した。その際、弟の鳩山邦夫から聞いた話として、首相側が資金提供を要請したと追及したが、結局、後から邦夫に否定されてしまった。自民党は息巻いているくせに、新聞報道や真偽不明の話に飛びつくだけで、ダメージを与えるような材料は何もなかった。それでいて不毛な追及を繰り返しているだけですから、見ている国民は辟易(へきえき)していますよ」(政治ジャーナリスト) 揚げ句の果てに、衆院で審議拒否の愚行に及んだが、党内からも反発の声が上がり、わずか3日で撤回する始末。まともな経済論戦を望む国民の声に耳を傾けず、「政治とカネ」に固執する自民党の姿勢は、党利党略以外の何物でもない。 負の遺産押しつけ官房機密費は使い切るデタラメ もっとも、いまの自民党に真っ当な予算審議、経済論戦などできるはずがない。最後の政権となった麻生内閣時代以前から、デタラメな経済政策ばかり行ってきた。その負の遺産がすべて鳩山政権に押し付けられたからである。 筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済政策)がこう指摘する。 それだけではない。政権交代が決定的になると、当時の河村官房長官が官房機密費2億5000万円をわずか2週間で使い切ってしまった。金庫を空っぽにして民主党政権を困らせようという悪質な“焦土作戦”を平然とやってのけたのである。 政官財癒着の国民イジメ繰り返した自民悪政 だいたい自民党は戦後60年近く、政権政党として何をやってきたのか。政官財の癒着構造をせっせと築き、政界や財界人、官僚ら“特権階級”だけで富を分配してきたのが、これまでの自民党政治の歴史ではないか。 イビツな社会構造のツケを回された庶民はいま、超格差社会や長引くデフレ大不況にあえぎ、自殺者が後を絶たない。それなのに、リストラ=クビ切りを平然と行う大企業ばかりが優遇されて、ボロ儲けしているのだ。これこそ企業献金を当て込んだ利益誘導政治の最たる例である。 JALの破綻問題だって、赤字タレ流しの地方空港を乱造し続けた自民党と国交省の航空行政の失敗が元凶だった。自民党議員は空港建設によって業者に利益を誘導し、官僚たちは関連団体にゾロゾロと天下ってきたのだ。つい最近の昨年12月時点でも、国交官僚OBは空港関連団体に16人が天下っていた。 まさに役人天国。ついでに言うと、役所は特別会計のカネもゴッソリため込んでいたが、麻生政権はこの埋蔵金をも取り崩してデタラメ補正予算にジャブジャブ突っ込んでいた。これも卑劣な“焦土作戦”だ。 法大教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。 麻生政権が最後っ屁みたいに国民にバラまいた1万2000円の定額給付金も、すべては選挙のためだった。 日本の経済敗戦もたらした元凶 政治とカネで言えば戦後、ダーティーな疑獄事件を繰り返してきたのはどこのどいつだ。造船疑獄、ロッキード、佐川急便・金丸脱税事件。いずれも、逮捕されたのは自民党の政治家だ。 小沢・鳩山問題で血まなこになっているが、2人は逮捕も起訴もされていない。西松事件では二階俊博前経産相をはじめ、献金・パー券で名前が出たのは大半が自民党議員だった。 疑獄事件じゃないが、米国との「密約」問題もヒドすぎる。外務省の有識者委員会は、1972年の沖縄返還の際、米軍基地跡地の原状回復費用400万ドルを日本側が肩代わりし、核持ち込みに関しても「暗黙の合意があった」と結論付け、近く公表する方針だ。自民党は何十年も国民をダマし続けてきたのだ。 そんな無責任政党のヤカラが、国会で民主党を見下し、糾弾するなんて厚かましいにもほどがある。ましてや国民が期待する民主党の景気対策、経済政策について、尊大な態度で財源論批判するなど、チャンチャラおかしい。 「歴代自民党政権の経済無策が、バブル崩壊以降の『失われた20年』をもたらし、戦後経済復興に捧げた国民の努力をゼロに戻してしまったのです。麻生内閣の退場はまさに日本の経済敗戦。昨夏の総選挙で、無血革命で政権を追放された自民党は、革命前の旧勢力(アンシャンレジーム)です。それなのに、何の反省もなく、民主党政権を批判するなど言語道断。政治とカネにしても、過去の行状からすれば、とてもそんなことを言う資格はありません」(小林弥六氏=前出) まともな景気対策、経済政策で論戦を挑むこともできない自民党は、「政治とカネ」で吠える資格もない。党利党略、国民無視の自民党の存在価値はゼロ。もはや消えていくのみの政党だ。 (南青山コメント)
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