投稿者 純一 日時 2010 年 3 月 06 日 06:14:01: MazZZFZM0AbbM
http://www.janjannews.jp/archives/2807521.html
新政権下で相次いで閣僚が記者会見を開放している中、新聞社の労働組合で構成する日本新聞労働組合連合(新聞労連)が記者会見の全面開放と記者クラブ改革に向けての提言「記者会見の全面開放宣言〜記者クラブ改革へ踏み出そう〜」を4日に発表した。
同日には枝野幸男行政刷新担当相がフリーランスの記者にも記者会見を開放する「オープン記者会見」を実施するなど、会見オープン化の流れが加速している。
提言は新聞労連の新聞研究部(新研部)がまとめたもので、2002年に同労連が発表した記者クラブ改革に関する提言「21世紀の記者クラブ改革にあたって」をベースに、その後に登場したインターネットメディアやフリーランスの記者を念頭に記者クラブの内側から開放化を進める姿勢を示している。
提言によると「閉鎖的・排他的であるとの批判に長くさらされてきた記者クラブの改革を率先して進め、まずは記者会見の全面開放に向けて努力することを宣言します」と、自ら閉鎖性を認めた上で「記者クラブに所属していない取材者にとってニーズが強く、記者クラブ側にとっても取り組みやすいと思われる記者会見の全面開放をただちに進めることから始めましょう。
私たちはそのことが、より実効性のある記者クラブ改革につながると考えています」とし、記者会見の全面開放を記者クラブ改革につなげる決意を表している。
実行のための手引きをQ&A方式で示しており、その中で「記者会見は記者クラブへの加盟に関係なく、知る権利に奉仕する限り、すべての取材者に開放されるべき」と記し、取材センター(記者室)に開放スペースを設けたり、記者クラブの開放に向けて規約見直しを議論したりすべきであることなどを記者クラブの現場に呼びかけている。
06年には日本新聞協会が「記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解」を発表しており、記者クラブの位置づけや記者会見の開放について新見解を示している。
新研部では9日に提言を日本新聞協会に提出する予定。記者クラブの側からの改革が進むことが期待される。
4月25日には、第53回新研中央集会を東京・文京区民センターで開催し、提言内容を報告。国会議員やジャーナリストなどを招き、記者クラブや記者会見の開放などメディアのあり方について討論するシンポジウムを開催する予定だ。
(関連リンク)
新聞労連・新聞研究部提言
http://www.shinbunroren.or.jp/seimei/100304.htm
記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解
http://www.pressnet.or.jp/
枝野担当相:記者100人 フリーに開放会見(毎日jp記事).
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100305k0000m010090000c.html
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