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関係者激白…違法献金の小林議員は「パン屋のおばさん」 http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/677.html
2010/3/4 16:56 夕刊フジ http://netallica.yahoo.co.jp/news/113448 民主党を痛撃した北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件は、党の労組依存体質を浮き彫りにした。自らの陣営幹部らが逮捕された小林千代美衆院議員=北海道5区=は当選2回。「政治とカネ」問題で揺れる鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長と比べて小粒感は否めないが、昨年の総選挙で、自民党大物の町村信孝元官房長官を破る「金星」をあげた。渦中の小林氏とは一体何者なのか− 北教組から1600万円の違法献金を受けたとして、北教組幹部や陣営の経理担当者ら4人が逮捕された翌2日、小林氏は国会内で記者団から集中砲火を浴びた。 それでも、進退については「(事件の)内容を確認するのが先。今後の進展を見守りたい」と言葉を濁した。 すでに、昨年10月には別の公職選挙法違反事件で選対委員長代理が逮捕され、「今回の事件がなくとも、連座制で失職するのは確実」(永田町関係者)と言われていた小林氏とは、どのような経歴の持ち主なのか。 生まれは仙台市。父親の転勤で福岡県や東京都に移り住み、1992年に中央大法学部を卒業した。北海道で最大の地場企業、日糧製パンに就職し、営業マンとして札幌を中心に奔走。同時に、組合活動も活発だった。同じ労組出身のベテラン道議が後継者と考えていたが、民主党北海道が小林氏をベテラン道議引退前の2000年の総選挙で北海道5区に擁立。この初出馬から北教組が強力に支えた。 しかし、初陣は飾れず、03年の総選挙では比例復活で初当選を果たしたが、小選挙区で町村氏に敗北。再選を目指した05年には比例復活も果たせず、昨年の総選挙まで小選挙区の勝利は一度もなかった。 それでも、北教組が小林氏を支援し続けたのは、「ライバル候補が町村氏だったから」(連合筋)との見方が強い。文部科学相も経験し、北教組や上部団体の日教組批判を繰り返していた自民党文教族の町村氏は、いわば北教組にとって“天敵”なのだ。 昨年の総選挙前。実は、小林氏の擁立について、民主党執行部が難色を示したという。地元事情に詳しい自民党関係者は、こう振り返る。 「民主党執行部は候補者差し替えを検討した。地元で有名なスノーボーダーら複数の名前も浮上したほどだ。しかし、連合サイドが『もう一度、小林で』と党執行部に直訴し、党執行部が折れたのだ」 それだけに、北教組にとって昨年の総選挙は「背水の陣」。「もう町村氏に日教組批判はさせない」を合言葉に、過去の選挙よりも応援部隊を増員するなどフル回転。小沢氏や日教組出身の輿石東参院議員会長ら大物も応援に入ったほか、政権交代ブームも重なり、小選挙区で初めて勝利した。 しかし、当初から小林氏の候補者としての「資質」に首をかしげる関係者も少なくなかったという。民主党道連関係者は「演説もうまくない。地域の祭りに顔を出しても、積極的に有権者にアピールするでもなく、顔なじみの関係者とビールを飲むばかり」と振り返り、こう付け加えた。 「菅直人財務相のグループに所属していることと、ニックネームの“パン屋のおばさん”だけは、みんな知っている。しかし、彼女がどんな仕事をしていたのかは分からないほど、影が薄い」 今回の事件で労組丸抱えの選挙手法が明らかになった民主党。自民党選対関係者は「野党時代と違い、いまの民主党は責任与党。これまでの暗部がさらされ、パンドラの箱が開いた。労組の積立金は使途不明金が多い」といい、今回の事件は氷山の一角との見方をしている。 小林氏の座右の銘は「努力はいつも報われる」。しかし、北教組の“努力”は、むしろ「民主失速」に弾みをつける皮肉な結果になりそうだ。
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