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昨日、北海道教職員組合に検察の捜査がはいった他、小林千代美議員の選対役員だった、自治労や北教組の４人が逮捕されるという状況になっている。小林千代美陣営へ１６００万円の違法献金容疑である。またまた、民主党の衆議院議員、しかも北海道選出ということだ。小沢幹事長や鳩山首相と比べても、疑惑はずーッと低いという印象だ。こうまで北海道が集中的に摘発されるとなんだか、狙われているという印象がなくもない。
社民党は企業から献金はないし、大きな労働組合からの献金や人材の派遣もないから、ほんとにお金も人も足りないなかでの選挙だった。そのことを思い出すと、うらやましいと言う思いはあるけれど、小林千代美さんに問題というより、北教組の、お金の流れや、組織実態を解明するのが目的のような逮捕ではないだろうか。
詳細は不明だし、軽々しい断定はできないが、候補になったことのある身としては、小林さんは、お金の流れについてあまり知らなかったと思う。
そう考える理由 その１ 候補にお金の心配をかけたくない、という配慮が選対にはあると思うからだ。自民党のようにお金のある人が政治家になりたくて立候補する場合は別だが、社民党の場合、選挙費用は党が負担している。もちろん当選し議員になったら、自己責任で次回の選挙費用のある程度は自分で準備するだろうが、普通の市民が、自分で全部準備はできないのは当たり前だ。そんな厳しい状況のなかでも、候補には、あまりお金のないことを言わない。そんなことを言われたら、やる気が失せたら困るという配慮だろう。だから、私も選挙が済むまで、どんなに会計の方が苦労したか、あまり余裕はないことは分かっていても実感はわいていなかった。もちろん後援会に入会してくださる方の名簿などは見るが、社民党の場合ほとんど会費１０００円プラスアルファのカンパという、庶民の一灯である。大切に、ありがたく使わせていただく。
だから、小林さんも、台所が苦しいことはだいたい知っていただろうが、どこからいくら、ということまで知らないことは不思議ではないと思う。
理由 その２ 小林千代美さんの人柄だ。彼女とは、いっしょに韓国平和ツアーに行ったことがある。「慰安婦」だった方が共同生活をしている「ナヌムの家」にもいっしょに行った。米軍の射撃場である「梅香里」メヒャンニにも行った。札幌での市民運動でもいっしょだった。明るく、率直で、頭がいい人だ。苦しみを受ける人への共感や、虐げる人への怒りはほんものだと思った。だから、今回のことは、驚きもし、困惑もしているのではないだろか。
私は当選できなかったけれど、小林さんには、党はちがうけれど、がんばってほしいと思っていた。人権問題に敏感な数少ない議員だから。真実が明らかになることを願っている。小林後援会や北教組の説明責任はもちろんだが、検察にこそ、公正な捜査をねがっている。
山口たかの毎日元気 北教組への捜索が、、、
2010年03月02日(火) 23時46分
http://yaplog.jp/taka-sapo/archive/452
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